11月28日

昨日から、天気予報を睨んでました。
明日は、高気圧が張り出し・晴れるとの予報・・・

今朝6時に、各地のカメラをチェック・・・

秋田駒ヶ岳  スキー場からの映像、晴れてます・・・
スキー場はまだオープンしてません。
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八合目のカメラ画像、裏側も晴れてます・・・
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秋田八幡平スキー場の画像、キャットが圧雪してます・・・
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青森市内からの北八甲田、珍らしくド晴れです、最近は毎日雲の中・・・
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迷わず、今日は八甲田に決定です。
酸ヶ湯温泉のアメダスも1m20cmの積雪表示、何とか為りそうな積雪量です。

外に停めてた車の窓はガリガリに凍結、
エンジンを掛け解凍し、6時半に家を出て・・・国道の温度表示は-6℃・・・
碇ヶ関から高速に乗ると、凍結してて50キロ制限・・・二つ目の黒石で降りる。


黒石インターからの〝津軽富士〟岩木山。
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黒石から酸ヶ湯への途中、北八甲田連峰がドーンと見えます。   
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ブナ林の雪花・・・一番好きな景色、日が当たると落ちて仕舞います・・・
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酸ヶ湯温泉に着いたのが8時半、先日の八幡平に続き2回目の雪道で、
思ったより時間が喰ったが・・・安全運転に越した事はない・・・
板にシールを貼り、身支度を整え、9時スタートです。

前日のトレールが残ってます・・・
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ブナの二次林越しに太陽が・・・大好きな景色です・・・
北西の季節風に乗った雪が、幹の片側に付着。
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ブナ林を抜けると、日差しが直接当る・・・汗ダクで、汗が目に・・・
ハジ巻きタオルを忘れて来た・・立ち止まり防寒・防湿手袋からフリースの手袋へ。
フリース手袋で汗を拭う・・・こんなに暑く為るとは思わなかった・・・
ツナギアフターの上を脱ぎ、腹前で腕を結ぶ。
後続に先を譲り・・・シールに着く雪団子を引き摺り登る・・・重くて大変・・・

硫黄岳西斜面が見えて来ました・・・              
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振り返って、南八甲田。
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八甲田連峰の最高峰、八甲田大岳が・・・
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夏道沿いに登って往くと、地獄湯ノ沢が眼下に・・・
雪が安定してれば沢通しに登ると早いのですが・・・
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大きくトラバースして、中央の凸部を横断して、地獄湯ノ沢上部に入ります。
この辺りは沢からの硫黄臭が、風に乗って流れて来ます・・・   
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沢床に降りました・・・地獄湯ノ沢の最侠部の〝喉〟を目指して・・・
この辺まで登ると標高が上がった為か、シールに雪団子が着かず快適。
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振り返って・・・朝にはっきり見えてた〝津軽富士〟岩木山が霞んでます・・・
予報では明日は雨・・・
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愈々 〝喉〟に突入・・・風の通り道なので雪が付かず露岩が・・・
氷化しててシールが効かない時も有るが、今日は雪面を選んで登ります・・・
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〝喉〟を過ぎた処の風紋、吹き溜まりが風で削られた自然の造形・・・
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仙人避難小屋に到着。
今日は、途中で板を背負って歩くのも想定して、冬用重登山靴にジルブレッタ404。
岐路登り返しも有るので、ウロコ板にシールで・・・
新雪深雪に対応出来る、大リングのトンキン竹ストックで・・45年前の代物です。

                 小岳↓      高田大岳↓
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硫黄岳東斜面
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避難小屋で昼飯を喰い、シールを外しスタート。
                                八甲田大岳
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樹氷はまだ未完成・・・
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〝喉〟の通過は露岩が有るので、50mほど板を担いで・・・

地獄湯ノ沢上部のトラバースは、火山地熱と日差しで土が露出、板履いたまま突破。
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樹林帯の滑りは、ブッシュや枝が当たり悲惨でした・・・それに想定外の重雪・・・
木の無い処を選んで滑ったら・・・地獄沼に出ました・・・想定内でしたが・・・
             八甲田大岳↓     小岳↓     硫黄岳↓
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車に戻り、帰宅の途に・・・途中の〝大川原温泉〟200円に・・・
平日なので風呂はガラガラ、思いっきり水を出して、ヌルクシテ気分爽快でした~
熱い湯は苦手・・・
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登りも滑りも、暖気の腐れ雪に苦しめられた一日・・・
気温が0℃以下に下がらないと、スキーは難しい・・・・


過去の八甲田登山は↓で。