驚きの情報が寄せられました・・AFPが配信した記事です(以下黒字)。
2017年12月30日 20:48 発信地:カトマンズ/ネパール
【12月30日 AFP】ネパール当局は、事故を減らすための措置として、
世界最高峰エベレストを含め、同国内の山に単独で登ることを禁止した。
当局者が30日、明らかにした。
ネパール内閣は28日、同国の登山規制の改定案を承認。
来春の登山シーズンを前に示されている一連の対策の一つとして、
国内の山の単独登山を禁止した。
AFPの取材に応じたマヘショア・ニューペーン文化・観光・民間航空相によれば、
今回の規制改定は登山をより安全にし、死亡事故を減らすための措置だという。
エベレストにはこれまで、障害を克服して偉業を達成しようと多数の障害のある登山者が挑んできたが、ネパール内閣はさらに、両脚か両腕、またはそれぞれなくしている人や、目の見えない人の登山禁止についても承認した。
この様な規制をする様だと言う話は、今年の春から噂として流れてましたが、
真逆、本当に為るとは思ってなく、正直驚いてます。
①死亡事故を減らす為の措置 ②エベレストを含み国内の単独登山を禁止
少々疑問が有ります・・・
ネパールは、これと言った農業や鉱工業産業で外貨を稼ぐ手立てが無く、
観光(登山含む)産業で成立してると言っても過言でない国です。
①の措置としも、単独での事故死が問題になるほど頻発してるのか???
確かにこの春、エベレストC2の周辺でウィリー・スティックが、
訓練中に転落死した件は有るが・・・・・
(彼はCキーパー兼コックとして、ジェルパ1名より雇ってなかった)
遺体収容から搬送・荼毘まで国が関与せず、彼の仲間内で処理されてます。
②の、国内の山が対象となると・・・
単独での精鋭的登山を志す者の門戸が閉ざされます。これで良いのかと・・・
多人数で隊を組み、ポーター・シェルパを雇う登山隊が、
外貨をより多く落すのは事実だが、登山界の流れに逆行してる感が否めません・・・
世界中の著名なクライマーが、異議を唱える事となるでしょう~
更に、身障者にも門戸を閉ざすとは・・・
追記 後日ネパール政府は、身障者の登山を認めると発表しました。
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