2月22日
連日の降雪で、雪寄せを終えてからでは山に往く気力も無し・・・
今朝は、降雪も無く・天気も穏やか。
ライブカメラで八甲田を見たが、山頂部は雲の中・・・
近場の低山なら・・と、田代岳に向いました。
目的は、地図のオレンジ色表示の尾根を完登すること・・・おそらく冬期未踏。
オレンジ支稜が直線に伸びてて魅力的だった事(立ち木が無ければ最高だが)。
図解 黄色夏道なんちゃってルート 緑色滑れば面白いルート 紺色大広手左尾根ルート

試登後に体調不良で、厳冬期のシーズンを逃しました・・・
今年に入り再度挑戦と思い、大広手左尾根(紺色)から偵察しました。
目標は達成しないと、次に繋がらない・・・と思い、出掛けました・・・
山瀬ダム(五色湖)から見えた田代岳は、薄雲の中・・・

林道を進むと・・・地下水の滲み出しが凍結してます・・・

大広手登山口の一本手前の沢に到着。ここから支稜末端を目指します・・・

今日の仕様は、フルーモリス鱗 150cm 1050gに、ジルブレッタ500 800g、
ゴロー冬靴 1500g。
登山靴を選択したのは、板を外した後に兼用靴では登り難いから。

林の中と狭い尾根なので、板を回し易い短板+シールで・・・

ここ数年 沢が割れてて渡渉地点を探すのだが、今年は沢が埋まってます・・・

楽に沢を渡れました・・・ここでカンジキを忘れた事に気付く(>_<)
先日 小屋の雪下ろしで車から出して使って、そのままでした・・・

暫く沢沿いに進み、尾根筋に上がります。

秋田杉の造林帯、日が差して綺麗・・・
幹には雪がベットリ、吹雪いた方向が判ります。

植林の際の道跡らしき処を・・・

支稜に取り付く為に沢を横断・・・去年のピンクテープが・・・位置ドンピシャ。

この沢を渡り、右の支稜へ・・・

この穴から兎が飛び出して逃げて往きました・・・驚かせたか・・・

杉造林帯を抜けました・・・

去年の試登では、この一本ブナまで登ってます。
ここからは、カンジキでないと無理(尾根が狭い・急登)と判断して下山。

一本ブナの先は、尾根幅が狭く・急登が続く・・・

往ける処までと・・・ジグ切って登るが・・・・

(仮)五色尾根が見えて来ました・・・支稜の傾斜は、こんな感じ・・・

(仮)五色尾根の960mピークが望めます・・・
この支稜は、1000mピークにほぼ直線で伸びてます。

ジグの切り替えも無理な処まで登り、板を外して一休み・・・・
板をここにデポして、壷足で往ける処まで・・・と思ったが、
板を外すと・・・ズブズブと股(チンポ)まで抜かる(凍傷に為っては大変)、
此れでは登れない・・・カンジキを忘れた事が悔やまれる!!!!
沢の入り口から此処まで2時間、30分休み・シールを外して帰路へ。
後 2時間登れば、高層湿原に抜けれると思われます・・・

怒涛の降りだが、雪深で板進まず・・・・

降りは30分で車に到着・・・

いつもの小滝・・・前回より氷が解けてますねぇ~

五色湖まで来ると・・・山全体が見えました。

2月中に(厳冬期)次の晴れ間は、カンジキ持参で再挑戦です。
低山のどーでもいい尾根ですが、記録の無い処を登るのは楽しい!!!
明日は、ポチしたビン付き板が届く・・・楽しみだ!!!!
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