3月4日
この冬初の八幡平へ
先日の雨と暖気で、樹氷は落ちてしまったろうが・・・往って見る事に。
予報では、昼までは天気が持つ様な話だった・・・昼からは雨の予報・・・
秋田八幡平スキー場(標高980m)に、8時過ぎに到着。
準備をして8時半に出発。
この日は、大団体と小団体がリフト乗り場前に集合してた・・・
ここのリフトには乗らないのが、俺流? 200円が勿体無い・・40分も登れば上だ。
スキー場の端を、只管直登する・・・シールの効きもいい・・・雪質は湿り雪。
急斜面はヒール2段にして・・・斜度により1段に切替えたりして・・・
振り返ると・・・秋田・焼山山塊、活火山で監視対象の山。
この裏が有名な玉川温泉だ。


スキー場トップ(標高1200m)に着くと、大集団が体操をしてた・・・30人位・・・
ここから、蒸ノ湯の展望駐車場に一度降りる。
トイレが埋まってます・・・道路標識もこの高まで雪が・・・
ここ十年位で最大の積雪です・・・今日は標識旗を100本位背負って来ました・・・
吹雪けば役立つはず、今の時期は滅多に晴れないのが八幡平。

夏の登山コースに沿う様に登ります・・・
スキー場トップが、山スキーツァー標識100番、125番まで登って来ました・・・
300番が八幡平山頂です。何故か山頂から滑って来ると見える向きに付いてます。
八甲田では、登って往くと見える向きに付いてますが・・・(こっちが正解では?)

150番標識通過・・・後方は、焼山山塊、最高峰は栂森(1369m)。
小集団がスキー場トップから先行してて・・・スキー跡とシュー跡が前後してます。

10時半だったので・・・板を外して一服してると、大集団の先発隊が通過・・・
中に元職場の鳥〇君が居てビックリ!!! ツァーの募集に参加したとか・・・
テレマーク装備でした・・・当時はスキー場で遊ぶ程度と思ってたが中々です。
例年、この辺りから樹氷が観られるのだが・・・裸です・・・
この辺までは曇りで、天気は落ち着いてたが・・・

籐助森(1604m)が見える頃になると・・・南西から強風が吹き出す・・・
風と共に飛んで来るトド松に付いた氷片が、顔に当り痛い・・・

籐助森ピークの直前で、先行してたスキー&シュー男女混成小集団が降りて来る。
吹いてるので、山頂は諦めて帰ると・・・(見通しが悪く、正解ですね)
一人がスキー場登ってた方ですよね、旗で判りましたと。(リフトから見られてたか・)
籐助森(1604m)に着きました・・・樹氷の崩れた姿・・・12時です。
後15分程 雪原を歩けば、八幡平山頂(1614m)なのですが・・・

しかし、帰路は風をまともに受けるし・見通しも悪く、一番危ない場所。
撤退する決断、刺して来た標識旗を探し・回収しながら・・・
雪面の凸凹も見え辛く、シールのまま滑る。
途中で登って来た奴らが、片手に持った標識旗を見て、回収してるのか? と聞く。
帰るから回収してると言うと、えぇ~~ と・・・(他人の褌で、相撲を取るな!!!)
次に大集団の後発が居た・・・無線で先発と交信してる。(進もうか?悩んでる様子)
ドンドン滑って、標識100番代の混合林の中に入ると、風も気に慣らず・・・
板を外して、一服・・・・ここまで来れば、一安心です。
蒸ノ湯温泉が見える処まで降りて来ましたが・・・小雨が降り出しました。
画像の中央が蒸ノ湯温泉の建物ですが、屋根まで雪に埋まってます・・・
沢を流れる源泉の湯気がモウモウと・・・此れほどの湯気は初めて見ました・・・

スキー場のトップに上がる頃から、本降りの雨!!! ザァーザァー降りに・・・
トップでシールを外し、スキー場をイザ滑走・・・と。
処が、スキーのコースは一面の濃霧が立ち込め、幅も見えず・居場所も判らない。
ボーゲンで慎重に降り・・・やっとスキーハウスが見えて一安心。
車着が1時半、とっとと帰って来ました・・・
ザァーザァー降りの雨の中でスキーをしたのは、初体験(>_<)。
今日は、〝実にショッパイ登山〟でした~~
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