4月10日
一日晴れるとの予報で、八甲田に向かいました。
3月21日から孫に貰ったインフルB型に罹患し、死ぬ思いでしたが自力更生。
ここ4.5日は食欲も出てきたので、3月17日以来の山スキーです。
体力面での不安も有ったが、駄目なら途中から降りれば良いや・・と。
黒石インターで降りると、津軽富士(岩木山)が、ドーンと見えます~


八甲田ロープ下駅で準備し、9時40分のロープに乗り込む、101人乗りに8人のみ。
シーズン最盛期は3台待ちとかが普通ですが、豪華過ぎ・・・
10時に上駅から赤倉岳目指してスタートです。
赤倉岳↓井戸岳↓ ↓八甲田大岳

赤倉岳の基部に小集団が、コースを見ると八甲田温泉に降りるツァー客の様です。

樹氷が落ちた青森トド松越しに、赤倉岳の山頂が見えます。

赤倉岳の夏道が白く見えます。トド松の中を、良さそうな処を選んで登ります。

途中、珍しい〝兎の小便氷柱〟を発見しました\(◎o◎)/!。
新雪の上に小便をした後に、風で新雪が吹き飛ばされて、茶色の氷柱が残ってます。

赤倉岳への最後の登り、ハイ松のシュカブラ帯の良さそうな処を選んで・・・

赤倉岳に到着、西風が吹いてるが寒さは気にならず・・・春山です。
赤倉岳爆裂壁↓

赤倉岳で男女の登山者に会う、風が強いと言ってたが此処では普通の風だ。
この風が無いと樹氷は出来ない・・・
井戸岳まで行くと言ったので、夏道よりハイ松帯を突っ切った方が早いと助言。
下の画像で二人がハイ松帯を横断してます・・・
シューがブッシュに引っ掛かり大変そう・・・(すきーなら楽だが、シューは駄目か?)
赤倉岳からのパノラマ
井戸岳↓ ↓八甲田大岳
井戸岳↓ ↓八甲田大岳

井戸岳越しに見える、八甲田大岳 ドーンと聳えてます。

井戸岳に着きました・・・噴火口の縁に夏道が現われてます。
ここは、風が強く当たり毎年雪が付かない処。

八甲田大岳避難小屋から登って来た団体に聞くと、雪面がバリバリとの事。
いつもは夏道の左下を巻いて、避難小屋に向って滑るのだが、
いい雪の処まで降りてしまうと、避難小屋へは登り返しになる・・・
時間が掛かり過ぎるかも・・・
ここでスキーを背負い、夏道通しに八甲田大岳の避難小屋へ向かう決断・・・

↓雛岳 ↓高田大岳 ↓小岳

夏道をテクテク歩きます。

12時30分避難小屋に到着、降りて来た井戸岳の双耳峰。左が南峰、右が北峰

避難小屋は誰も居ず、昼飯を喰う・・・
病み上がりのわりには、ここまで順調に来た・・・
避難小屋から見る八甲田大岳の北斜面に、ボーダーが二人登ってる。
30分程で登れるのだが、酸ヶ湯から2時半頃のバスが有り、
それで車まで戻るつもりでいました。由って八甲田大岳山頂はパスです・・・

避難小屋から大岳の裾を巻いて、酸ヶ湯に降りるルートを選択。
↓赤倉岳 井戸岳↓

八甲田大岳が遠くなります。

下に滑って来ると・・・新雪吹き溜まりと古雪のミックスです。
気持ち良く滑ってると、突然ブレーキが掛かり、前にのめり込み転倒しそう・・・
今頃の季節特有のミックス雪、もう少しで全体がザラメ雪になるのですが・・・
この稜線を通って来ました。
↓赤倉岳 ↓井戸岳 八甲田大岳

南側には、南八甲田の山々が見渡せます。

酸ヶ湯温泉が見える、湯坂の上に出ました。
↓硫黄岳

酸ヶ湯に着いたのが2時・・・2時のバスは有りませんでした・・・記憶違い???
次が3時25分との事・・・時間が余る・・・判ってたら大岳に登って来れたのに・・
天気も良く・寒くないので、駐車場の隅でアスファルトに座り込み、
残ったテルモス珈琲とサンドで2度目の昼飯。
定刻発の路線バスは、ロープ駅まで貸切・・・
◆模様替えしたロッカー板の具合は良かったが・・・
赤倉岳から井戸岳の間のハイ松帯を突っ切ったので、枝が当り多少塗装面に傷が、
これは織り込み済みで、晴れたらタッチアップをしなければ・・・
シラーを吹いてから塗装すれば、剥離を防げるのだが・・そこそこ高価だ・・
二度吹きすれば可也OKになる。
◆例の半シールの効きは充分で有った、接ぎ目の補強は必要かも・・・
◆心配した風邪による体力劣化は、この程度の山行では感じられず、
次回の晴れ間に期待。
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