4月21日

今日は、ド晴れの予報でした・・・
北八甲田を山越えして、箒場岱へ6.3キロ滑走の予定。
土日限定で北八甲田連峰の裾野を周回する、
シャトルバス(一回り千円)の運航日です。
それに乗って車に戻る予定でした・・・

8時半に八甲田ゴンドラ下駅駐車場着、即準備し駅に行くと、上が強風で運休だと。
風速が25mを超えるとストップですが、27m吹いてました。
職員の話しだと、一日運休だろうと、お陰でシャトルバスも運休です・・・


さて、天気が良いのに・・・予定変更です。
戻って睡蓮沼から、北八甲田や南八甲田へのコースも有るが、
この時間から向かっても、車の路駐スペースは満車で無理・・・
酸ヶ湯温泉から登る事に決めて、そちらへ向かいました。

温泉上の駐車場は、意外と混んでます・・・運休で皆が移動したのかも・・・
9時半と遅い時間に到着です。


酸ヶ湯から、地獄湯の沢を目指して出発。
雪質は、腐れザラメでシールが良く効きます・・・
雪面には、スキー跡・ワカン跡・長靴跡・シュー跡・12本アイゼン跡???と様々。
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25番標識の辺りに来ると、往く手の山々が望めます。
林の中なので風の強さはそれ程感ぜず・・・しかし雪面の照り返しで暑い・・・
額にタオルを巻き、目に汗が入るのを防ぎ・・・
           ↓八甲田大岳       ↓仙人岱ピーク   硫黄岳↓
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地獄湯の沢に出ました・・・
沢通しに登るか? 右の硫黄コースを登るか迷ったが、短距離の沢を選択。
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地獄湯の沢から振り返ると・・南八甲田が・・・
              ↓南八甲田連峰の主峰 櫛ヶ峰     ↓横岳
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地獄湯の沢の最狭部 通称〝喉〟です。
沢下から吹き上げて来る風が強烈、付近の硫黄臭も結構する。
例年この辺の岩は、雪の下なのですが・・・先の露岩帯は・・・
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上の画像を右に曲がった処から、雪が途切れてて板を背負って、
200m程の間 石ころだらけの夏道を歩く・・・
板が風に煽られ、バランスを崩さない様にストックをツッ張りながら・・・
登山靴と違い、兼用靴はこんな時とても歩き難い・・・

八甲田大岳です、上部の雪は消えてジクザグの夏道が現われてます。
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ここを登ると仙人岱の台地に出ます。
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仙人岱の避難小屋に着きました・・・
     南八甲田連峰   ↓南部赤倉岳↓乗鞍岳  ↓駒ヶ峯 硫黄岳↓ 
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避難小屋は満員、外に酸ヶ湯温泉のツァー客が溢れてます・・・
ガイドが携帯で迎えのバス時間を依頼中、それとなく聴くと・・・
カイド5名・客32名、一時間半後に猿倉温泉に迎えに来る様にと・・・
客の殆んどは、口から産まれて来た様な良く喋る、大阪弁の御婆ン達です。
何故か北八甲田のこの時期は、関西系が多いのです・・・冬は少ないのに・・・
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岳か小岳から滑るつもりで来たが、風が強いのでコロッと予定変更。
ここで昼飯を喰い、シールを外して、硫黄コースを滑って帰る事に・・・
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         ↓南八甲田 横岳
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硫黄コースのザラメは最高でした~
地獄湯の沢に滑り込み、大岳環状ルートで酸ヶ湯へ。
このルートお気に入りの岳樺の林、何故か?ここだけに密集してます・・・
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酸ヶ湯に戻ると16℃表示、暑い訳です・・・

今日の装備は、800gの軽量板+TLT仕立て。服装は滑走時のみヤッケ上着用。
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帰路 酸ヶ湯からの途中に在る、大川原温泉(200円)で一風呂浴びて・・・
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黒石のバイパスの桜が咲き始めました・・・ここの道路標示温度は21℃でした。
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強風でロープが運休し目的が達成出来なかったので、
明日(日曜日)も八甲田へ向かいます。予報では風が治まる模様・・・