GW前半の3日間が、連日晴れの予報です。
4月27日
鳥海山・矢島口 祓川に通ずる山岳道路が、今日開通です。
前日から準備して、夕方に着く様に出発。
鳥海が良く見える処まで来ましたが・・・・半分は雲の中です。

終点の駐車場。今夜の車中泊は5.6人のみ・・・

山荘に水4Lを貰いに行く、見覚えの有る管理人・・・
麓の町で調達した地酒、〝飛良泉〟の一升瓶を立てて一人宴会。
4月28日
4時半起床、車の中の温度計はー3℃。
ガチガチに凍ってます・・・


鳥海も朝焼け・・・

雪が凍結してるので、遅目のスタ-ト。
毎年同じ場所に亀裂が・・・今年はそれ程開いてない。

振り返って・・・

天気はいいが、海からの北西風が強い・・・以外に雪面が腐らす。
七つ釜避難小屋が見えて、急登を避けて左のブッシュを越える。

大雪路の大斜面が見えて・・・

左寄りの斜面を登る・・・

シールが時々スリップ・・・結構休んだが雪面は腐らず、風が冷たい・・・

今日は此処までとして、シールを外して滑走、最初はガリガリ・バーンだったが、
下に来ると腐り始めてる。


沢に滑り込んでみる・・・

大亀裂帯

上空の冷たい空気と、地上の温められた空気の層。

4月29日 画像なし
朝 雪面の凍結なし・・・ 能代の友が来て登り始めるが、
山からの吹き下ろしの風が強く、時々耐風姿勢を取る。
上に往く程に強く・・・山頂を諦め滑りだす。能代の友は気合で山頂へ・・・
午後から若手の友が現われる、夜勤明けとか・・・前日は30キロ走って、夜勤へ。
すぐに宴会と・・・酒美味く飲む為に、2時間登って来るから時間呉れと・・・
何と舎利坂まで登り滑って来たそうな・・・
夕暮れまで外呑みし、車内に移動し9時まで・・・
何を想うか・・・鉄人ランナー

満月前夜の月が・・・

4月30日 最終日
3日目も朝から晴天・風弱し・・・絶好の山日和。
今日は何時もの左寄りのルートを選択せずに、皆さん登るの付いて往く・・・
鉄人ランナーは全て直登で往くと、アイゼン装着。
アッと言う間に見えなくなってしまいました・・・
ボーダー・長靴・登山靴・スキーと仕様は様々です。

殆んどは正面の急登を避けて、左の尾根裏を登ります・・・

能代の友・・・頑張ってます~ 早く追い越せ!!!

去年の春山シーズンも、一回だけ避難小屋下の急斜面を登ったが・・・
中間に人影が見える・・・根性有る奴が居た。俄然 闘志が・・・
能代の友は左の緩斜面を往くと・・・
下部1/3は直登・・・2/3はジグを切って登る。
一歩進むと50cm位の高度が稼げる・・・・

有りました・・・鉄人ランナーが、アイゼンで直登した跡が・・・

避難小屋目前

避難小屋上の大雪原に出ました~

居ました・・・能代の友が左手の〝島〟を目指して頑張ってます~

〝島〟で一休みの予定だったが、休むとヤル気が無くなる気がして休まず登行。
七高山山頂への最後の急登、能代の友が奥で頑張って直登してます・・・

軟弱な小生は、ジグ切って左の露岩沿いに登り山頂へ・・・
鳥海山の最高点・新山。吹き上げる風が強烈で覗いただけで終了。
外輪山は以外に黒々・・・寒過ぎてヤッケの下にフリースを着込む。


帰路、雪面が荒れてない東側の大斜面を滑り、〝島々〟の下を巻いて避難小屋へ。
標高が下がると暑く、途中で・・・フリースを脱ぐ。

朝登った避難小屋下の急斜面。滑って降りました・・・
横亀裂もまだ開いて無く、荒れてなくていい斜面。
ここを滑り終わって更に暑く・・・ヤッケも脱ぐ。

車に着いて一休み・・・何回来ても 登るのも・滑るのも 疲れる山だ・・・
水分補給をし・・・暑くて山シャツも脱ぎ、半袖Tシャツで帰路に着く。
山から降りて・・・の、鳥海山。
雪の着き方を見ると、早い内なら北面登攀も出来そうだが・・・
問題は、その根性が有るか?だ・・・・

3日間の春山遊びが終わりました・・・
今回の反省・・・年々暑い・寒い・凍ってると・・・能書が先・・・
基礎体力の重要さを知る(前から知ってたが)・・・
挙句〝老害〟等と言われる始末・・・重々反省 後5年位かなぁ・・・
今朝から次回に備えて、食器洗浄・ダウン干し・板洗い・車内整理 諸々・・・
雨が予想されるので、土が乾いている中に〝菜園〟に耕運機掛けを済ませた。
GW後半は、晴れれば八幡平も良いかなぁ~ 等と次の算段・・・
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