5月6日

GW前半は、3日間 鳥海山で山スキーを満喫しました。
連休後半は、天候が思わしく無く、ジッとしてたが、最終の6日(今日)は晴れ予想。

鳥海まで往くには時間が無いし、八幡平も考えたが4.5日に降雪が有り道路閉鎖。
今朝は開通の情報も無く、無難な八甲田へ向かいました・・・

ゴンドラで上がり、赤倉岳から主稜を縦走して睡蓮沼に滑り込み、
路線バスで車に戻る案でしたが・・・

ゴンドラ下駅に着くと・・・25m以上の風で運休だと・・・
道々3~4mの風表示でしたが、上は違うものです。

仕方が無いので、目標変更  今更 睡蓮沼に往っても車を止めれるスペースは無し。
前々回同様  酸ヶ湯駐車場に向かう、同じ事を考える者が多いのか、車だらけです。

着いた時に出発したガイドツァーが、15人ほどゾロゾロ板で登って往きました。
登山客も大勢準備してました~

準備しながら今日のルートを考える、酸ヶ湯から往復では面白味無し、
硫黄岳に登って睡蓮沼に滑り、バスで戻る。


酸ヶ湯からの夏道伝いのブナ2次林、根開きしてるが何とか為る。
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風はそれ程強くない、往く先の山々が見えて来ました。
         ↓八甲田大岳    ↓仙人岱の頭   硫黄岳↓    
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地獄湯ノ沢に出ました・・・冬は沢を往きますが、
最後の〝喉〟から先の沢筋の露岩で、前々回は板背負って大苦戦。
その時に滑って来た硫黄ルートなら、今でも雪が繋がってると予測して・・・
沢上の台地でツァーが休んでました・・・ガイドツァーなるものがどんなのか?
路線バスの時間まではタップリ有るので、着かず離れず眺めながら・・・
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硫黄ルートは、いい具合に雪が残ってました~
斜度が増すと板がスリップ、今日はウロコで来たのです・・・
若干板を開き気味にし、急斜面は階段登り。内外のエッジを使うと楽。
                                                                  ↓硫黄岳        
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ツァー客の一人が板を外して手持ちで歩き出す・・・見ればボレーのウロコ旧V8。
カタログで見て欲しいなぁ~ と、思ってた板だ・・・
スリップして上がれない様子・・・小生の〝ナンチャッテ・ウロコ〟の性能が上か?
否 奴の歩き方が下手なだけ・・・他の者はシールでスタスタ上がってる・・・
途中でツァーが何故か男女に分かれ、女が先行です・・・男はバテて休んでる・・・
途中で拾った、ポモカのテールフックをウロコ男に「仲間が藪で落としたのでは?」
と、渡したが「俺ので無い」と・・・馬鹿か お前がウロコなのは百も承知。
ツァー客の仲間意識って無いらしい・・・


振り返って、南八甲田の山々。                  
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ダラダラのツァー連中を見切って先行。
稜線近くになると、強風でした・・・汗掻いた体が冷えて来るのが判る・・・
重ね着するのも面倒で、トド松帯の中を小屋へと急ぐ、ドンピシャ小屋裏に出た。


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八甲田大岳が見えて来ると、間も無く仙人岱避難小屋。
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小屋前からの硫黄岳。昼飯後に、東側の斜面を滑る予定。
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小屋からの八甲田大岳。雪解けが進んでます・・・
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小岳と奥に高田大岳。 小屋前は板だらけ・・・小屋は満員 30人位・・・
小屋の風裏でヤッケを着込み、サンド&テルモス珈琲で軽く昼飯。
左のピンク細板が〝ナンチャッテ・ウロコ〟板。
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ジッとしてると寒いので、即 行動・・・ジグ切って硫黄に。
シールの手間が無い分、即 滑れます・・・

硫黄の睡蓮寄りの斜面から上を写す・・・頂に数名、これから滑るのか・・・
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睡蓮から登って来た人と会う、雪は繋がってると・・・一安心。
降りは早い・・・アッとの間で山々が遠くなる。

     硫黄岳↓  八甲田大岳↓   小岳↓     高田大岳↓  
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睡蓮沼が見えました。                    
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睡蓮沼からの北八甲田連峰                  
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睡蓮沼に着いたが、十和田湖から来るバス時刻まで2時間もある・・・
寒くて小屋から早く出た為だ・・・
酸ヶ湯まで歩いても1時間ほど、板を〝小次郎背負い〟してテクテクと・・・

酸ヶ湯センターのガラスを借りて・・・
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今日の装備 ナンチャッテウロコ板・ジルブ404・スカルパタイタン兼用靴

帰り掛け、いつもの〝大川原温泉〟で一風呂。

今後、山頂から滑れそうなのは、八幡平と鳥海山か・・・蟲も出るしなぁ~
百姓の真似事もソロソロしないと・・・