平出和也・中嶋健郎氏が、パキスタン・シスパーレ(7611m)の、
北東壁初登攀に成功した記録が、NHKで再三放送されてます。

何回見ても、可也ショッパイ登攀で、ピオレドール・アジア賞の価値有る山行です。
滑落シーンでは、1本のアイススクリューが効いてて難を逃れたが、
この様な登攀を繰り返してると、リスクが高まる事は必須・・・
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この登攀で、平出氏が使ってる手袋。
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ゴム手袋です・・・
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それが、これです。
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何処にでも有りそうな、裏ボア付き・・・
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手袋の紹介
昨年10月の拙ブログより
ホームセンターの冬物商品のコーナーで、-60度対応のゴム手袋を発見。
主に冷凍庫内で作業する人の為に、開発された手袋です。
作業員用品を扱う〝ワークマン〟が取り扱った商品ですが、
東北の一部の〝山スキー・キチ達〟が使って、濡れず・冷たさが無いとの評判。
噂を聞いてから2冬目での調達です。
探すも、品切れで入手出来ずにいましたが・・・1480円+税です。

裏地には、ボア起毛が・・・
BD社の-29度対応の山用2重手袋を持ってるが、同じ機能で2万円以上です・・・
1480円なら一冬使い捨てでも、勿体無くないですね~ 駄目なら雪寄せ用に・・・
この冬は、これをメインにしてBDは予備で・・・
格好を気にしなければ、最高のアイテムかと。
(ブランド品好み・なんちゃってガイド・プライドの高い方には、勧めません  笑)
見本を嵌めてみたが、Lで裏地の厚みがピッタリ、一回り大きいLLを購入。

上記の経緯で購入し、一冬の間 八甲田や八幡平での山スキーにメインで使用。
-20~25度程度の寒さでは、その機能が充分だったと思ってます。
ストック擦れも無く、この冬もまだ使用可能です。

平出氏はC4(7000m)まで、この手袋を使ってました。
冷凍庫の作業用ゴム手袋が、カラコルムでも通用するのです~

通常ゴム手袋は、低温だと硬くなりヒビ割れしますが、これは硬く為りません。

八甲田のロープウェイ待ちで、隣りに居た山ガールも着用、目が合いニッコリ。
雪離れは、最高・冷たさ無し~ 冬山を遣る方、騙されたと思って是非どーぞ。
4.5月の残雪期は、暑くて使えません・・・