凄過ぎな〝猛者〟阿部氏を紹介します。
世の中、信じられない事を、平気で実行する人が居るものですねぇ~
過去の記録が消去されたのは残念ですが・・・最新版は下記です。




7月初旬
サンダル履きで、吉田口から〝初登頂〟したとか・・・
お鉢巡りをして、休憩込みで往復の所用時間は、6時間01分だったそうな・・・     
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その時に、同好の士と会った記念撮影・・・
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こんなサンダルですよ、ビーチ用よりも陳腐、それに紐!!!〝猛者〟失礼<m(__)m>
こ擦れて、皮剥けないの???
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7月中旬
吉田口から奥様と仲良く登頂。しかし足元が・・・それに、手袋してる不思議・・・
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7月下旬
吉田口から裸足で〝初登頂〟。
7時間も掛かったと言ってますが、登山靴を履いてても、
その時間で登れ無い者が多数です。

本人曰く⇓
はだし初登(^_^;)7時間も掛った…五合目からだけど(笑)
九合目の鳥居を過ぎて頂上直下では号泣っとまではいかなかったけど潤んだ。
八合目太子館から何億回やめようか?と思った事か!
いつかやってみたかったけど、どうにかこうにかやれた。
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8月お盆休みはテン泊で・・・
合戦尾根から燕岳へ・・・100Lザック背負って・・・
ここでも足元が・・・日本三大急登、下りは大丈夫でしたか???
合戦尾根は過去に、登り1回・降り2回通ってるが、中々の尾根です。
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8月中旬
御殿場口からサンダル履きで〝第2登〟、登り3時間29分とか・・・
裸足は、来シーズンの予定だそうです。

本人曰く⇩
やや気温が下がったので、6年ぶりに御殿場口タイムトライアルに挑みました!
足はマンサンにしました(^_^)
サブスリーを目指しましたが終盤に失速して結果は、手元の時計で3時間29分...





8月下旬
富士宮口から、裸足で〝第2登〟。
吉田口からと比べると楽だったとか・・・所用時間は4時間30分!!!
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帰って足の裏は・・・血だらけかと思いきや・・・\(◎o◎)/!
皮製の重登山靴でも、歩き方が下手だとキズだらけに為るが・・・流石、本革です。
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何とも、凄い事をする人が居るものです。
夏道のガラガラ・ザレザレを、〝サンダル履き〟更には〝裸足〟とは!!!


富士には山嶽部時代に、冬山合宿の直前に恒例の〝氷雪技術訓練合宿〟と称して、
11月末に1週間×4回行きました。富士吉田駅⇔馬返し⇔五合目と全て歩き。
佐藤小屋の前で幕営し、小屋主の好意で薪ストーブに当り暖を取るのが唯一の楽しみ・・・
吉田大沢での、アイゼン・ザイルワーク、滑落停止、それに耐風姿勢訓練、
最後は八合目か山頂での小屋裏で、着のみ着のままでツェルト被ってのビバーク訓練。
夜が長く、これは辛かった・・・寒くて寝られぬものだ・・・
富士は、何一つ楽だった思い出は無し、吉田大沢からの登下降のみで、
いつ滑落死しても可笑しくない状態でした・・・



こんな〝猛者〟も富士の積雪期は、マトモナ格好で登ってる様です。(笑)
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何故、サンダルや裸足なのか?
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調べて見ると・・・この本の影響か???
より自由に!!!  新たな潮流・流派の始まりでしょうか~~

その昔、ローマ・東京五輪のマラソンで、エチオピアのアベベ・ビキラ選手が裸足で走り、
2大会連続で金メダルを獲得。現地で裸足は普通の事と知り、子供心に驚いたが・・・
当時体育の時間は、ペラペラの〝マラソン足袋〟なる物が有り、
これで小石混じりのグランドを走った記憶が有ります。
小石を踏むと強烈に痛かったなぁ・・・


トレランが流行り始めた頃、余りの軽装備にオイオイと思ったものだが・・・
更にサンダル・裸足となると、オイオイオイですねぇ~~


夏冬通算で富士に150回以上登り、トレラン靴を100足以上も履き潰し、
新しい靴を買うのが勿体無いので、
時流に乗りサンダル~裸足と本人が言ってます・・・


猛者の主な公式記録です。
フル・マラソン 2時間45分50秒
ハーフ・マラソン 1時間15分09秒
1万m 34分12秒
富士登山競走 3時間10分44秒 20位
日本山岳耐久レース(ハセツネ杯) 10時間09分 総合3位・年代別 優勝

おまけ 〝自称登山家〟の栗城が生前に、富士山を吉田口から2時間で登ったと、
    再三FBで法螺を吹いたが、猛者が去年途中で追い越した奴を見たら、
    栗城だったそうです・・・ホノルルマラソンで6時間半の栗城が、
    2時間で登れる訳が無し、得意の虚言癖???

こんな凄い実績の持ち主なので、最早 普通に登って降りるなどは、
面白くないのでしょう~~


これならエベレストBC(5300m)までは、〝裸足〟で確実に往けます。
溶岩の場所は無しで、急登も無いし・・・楽勝でしょう~
靴を買う金の無い貧しいポーター達は、
タイヤ改造ビーサンを履いて、エベレスト街道を闊歩していますから。