10月3日
十和田湖へ〝姫鱒〟釣りに往って来ました。
姫鱒釣りは、資源保護の為に、年に何回か禁漁・解禁を繰り返して、
10月1日から長期解禁が始まりました。
十和田湖はカルデラ湖で、昔から魚類が生息してませんでした。
明治の時代に和井内貞行が、私財を投じて鯉・姫鱒を導入し、今に至ってます。
秋田県側の湖畔には、県の〝姫鱒孵化場〟が有り毎年放流事業をしてます。
漁協が刺し網で獲ってるが、十和田湖畔の旅館・ホテル用で、
一般市場には流通してません。泊まって喰うか? 釣って喰う以外無しです。
産卵期の秋な為ると、ここで放流された姫鱒が産卵の為に集まって来ます。
孵化場から流れ出る水路の両側100m位は、禁漁区ですが・・・
普段は沖の深場に居て、釣り難いのですが、産卵期は浅瀬に集合です。
解禁日の10月1日は、台風24号の影響で大荒れ・・・
3日が晴れ予報でしたので、釣行日に決めました。
釣果は朝マズメ・夕マズメに集中するので、3時に家を出て50キロ走り、
釣り座を桟橋の先端に確保。
夜明けの十和田湖

周囲が見え始める頃から釣り開始。
この桟橋に囲まれた内側がベストな釣り場、
山からの小さな沢水が流れ込んでるからです。
仕掛けは、針・浮き・錘が有れば何でもOKですが・・・
遊魚料は、岸釣り千円・舟釣り2千円で、監視員巡回時に支払い。
当日の仕掛け
道糸PE2号・針素ナイロン1号30cm(細い方が釣果UP・これより細いと切られる)
円錐浮き0.5号+錘0.5号
黒鯛針3号~5号(1号でも良いが飲まれる)
浮き下60~80cm(底から餌を浮かす)
付け餌 赤食紅で染めたイカ短冊を1cm針に通す(針先を出す)
この仕掛けで釣りました。
ルァー・フライよりも、餌さ釣りが確実に釣れます。
餌さも、サシ・葡萄虫よりは〝イカ短〟が何故か釣れます・・・
一説には、自然産卵した姫鱒の卵に見えるからとか・・・
水深1m~30cm位の処を泳ぐ、姫鱒が見えるのです・・・
この日は群遊する姿は無かったが、群れが来ると入れ喰いに為ります。
日が昇ると、カルデラ火口壁を廻る左からの風が吹き、
釣果も落ち・・・帰る釣り人も・・・
ここは、孵化場の隣りに有る、旧遊覧船の桟橋で隣接した無料駐車場有。

帰路 発苛峠からからの十和田湖、奥に南八甲田の山並みが望めます。
11月末に為れば、山スキーが始まります・・・

帰路の〝樹海ライン〟の途中には、何故かこんな看板が随所に・・・
路面〝凸凹〟デコボコで無く・・・〝凹凸〟オウトツ、普通は凸凹(デコボコ)と呼ばない?

釣果は30cm~25cmのサイズ、7尾中雌が4尾でした。
顔で雌雄が判ります、口先の尖ったのが雄、鮭と同じです。
周囲の中ではほぼ竿頭、夕マズメも釣れば制限の20尾は釣れたかも・・・

〝姫鱒〟のイクラ・・・直径3ミリ位

醤油漬けにしました・・・2日ほど寝かせて〝姫鱒イクラ丼〟です。

晩のおかずは、〝姫鱒のお頭付き塩焼き〟と〝姫鱒の刺身〟でした~
身は市販されてる養殖サーモンの色だが、味は別格でしたよ~
まだ3尾残ってたので、今日の晩酌も〝姫鱒尽くし〟でした。
こんな美味い姫鱒が喰えるなら、近ければ週1通ってもいいのだが・・・
姫鱒の好物は、藻海老だと云う。
藻海老の入手は難しいが、磯釣りのオキアミなら藻海老らしく見えるので、
釣れるかも・・・一度試して見たい気がする・・・
********************
庭の〝キスゲ〟が、二度咲きしました・・・
1日開花の運命だが、蕾が3つ・・・初夏の開花の種は採って有るので、
春先に蒔くことに・・・発芽率は80%位で2年目株から花を付ける。

食用菊が咲き出しました。
通称 この辺では、〝もってのほか〟と呼ばれてます。
一般的な黄色い食用菊よりは、サクサクして美味い!!!
11月末まで次々開花するので、お浸しのメインです。

酢を垂らした湯でサッとや湯がくと、ピンク色が更に鮮やかに。

茗荷も収穫末期、豚肉かベーコンと炒めて・玉子綴じにすると絶品。

コメント