12月3日
昨日の昼に、ミョウバン液に浸したが・・・24時間経過した。
昨日の様子は、熊の毛皮入手①(閲覧注意)
ネットの書き込みでは、一日一回皮の天地を交換し、満遍なく液に浸る様にと・・・
恐る恐る蓋を開け、ゴム手で毛皮を持ち上げ・・・上下逆にして戻す。
ミョウバン液は透明だったのが、薄茶色に変化した以外に特段の変化無し。
熊の油脂が溶け出して、脂が少し浮いてる感じ・・・
内側の画像は、グロいので控えるが、少し白色に変化した感じだ・・・
特段に匂いも無いので、今の処数日はこのまま維持か???

ミョウバンの効果が出るまでは、1週間~10日掛かると言う。
其れまでは、日に一回の天地替え。
今日は天気が良く12月とは思えぬ暖かさ・・・
外で1週間後の、張付け乾燥の段取りをした。
ネットで見ると、板に釘で打って乾燥中や、枠に支線を取り拡げてる・・・
何れも乾燥段階で皮が縮むのを防ぐ為だ。


板に釘で張付けたのでは、裏側を乾燥させるのに、一々釘の打ち替えがいる・・・
この枠式が、理に適ってると思い、早速古材で〝枠〟を作製する事に・・・

縦110cm・幅80cmで〝枠〟を作製。
毛皮のサイズは概算で90cm×60cm。
中央から枠に軟針金で引張り、釘に固定する段取りだ。
是なら立て掛けて、裏表共に日に当てれるし・風の通りも良いだろう・・・

これは・・・中学の頃に近所の縄文時代の住居跡から掘り出した石器。
BC(紀元前)2000年頃? 縄文中期頃? 今から4000年も昔の生活道具。
当時、社会の授業で興味を持ち、チャリで回りあちこち掘ってた・・・
〝石匙〟又は〝スクレーパー〟と呼ばれる、皮を剥いたり、
肉を切り分けたと思われる道具。
赤線部分が鋭角で、其処を刃に使ったと言われてます。
左の石器の凸部に、棒を結んで使ったとか? 紐を結んで腰に下げて携帯したとか?
考古学者の説だが、誰も見た者が居ないのだ!!!
小さい物なので、棒取り付け説が正しい気がするが・・・
今回 皮裏の脂肪を削るのに、使って見れば答えは出るかも・・・

55年近く経って、使う日が来るとは・・・思っても居ませんでした~~。
12月4・5日 現在
一日一回 皮の天地替えをしている。
ミョウバン液の薄茶色が、日毎に少し濃く為ってる感じ。
出汁が出てるのか・・・皮そのものの変化はあまり感じられず。
腐敗臭や獣臭さは無し。
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