12月8日
寒気が下りて来て寒い日だったが、上下防寒対策をして、熊皮に取り掛かる。

12月2日から、〝塩・ミョウバン液〟に漬けていた皮を取り出した。
これまでの経緯は、→ 熊の毛皮入手②ミョウバン鞣し中

蓋を取ると熊皮の状態は、良さそうである。腐敗無し・臭い無し・・・
イメージ 2


12月2日に皮下の〝皮下脂肪〟剥ぎをしたが・・・
脂で滑るし・・・中々上手く思う様に剥げなかった。
↓これより少し進んだ段階で諦めて、〝塩・ミョウバン液〟に漬ける事に・・・
本当は、もっと脂肪を剥いでから漬けるのだが・・・
イメージ 1





〝塩・ミョウバン液〟に漬けて、6日目。
茶箱をひっくり返し、ビニールを敷き、熊皮を乗せる。
塩・ミョウバン液が効いたのか? 
脂身と肉が白色化して、
脂身とは違う〝ラード化〟してます。


これなら少しは楽に剥げそうです・・・
ネットでは、鉈か包丁で・・・と書かれてたが、小型の釜で遣って見ました・・・
刃幅全体では、抵抗が大きく剥ぐと言うよりは、
刃が滑って撫でる感じで上手く往かず・・・
②で書いた〝縄文時代の石器〟でも滑って駄目でした・・・
縄文人は余程 根性が有ったのでしょうね・・・



考えた末に・・・
一升瓶を下に入れで、円の頂点に釜を当てて引くと・・・面白い様に剥げます~
少しづつ一升瓶を移動させながら・・・全体を隈なく剥ぎました・・・
約2時間半位掛けての作業でした。綺麗に為ったと思う~
ネットでは、余り剥ぎ過ぎると、抜け毛の原因に為ると書かれてたので、
大体均一に為った段階で作業を止めて、(1kg以上の脂身を剥ぎました・・・)
イメージ 3


元の〝塩・ミョウバン液〟に漬けました。
脂身が結構剥げたので、〝皮〟への〝塩・ミョウバン液〟の浸透も良いのでは・・・
イメージ 4


〝塩・ミョウバン〟に漬けるのは、1週間~10日位の様なので、
この寒気が治まってから、次の〝皮洗い〟の作業に入る予定です。


ここで〝洗い〟作業の問題が・・・
大量の〝湯〟を使い、大量のシャンプーや洗剤で・・・と、ネットでは書かれてて、
中には、風呂場で遣った方も・・・
とても風呂で遣る気持ちには為れませんねぇ・・・脂ギトギトですから・・・
殺されて仕舞います!!!!!

湯をホースで引いて使えば・・・と、簡単に考えてましたが・・・
風呂場・洗面・台所蛇口等々は、全て小洒落た蛇口で散水ホースが嵌まらない!!!
水だとこの寒さでは、油脂分が固まって、流され無い・・・
困ってしまいました・・・ 何か方法を考えないと・・・

有りました~ 洗濯機へ繫いでる混合栓です。 繫ぎ部品を外せばホースが嵌る。
これで、湯の心配が無くなりました~~
来週頃に寒気が過ぎて、少し暖かく為ったら実行です。

熊用の専用束子やブラシを、100均店で探して置かなくては・・・