昨日に続き、熊皮の作業です。昨日の様子は→ 熊皮 切り出し
今朝から昼まで車庫の中で、熊皮を海苔巻き状に巻いて・・・
線路を切断した工型の金床の上に乗せて、ハンマーで縦横ズラシながら只管叩く。
休み休み、2時間も叩くと・・・皮の筋繊維が壊れたのか・・・全体が白く為り、
バリバリのスルメ状態から、ややシナシナの〝革〟らしく為る。
敷物にする訳でも無いので、ここで革に為りつつ有ると判断して次へ・・・
昼からは、裏地にするテント地を、丈夫な工事用の〝水糸〟で縫います・・・
日差しが有り、それほど寒くないので、車庫中から玄関前のコンクリート上で。
錐で穴をあけなから・・・4辺縫い上げました・・・



毛の中に細かいゴミが残ってるが・・・暖かくなったら再度外で洗う事にして・・・

腰ベルトの取り付けですが・・・買いに街へ出るのも億劫なので・・・
今迄使ってた、鹿皮のベルトを転用して使う事に。
長年使ったので、腰周りの毛がザックと擦れて抜けてしまってます・・・

錐で穴をあけ・・・カシメで止め・・・金床に乗せカナヅチで叩き、完成です。

首から胸の白い〝月の輪〟の毛が、片方だけ残ってます・・・
背筋のセンターが少しズレタ模様・・・ま~良しとしましょう・・・

問題は75cmと長いのだ、膝下の脛まで・・50~55㎝の膝裏の長さが理想だが・・
折角の皮なので切るりは勿体無い、使って見て歩行に邪魔に為る様なら、
腰で20cm位折り返して使う手も有るが・・・試してからとしよう・・・
昨年の11月30日に撃った熊の毛皮(鼻・耳・手・足爪付)を、12月1日に貰った。
冬毛なので、毛足も長く密度も濃い、夏の薄毛の皮より価値が有る。
ネットで、熊皮ナメシの仕方を見ながら・・・試行錯誤で、何とか〝尻皮〟完成。
これを腰から下げて・・・次の晴れ間は、山スキーに行こう!!!!
何処で座り込んでも、尻・腰がしゃっこく(方言・冷たく)なる事は無いのだ・・・
追記

後ろ足の皮に付いてた、爪が10本残ってる・・・
皮優先で車庫に放置してたが・・・皮は乾燥してるので腐る心配はないが・・・
暖かくなったら爪の加工もしなくては・・・煮て、身・皮を取るらしいが・・・
穴をあけて、インデアン風な首飾りが〝精悍〟で良さそう~~ こんな感じに。

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