新聞を見て、驚いてる・・・
秋田県内での出店地が、〝明るい農村の国道沿い道の駅〟だとか?
地域農産品物販と飲食だけの、田園地帯の小規模な道の駅↓です
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しかも・・・町が誘致し、1億円の資金を補助するらしい・・・

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アウトドア用品等の嗜好性の高い商品は、広域商圏でないと成立が難しい・・・
都市部の商業集積地や、郊外の大型モールへの出店が一般的なのだが・・・
商圏人口を50万~100万人程度に設定するのが普通です。

その証拠にモンベルは、FC(フランチャイズ)を除き、直営店舗が全国で130店。
大都市部は別として、近県では青森市と弘前市・岩手県の盛岡市により直営店なし、
山形県内に小規模なFCが1店と直営店のみです。
登山用品のICI等と比べれば、衣料としてのmont・bell印を好む方も居て、
山用具以外でも商機は有ると思うのだが・・・

岩手や山形からの購買客の流入は見込めない(標準型既存店有り)し、
秋田市から高速で1時間掛けて、買いに行く客が居るのか?
店舗面積も標準店の半分程度・・・当然商品選択の余地も限られる・・・
モンベル製品は定価販売で、ネット購入も送料無料なのでサイズさえ知ってたら、
宅配を選らんだ方が良さそうだが・・・

秋田市に出店せずに、町村合併で町に為る以前は、仙南村と言われた過疎地へ・・・
往年の名クライマー辰野さん、1億円に惹かれたのか???

この美郷町は、〝龍角散〟で有名な(株)龍角散の創業者が誕生した地。
江戸時代に藩主の主治医として、この地で生薬を育て献上したとの逸話がある。
今でも、(株)龍角散が生薬にする薬草栽培や、
将来の生薬の実験をしてる地でも有るのだが・・・それも関係してるのか・・・

令和2年8月1日 追記
上記 毎日新聞記事(平成31年3月20日付け)に、今年7月に着工予定と書かれてました・・・
予定通り着工し、開店したものと思ってましたが・・・
積雪対策等の見直しで着工が遅れ・・・8月28日に開店するそうです。
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8月26日 魁新報記事より
秋田県美郷町に直営店をオープンするアウトドア用品大手モンベル(大阪市)と県は26日、県民のアウトドア活動の推進を目的とした包括連携協定を結んだ。今後、キャンプや登山といった自然を体験するイベントを企画し、健康増進や生きがいづくりなどに取り組んでいく。
協定は▽地域の魅力発信やエコツーリズムによる地域経済の活性化▽自然体験による健康増進▽農林水産業の活性化―などでの連携を盛り込んでいる。モンベルは協定に基づき、美郷町の直営店に県の真木真昼県立自然公園ガイドブックを置くほか、通信販売で県産品を取り扱うことも計画している。