10月31日
の続き。
30日は、通行止めで5合目には上がれないが、道中180kmも有るので近場まで接近。
象潟道の駅“ねむの丘”で車中泊をして、翌朝8時の解除を待つ事に。
交換したスタッドレスが柔らかく、何となくグニャグニャした乗心地・・・

夕方5時着。Pスペースが350台も有る道の駅で、足湯・展望温泉が有ります。

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トイレに近い位置を確保し、4Fの日本海が眼下に望める風呂へ・・・
海辺なので、塩っぱいが温めの温泉です。
車に戻り、湯上がりの缶Bをプシューと・・・何か物足らない、駅の売店のお嬢さんにタクシーを呼んで貰う。直ぐに来た、近くに有る居酒屋まで頼む。
蛸刺し・モツ煮込み・塩焼き鳥・日本酒で晩飯終了、歩いて車に戻る。
1100mでの車中泊を想定して、ダウンツナギを防寒具兼寝袋で積んでた・・・
寝袋に入る迄の防寒具を別に持って来るよりは、荷物が嵩張らなくて良いのだが・・・
暑くて着られぬ・・・足だけ通して敷き布団にして寝る。
夜中に、通り雨が屋根でバチバチと・・・何度か目が覚める・・・

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朝5時に目覚め・・・周りには、3.40台の車中泊の車が・・・湯を沸かし、朝珈琲。
目の前に聳えてるはずの、鳥海山は雲の中・・・予報は晴れ・曇りなのに・・・

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カップ麺を喰い・・・まだ時間が有る・・・ザックに必要な、装備・食料を詰める。
7時過ぎにブルーラインのゲートに向かい、ゲート着が7時半・・・既に車の列が・・・

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8時少し前にゲートが開放と為り、鉾立Pに向かうが・・・ガスガス。
初めてAT車での山道登り、急坂に差し掛かると・・・ウィーンウィーンと煩い・・・

駐車場に着き山靴を履いてると、山荘管理人のS氏が上がって来た。小屋閉めの準備だと。
「帰りに寄って、皆 祓川専門に為って、こっちサコネなぁ~ って言ってるゾ」。

9時スタート。何人かが先行してて・・・トレランの若者が追い越してく・・・
スパッツも無く、この先大丈夫?
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賽の河原手前の積雪、昨夜の雨が上では雪に為った様だ・・・

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御浜の稜線は、雲の中・・・冬山用アウターを着て来たが、暑い。脇下のファスナー全開。
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賽の河原から、御浜に向かう・・・徐々にガスが晴れて来て・・・青空が・・・
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北に見えるはずの稲倉岳1554mは雲の中・・・露岩が隠れれは、スキーに絶好な斜面。
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御浜の岩頭と小屋が見える。
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鳥居を潜り、小屋裏広場へ・・・
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1700mの御浜小屋11時着。途中の休憩込みで2時間も掛かってしまった・・・
ここからドーンと、鳥海山全体が見渡せる。今日は御浜迄かなぁ~と思って来たが・・・
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南側には月山森1650mと眼下に鳥海湖。昔は“鳥の海”と呼ばれて、湖畔でテントが張れたのだが・・・いつの間にか呼称変更に、キャンプ禁止に・・・
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鳥海湖は、直径200m程のカルデラ湖で、隣に鍋森1652m。
鍋を逆さにした形で、粘性の溶岩が冷え固まったもの。
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鍋森右が笙ヶ岳三山1635m。で、半身打ち身で死ぬ思いをした山。
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雲間に、海岸線が見えます。ここの大岩の陰を風除けにして大休止。ジャムパンを喰う。
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ドンドン晴れて来るので、先の扇子森1759m迄足を伸ばす。
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扇子森1759mからの新山2236m(中央)、左奥に外輪山の七高山2229m。
新山と外輪の間が千蛇谷で、春先冬眠から目覚めた熊が、下から餌を求めて登って来ます。
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いつまでも見飽きない景色。1時迄 熊尻皮に座り景色を楽しみ、下山・・・
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御浜小屋まで戻って来た。相変わらずの絶景・・・今の季節にしては暖か過ぎだ。

鉾立までの登山道で日陰部は、早くも凍結し始めてバリバリ音を立てる。

3時に鉾立口に下山。山荘でお茶をゴチに為り、山装備を解き帰路へ。
下界に降りた頃には、鳥海は既に雲の中、いいタイミングで登れた。

次の山行は、20日過ぎに上手く積雪が有れば、八幡平で初山スキー~~
それまでは、日本海で“戻り鰤釣り”。8日に海が荒れ無ければ、鰤釣り初日だ・・・