7月5日
庭木の柘植だが、昨年の冬前に採った実を、鉢に蒔いておいたのが発芽し始めた。

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この庭木から採ったもの。この庭木は所謂〝まめツゲ〟と呼ばれてるもの。

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イヌツゲの一種の〝まめツゲ〟の葉は、丸く・膨らみが有るのが特徴です。

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庭木として一般に植えられ、柘植(ツゲ)と呼ばれてるのは、実は本当のツゲでは有りません。
本当のツゲは、ツゲ科ツゲ属で、成長が遅く庭木には向かないそうです。
堅い材質なので、主に将棋の駒・櫛・算盤の玉等に使われてるとか・・・
一般に庭木に使われてるのは、〝イヌツゲ〟と言うモチノキ科モチノキ属の木で、似てるが別物。
イヌツゲは成長が早く・材質も柔らかく、ツゲの様な用途に使えないので、
イヌと名付けられたらしいとの説が有ります・・・しかし強度の刈り込みにも耐えられる点が、
庭木として普及したと言われます。

これは〝イヌツゲ〟です。刈り込んでも、何故か〝まめツゲ〟の様に綺麗に仕上がりません。
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まめツゲと比べて、葉の形が細長く・膨らみが無く・葉の縁に小さなギザギザが有ります。
実は共に紫色。
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実から育てて3年目のもの・・・葉の特徴から、普通の〝イヌツゲ〟ですね・・・
記憶では〝まめツゲ〟の実を蒔いたと思ってたのですが・・・
ネットで調べると・・・〝まめツゲ〟の実を蒔いても、〝イヌツゲ〟が生えると・・・
〝まめツゲ〟を増やすには、挿し木で増やすと書かれてます・・・本当なのでしょうか?
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発芽した画像を見ると、〝まめツゲ〟の実を蒔いたのに、普通の〝イヌツゲ〟に見える・・・
挿し木をして根付くには、1ヶ月も掛かるそうですし、難しいらしい・・・
同じ属なら、接木で増やせるのでは?と思ってます。
この3年ものに、〝まめツゲ〟の今年出た若芽を、接いで見ようかと・・・