海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

カテゴリ: 八甲田山(山スキー登山・縦走)

2014年2月26日
今年2月26日の八甲田山行から始めます。
 
珍しく風が弱かったので、スキー縦走することに~~
始発に乗りロープウェー上駅から、赤倉岳を目指します。
樹氷帯をシール装着し登ります。


これから行く井戸岳・八甲田大岳方向。
こんなにいい天気なのに、後続者なし・・・ただ一人・・・
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赤倉岳山頂に着くと目に入るのが、この爆裂壁。
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稜線がバリバリに凍ってて、板を脱ぎアイゼンに履き替える時も有りますが、
今日は適度にシールが効く・・・井戸岳の噴火口の左を巻く。
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赤倉岳・井戸岳の鞍部から、高田大岳。
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八甲田大岳避難小屋で早い昼飯。八甲田大岳からは一人のスキートレース有り、
仙人岱経由らしい・・・
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酸ヶ湯に向かって・・・
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酸ヶ湯に着いたものの、
車はロープウェー駐車場にあり・・・・バスも夕方までなし・・・
板を担いでテクテク一時間半歩き、車へ・・・縦走より疲れた感じ。 
 
 

2007年4月18日
ロープウェイ駅から、赤倉岳・井戸岳を経由し大岳避難小屋へ。
シール装着のまま・・・・
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避難小屋から、小岳の裾を巻いて高田大岳を目指す。
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八甲田大岳の噴火口が・・・
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ここで大休止、スキーをセットし谷地温泉に滑りこむ。
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谷地温泉からバスでロープウェイ駅に・・・車回収。
好天で、ルート旗意味なし・・・・

12月20日
今朝は、久方振りに降雪のない朝、空も半分は青空です。
低気圧が北上中との予報、
夕方から雨模様らしいがこれを逃すといつ晴れるのやら・・・
 
朝食後、八幡平か八甲田か悩んだが、この冬初の八甲田に決定。
走りながら・・・時間的にも八甲田大岳の山頂は無理、
でも日差しが有るので途中までても・・・
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八甲田大岳 山頂が見えてます~ 11時出発。
冬山には遅すぎる時間ですが、
山スキーの足慣らしと・・・
ブナ林の中は風も弱く、雪も絞まっててそれ程潜らず・・
 
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樹氷はまだ育ってません・・・
 
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眼下に津軽平野と陸奥湾が・・・
晴れてるものの南寄りの風が強く為って・・・
 
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傘雲らしきものが・・・・風が強まる兆候・・・・
 
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ついに、地吹雪が・・・・トレースが掻き消されます・・・
 
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時間も1時を廻り、今日はここまでと・・・シールを外し滑走です。
乾いた滑る雪質でした~~
 
 

12月28日
朝目覚めたら、天気が安定してる様なので、八甲田へ。
予報では、夕方から崩れるらしいが・・・その前に帰れば。
 
今日の予定は、酸ヶ湯から仙人小屋へ・・・
酸ヶ湯発が10時、12時頃までに着ければいいと・・・
 
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出が遅いので先行者のトレースが・・ スキー・シュー
ブナ林間は風も無く快適に進めます。
 
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地獄湯ノ沢手前、樹氷はまだまだ・・・
 
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沢への降り口、先行者3名。
 
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沢の、首とか喉と言われてる処の直前。
沢が狭まるので当然だが・・・
ここはいつも強風だが、背中からの風。当然帰りは向かい風・・・
 
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強風に晒されて、雪の付かない処だが、今年は難なく通過・・・
 
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沢をぬけると、〔山岳同人たかじょう〕のルート旗。
 
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仙人岱の避難小屋。
 
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八甲田大岳はガスの中、小岳山頂は微かに・・・・
 
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睡蓮沼方面。
 
今日の収穫
 
軽い兼用靴の、ガルモント・マスターライドを履いての山行。
今までは、休み・休みの2時間登行だったが、
今日は休み無しの1.5時間で避難小屋に到着。
下りは、雪が深過ぎて板走らず・・・・苦戦・・・
 
 
 
 

1月25日(日)
 
森吉山の後は、晴れ間狙いで八甲田と決めてました。
予報では、午前中は曇り空で昼からは良く為りそうです~
 
7時発が寝過ごし、7時半発に・・・幸い日曜日で車も少なく、路面凍結も無し。
9時にロープウェイ駅に到着、満車状態・・やっとスペース探し、準備。
赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳の頭は雲の中ですが、其々の鞍部は目視出来ます。
駅ホールは満員で、三沢米軍勤務の白や黒が溢れてました・・・
10分間隔のピストン運転をしてましたが、2回待ちで乗れた~~
 
山頂駅着が10時で、すぐにシール登行開始。
ツァーの団体が3Pほど・・・
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赤倉岳の基部を目指して・・・
基部から上は雲の中ですが、薄日も差してます・・・
 
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先行者のトレース、スキー2名・シュー1名有り。
太陽がボンヤリ透けて・・・
いつもの西風も強くなく、顔を刺す寒さも無し・・・
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振り返った後方の樹氷原
 
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三角山が、ツァーコースの前岳、
07年ガイドツァーで表層雪崩で2名没・・・
 
 
ニセ赤倉岳への中間地点、
ブッシュにシュカブラ・・・雪の状態も絞まって来た・・・
 
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ニセ赤倉岳の山頂が、薄っすらと・・・先行者は夏道を直登してます・・・
いつもは、この辺からジグ切って登るのですが、
負けられないので直登???
結構足首にきますが・・・
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ニセ赤倉岳に上がると、赤倉岳が・・・・
先行者3名は、ここから八甲田温泉方向に降ってます。
シュー1名はボードのよう。
ここから赤倉岳は登らず、右側を巻いて、
井戸岳との鞍部を目指してトラバース。
いつもながら、シュカブラ帯で歩き難い・・・
 
井戸岳との鞍部で、右手から登って来たボーダー4名と合流、
大岳避難小屋からカモシカへ滑るらしい・・・
画像は、井戸岳噴火口の縁の夏道を歩くボーダー。
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井戸岳の東斜面には、ツァー団体・・・
天気も上がって来て、高田大岳がデーンと・・・
 
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井戸岳を降ると、大岳避難小屋が眼下に・・・ここで一服・・・
八甲田大岳との鞍部に有り、いつもは風の通る強風地帯だが、
今日は微風・・・
 
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避難小屋からの高田大岳、右には小岳・・・
 
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八甲田大岳は雲の中なのでパスして、右を巻いて酸ヶ湯温泉を目指します。
正面にロープ山頂駅が小さく見えます・・・
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酸ヶ湯を目指して降りて行くと、赤旗が1本見えました・・・
近づくと・・・イグルーが!!!同じ年格好の単独者が・・・
金具がジルブレッタ404使用、
小1時間でスノーソー・スコップでイグルーを造り、
スキートラブルに備えカンジキも持参とは、只者でなし・・・
青森の山岳同人〔たかじょう〕の方でした。
酸ヶ湯から登って来たが、
天気が悪いのでイグルー造って中で飯食ってたらしい・・・
 
ここで、やや遅い昼飯を食う。
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昼飯中に雲が晴れ、通って来た赤倉岳・井戸岳が姿を現す・・・
 
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パスした八甲田大岳の山頂も・・・
 
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八甲田大岳西斜面
 
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南八甲田連峰も良く見えます~
 
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振り返って、八甲田大岳。
 
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酸ヶ湯温泉着が2時、バスが3時過ぎまで無く、
1時間有ればロープ駅まで歩けます。
酸ヶ湯に入って、バスを待つと言う手も有るが、
風呂代600円は名湯でも高過ぎます・・
 
板背負って、歩いてると・・・親切な方が乗せてくれるって~
スキーを載せる様な車で無く、丁寧にお断り・・・
 
更に歩いてると、
又声が掛かりました~ イグルーに居た たかじょう の方。
板をキャリーに積んで貰い、ロープ駅駐車場まで乗せて貰いました~
短い時間でしたが、山の話をして楽しい一時でした。
ありがとうございます。
 
車に山道具を積み込み下山、途中に有る〔大河原温泉〕で一汗流して・・・
ここは、集落が管理する小さな温泉ですが、
ツルッツルの泉質でお気に入り。
たったの200円です~~
 
今日の八甲田は風も弱く、後半は天気に恵まれいい一日~
この日の踏路は、青線です。
 
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2月5日
昨日(4日)は、曇り一時晴れの予報で、
地元の田代岳でスキーかと思ってましたが、
2階の窓から見ても山は雲の中・・・中止にしました・・・
今日は、朝から晴れです! 
予報は、晴れのち曇りだったので、急遽八甲田へ。
やや遅い8時に出発、八甲田着が9時半。
風も無く晴れてました~
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赤倉岳・井戸岳は晴れてました。
八甲田大岳は山頂に雲が掛かってましたが・・・
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南八甲田側にも雲が・・・
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赤倉の登りも順調に・・・
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赤倉山頂に雲が・・・
ここまでは、風も無く日差しも暑い位で、
アウターの前・両サイドのファスナーを全開で登ってましたが・・・
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右奥の井戸岳が雲の中に霞んでます・・
赤倉・井戸の鞍部に来ると雲の中に入り、
急激に寒く為りファスナーを締め、毛の帽子を冠る。
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視界が益々悪く為って往くので、
井戸→八甲田大岳→酸ヶ湯への縦走を止めて、
赤倉・井戸の鞍部から視界の利く毛無岱に滑走・・・
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下に降りると、視界が広がります・・・城ヶ倉温へのツァーコースに合流。

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毛無岱に在る避難小屋、
今は廃屋ですが・・・緊急時はまだ使えそうです・・・

ここで、遅めの昼飯を喰い、毛無岱を横断して、2時に城ヶ倉温泉に到着。
酸ヶ湯発のバスが来る迄に1時間以上有るし、
天気も良いのでロープ駅まで板背負って歩く事に・・・
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途中のカーブミラーで。
55分でロープ駅に到着、車回収して帰宅。
今回は予想以上に天気の崩れが早く
当初予定したルートを辿れなかった・・・


3月8日
一日晴れ予報で、北八甲田へ。
ロープ下駅は、ほぼ満車状態でしたが、何とか駐車し即準備。
9時が始発ですが、
客が多いので8時45分から臨時便が・・・100人乗り。
2便の9時に「あと、1名様」で、乗れました。
グループ客が多いので後ろに居てもOKでした。

これからスキーで登る三山、左から赤倉岳・井戸岳(双耳峰・八甲田大岳)。
大岳からは、右のスカイラインを滑り、酸ヶ湯温泉までの予定。
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まずは、赤倉岳を目指して・・
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赤倉岳の中腹から振り向くと、雪原に微かにトレイルが・・・
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右手眼下には、大湿原が・・・雪が消えるとお花畑
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赤倉岳の稜線に上がりました・・・
これから向う井戸・八甲田大岳もはっきり見える。
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夏道の柵が見えてます・・・
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上2枚の合体パノラマ画像
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正面に井戸の双耳峰が・・・
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赤倉岳の山頂、ガスの中・・・
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振り返って、ニセ赤倉山頂。 登って来ると、これが山頂に見える・・・
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井戸岳の西斜面は、チビ樹氷の群れ・・・奥が八甲田大岳。
前回の悪天候敗退時は、
ここを滑って城ヶ倉温泉に向ったが、凸凹で悪戦苦闘・・・
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赤倉岳・井岳の鞍部に来ると、高田大岳が姿を現します・・・
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井戸岳の噴火口 左の縁を進みます・・・
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井戸からの高田大岳
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夏道の杭とロープ
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井戸の噴火口
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井戸岳から降りると、八甲田大岳との鞍部に避難小屋が有ります。
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小屋前で休憩。
いつもはこの鞍部が風の通り道で、強風帯だが今日は風無く穏やか。
降りて来た、井戸岳を見上げる・・・
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これから登る、八甲田大岳の最後の斜面、約30分の登りです。
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登り切りました・・・今シーズン初です・・・
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八甲田大岳山頂からの来た方角、奥は赤倉・手前は井戸の噴火口。
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八甲田大岳山頂東側の噴火口。山は、左から雛岳・高田大岳・子岳。
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八甲田大岳の山頂から、酸ヶ湯へダイレクトに、ミニ樹氷の間を縫って滑り降りました・・・
樹氷は落ちて、春山気分。
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南八甲田の逆川岳、左の稜線を辿ると 櫛ヶ峰。 
観光道路が4月1日開通したら、行って見よう~~
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今回の、北八甲田縦走は晴れ・微風に恵まれました。
やはり3月の山ですねぇ~ 
八甲田大岳の登りは、氷化してる時もあり、一応10本爪アイゼンを携帯しましたが、
シールでジグ切って登りました・・・・

酸ヶ湯温泉から、ロープ駅駐車場まで歩く途中に、親切な方に車に乗せて頂き感謝。
前々回に続き2度目です・・・
帰りは、途中に有る 大河原温泉 で汗を流し、気分良く帰宅。

3月中に、早池峰山 河原坊コースも登らなくては・・・・

3月17日
北八甲田は2月末に、スキーツァーコースの標識竹の設置が、一部完了しました。
残りのコースは、4月1日の道路開通までに。
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八甲田大岳の裾を巻く、大岳環状ルートを登り・滑って来ました。

酸ヶ湯温泉から、地獄湯ノ沢出合→硫黄岳ルート→仙人岱非難小屋→大岳・小岳鞍部
→大岳非難小屋→酸ヶ湯温泉への、ぐるっと一周コースです。

酸ヶ湯温泉から林間を・・・絞まり雪の季節、歩き易い・・・
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地獄湯ノ沢手前からの硫黄岳、山頂はまだ樹氷が残ってます。
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地獄湯ノ沢出合、八甲田大岳が林越に望めます。
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地獄湯ノ沢。沢伝いに登ると大岳環状ルート。
沢の右の樹林帯を通って、仙人岱避難小屋へのコースが硫黄岳ルートです。
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硫黄岳ルートを登って行くと、南八甲田連峰の雄 櫛ヶ峰 が良く見えます。
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硫黄岳北面、上部の凍結面が光ってます・・・
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前方に、小岳と奥に高田大岳が見えて来ます。
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硫黄岳の東面、無木立バーン まもなく仙人岱避難小屋。
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仙人岱避難小屋からの、八甲田大岳。
11時だが、早めの昼飯を喰い 大岳の右側から裏を回って左側に・・・
無雪期は登山道が有りません。今しか通れないコース。
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振り返って、仙人岱避難小屋と硫黄岳東面。
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小岳 右に小岳を見ながら、大岳の裾を巻くと・・・
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小岳に隠れてた、高田大岳と雛岳が姿を現します・・・
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前方に、井戸岳の双耳峰が見えて来ました。手前の斜面は、大岳の裾。
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八甲田大岳の北斜面
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八甲田大岳の西斜面を滑りましたが、上部はガリガリ・下部はグサグサの腐れ雪。
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帰り掛け、黒石温泉郷の奥座敷・大河原温泉で一風呂。
今日は夕方から崩れる予報で、今丁度雨の音が・・・・


4月2日
八甲田ゴールドラインが昨日開通。
睡蓮沼バス停の広くなった処に車を止め、スキーの準備。
ツァー標識を離れて硫黄岳へ・・・・

睡蓮沼からの北八甲田連峰  左から、
石倉岳1202m  硫黄岳1360m 八甲田大岳1584m  小岳1478m  高田大岳1552m
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昨日は、下界は雨 上は雪だった模様、所々に新雪溜りが・・・
今の時季は、好きな山へ好きなルートで登れます。

硫黄岳の南斜面を直登、樹氷は落ちてます・・・
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硫黄岳山頂からの、南八甲田連峰の山々、櫛ヶ峰が主峰です。
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黄岳山頂からの、北八甲田展望 
左から、八甲田大岳 小岳 高田大岳
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硫黄岳の山頂から北面を滑った処で、少し早いが昼飯タイム。
西風が冷たかったので、ツエルト張って中で・・・
中は温室並みの暖かさでした~
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5分も歩けば、仙人岱の避難小屋ですが、この天気では中は満員、
煙草も吸えない小屋は敬遠です・・・
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ツエルトをたたみ、硫黄岳の裾を巻いて、睡蓮沼へほぼ直に滑走・・・
新雪と古い雪が交互に現れ、突然ブレーキが・・・滑り憎い雪。

帰りの車窓から
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正面に、石倉岳  笠松峠の画像
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帰りは、黒石温泉郷の奥座敷 大河原温泉200円でスッキリ。

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