海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

カテゴリ: 鳥海山(山スキー登山・北面登攀)

2014年5月11日
 
 
前回の北面の話をしたら、何としても行って見たいと言う山友を案内。
北面基部に至るルート ブッシュ帯3カ所の踏破を教えるつもりが・・・
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先行者有り
 
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北面基部でしばし眺めて、アイゼンなしなので登りを諦め、
北面を西側に大トラバース。
七五三掛から千蛇谷に降りた地点まで行ってしまった・・・
帰りは、大斜面を滑走。山友は来年に備えアイゼンを買うと言う・・・・
 
このあと、6月までスキー登山をしたが、
下部のブッシュ帯通過や、スプーンカットにレベルの低さを感じ板納め。
 

2013年11月1日 鉾立から
ブルーライン閉鎖直前の晴れ狙いで・・・アイゼンの出番なく、ガックリ
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七五三掛降りて、千蛇谷へ
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新山 山頂
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新山から外輪
 
今年も雪が有ればの話だが、
鉾立から11月1.2.3日の晴れ日を狙って、登る予定。
 
☆情報  鉾立山荘の改装が終わり、11日より31日まで営業とか・・・
素泊まり料金値上げで1800円也(>_<)
 2012年10月28日
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2012年5月27日
 
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朝焼け
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蟻のごとくに・・・
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山頂にある違和感!!! 山頂神社の敷地に建てるべき。
建てることは知ってた・運んだ日も眺めてた・加勢した方々も。
違和感は小生だけか・・・丁寧に社名・代表者も彫ってる・・・売名?
 
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2012年5月14日 祓川から
この日は、遅い新雪が降ったとの話で、向った。
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     小生のスキー跡
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2012年4月28日 鉾立から
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この日は新山まで、アイゼンが良く効いた~帰りはグズグズ・・・・ 
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千蛇谷 
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新山山頂から七高 
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外輪から稲倉岳 
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外輪から笙ヶ岳 
 
 
 
 
2010年5月18日 鉾立より
お気に入りの画像が出て来たので、ここからの鳥海が好きだ~
お浜小屋下をショートカットして・・・小生の後ろ姿・・・
この日は、七五三掛から荒神ヶ岳に直登し、
新山・七高山・外輪経由で鉾立に。
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2009年5月5日 鉾立より
 
外輪経由
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外輪から千蛇谷を見下ろす
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外輪から荒神ヶ岳の斜面
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2008年10月30.31日 鉾立より
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日本海への落日 雲形が海面に・・・・
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今は、鳥海湖と呼んでるようだが、鳥の海 の方が良いのでは? 
噴火口に水が溜まったもの、浅い・・・
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2014年4月26日
 
祓川から稲倉岳目指して大トラバース、
たいした藪漕ぎも無く予定地へドンピシャリ。
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七高山外輪の裾を巻いて新山直下へ・・・
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赤線が登ったルート、標高差800m。七高山と新山の間に抜けます。
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この日は、風も無く穏やかな日、
斜面の状態は下部はグズグズ・上部は硬過ぎず柔らか過ぎず。
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新山直下から、上を眺める。右の凸部を登り、岩稜の左を通過。鞍部に達します。
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凸部が終わった処で休憩、これから先は急斜面で腰を下ろして休める処なし。
登って来た方を眺める。
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七高山の高さになれば登りは終わり・・・
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単独登山者が2名いて、暫し談笑。
1人は背負ってきたスキーで、ここを滑って帰ると言う・・・恐ろしい・・・
1人はショートスキーを取り付き点にデポして来たので、
歩いて降りて、滑って帰ると言う。
こんな急斜面は、降りる方が大変・・・下に降りれば楽チンだが・・・
 
小生は、七高山に登り返して、夏道沿いに祓川に下山。
雪で冷やしたビール美味し・・・車中泊・・・
 
翌日は、スキーで七高山に登り、佳麗に滑走・・・?
 
 

4月24日から29日迄の予定で、鳥海山・月山を廻って来ました。
週間予報では連日晴れマーク。

4月24日
10時が鳥海ブルーラインの開通日です。
標高1150mの五合目・鉾立まで車で上がれます。
昼に家を出て、五合目に在る 鉾立山荘 へ。
にかほ市からの鳥海山、雪が少な目です・・・
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山頂部には、薄雲が・・・
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山荘とビジターセンターの職員に挨拶。
泊まりの職員はSさん、宿泊客は4名で夕方4時から小宴会。
スキー談義や山の話で盛り上がりました~
9時の消灯直前まで飲んで、この日は車中泊。

4月25日
山荘の調理場を借り朝食準備、宿泊客の3名は出発準備中。
2人組み・単独者は、県境から御浜小屋方面にスキーで登ると言ってます。

鉾立から 賽の河原 への尾根道は雪が無く、兼用靴での登りは難関。
尾根西側の広い沢伝いに 賽の河原 に出るルートを取る事に・・・
駐車場からブルーラインを山形側に10分程歩くと、
雪壁も低く斜度も緩い処を見付けました。
雪壁は低いと言っても2.5m程。
スキーを立て掛けそれを支えに蹴込み、足場を固めスキーのトップを掴み、
雪壁の上に放り上げ、ストックを刺しながら何とか雪壁を乗り越えました・・・
車にピッケルを積んでたので、持って来れば楽に越えれたのに・・・

広い沢伝いにブッシュを避け、雪面を拾いながら登って往くと、
向かいの県境尾根を登ってる、二人組とその後ろに一人が見えます。
遠目なので定かではないが、山荘で会った彼らかと・・・

賽の河原 を見下ろす地点に到着。
ここからは、夏道沿いに 御浜小屋 に向かいます。
一部笹の出ている処も有ったが、御浜小屋に到着。
鉾立ルート・県境ルート(夏道無し)・大平ルートが交わる小屋で、
鳥海、月山森、鍋森、鳥の海(噴火口の湖)等の眺望がいい処。

この先、七五三掛(シメカケ) までは雪が薄く、露岩が・・・
スキーだと登り返しや・背負っての歩行が有るので、先に進むのを止め、
ここで 鳥の海 に向かって滑走~ 
登りは板の先の穴に紐を通して曳いて歩きます・・・
小屋脇で休んで、2本目の滑走~
快晴微風・帰路は来たコースを戻ります。

広い斜面を一杯に使い、ブルーラインに到着。
雪壁は高い処で4mも有り垂直に近い処も・・・
良さそうな降り口を探すと、直径5cm程の潅木が上下に2本出てる箇所発見。
板を背負い、潅木に掴まって無事アスファルトに着地。

約10分歩いて車へ・・・
スキー用具を積み込み山荘に挨拶、須○さんが当番だ。
センターにも挨拶、コーヒーをご馳になる。

出発時、車にカメラを忘れたので、画像無しです・・・

次の予定地の月山に向かって車を走らせ、途中の酒田市で富樫スポーツに寄る。
去年の今頃は改装中で、モンベルショップに為ったと聞いてたが・・・
カヌー・自転車の品揃えも・・何とコロンビアのコーナーも有る。

月山トンネルを通っていつも思うが、良くこんな山岳道路を造ったものだと・・
庄内地方と県都山形市を結ぶ幹線道路、元衆院議員加藤紘一の政治力か・・・

夕方、月山・姥沢駐車場着。
月山山頂部に雪が有りません・・・湯殿山南面には多数の亀裂が見えます・・
ここで車中泊、駐車場は500台、併設のトイレにはウォシュレット完備。
照明もセンサーで点滅、500円徴収する価値有りか・・・

夜の8時過ぎに携帯が鳴りました。
婆の携帯を使って、小一年生ホヤホヤの孫(長男)からです・・・
「ジジ・・ どうして居ないの・・ たか さみしいよー こんど居てね」

25.6日の土日に、泊まりに来ることを前から聞いてたのに、山優先に・・・
孫2人に淋しい思いをさせてしまった・・・・・

婆の話では、3歳成り立ての次男が、
「ジジ・ジジ」と、呼びながら各部屋を廻ったと言う・・・

寝就かれない夜に為ってしまった・・・・

4月27日

鳥海ブルーライン傍の駐車場で一夜を明かしました。
朝から快晴なれど、南風が吹いてます・・・8時のゲート開きを待つ間に、
寝袋の湿気を取ろうと、アスファルトの輻射熱利用し拡げましたが・・・

朝飯食って、8時ゲートオープンです。
鉾立山荘で、古タオル貰って板滑走面の汚れ取りです。
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ガリウム クリーナー&ベースワックスをスプレーし、少し置くと汚れが浮く感じ。
2度拭きすると・・・・
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汚れが取れましたが、傷跡に入り込んだ汚れは取れません・・・
まー、この程度落ちれば上出来かと・・・
優れ物のクリーナー。
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板を掃除して一段落です。車に板を収納して、気付きました????
寝袋が無い!!!!     下の駐車場に干したまま忘れて来ました・・・・
既に2時間近く経ってます・・・・
急いで、ブルーラインを下りあの場所へ・・・
風で飛んで、10m先の芝生の植え込みに掛ってました~
このモンベルダウンNO1です、高価なので良かった・良かった~
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回収して、山荘に戻るのも何だし、明日開通の矢島・祓川線のゲートに向かう・・
道中、山桜が綺麗です・・・鳥海もクッキリと・・・
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案の定 単管バリケードに明日10時開通の表示が・・・
寄せれば通れますが・・・大人ですから~

近くの、花立ハイツ(何年も閉鎖中)に車を止め、隣の こどもの国 散策。
ハイツ玄関脇の水道水を拝借し、洗顔・飲料に・・・


4月28日

祓川開通式での関係者の車が上がって往ったのを確認し、祓川に向かいます。
やはり道路脇の雪壁は低目です、新緑のブナ林と残雪の白が爽やか。
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矢島・祓川の全貌
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緑線 夏道伝いのコース  赤線 積雪期限定の楽チンコース
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祓川上の駐車場に到着、何人かスキー・ボード・登山の準備中です。
山荘裏の雪渓から取り付きます・・・
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七ッ釜避難小屋尾根が見えて来ました・・・
いつもは、ここの台地から左のブッシュ帯を突っ切りますが・・・
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真っ直ぐ避難小屋に登る選択もあるが、急登なので左に迂回。
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裏に回り込めそうな箇所、先行者の足跡・・・
皆、同じ様な事を考えてるのか・・・間も無く通過不可に為りそう・・・
普段の年は、5月中旬まで通過出来る場所ですが・・・
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七ッ釜避難小屋と同じ高度・・・
この辺りから、日差しと照り返しで強烈な暑さが・・汗ダク
風が欲しいところ・・・カッターシャツを脱ぎ長袖下着一枚で登る・・・
ズボン下も脱ぎたいが、靴を脱がねば為らんのだ・・・
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ヒタスラ登り続ける・・・
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七高山にジェット機が・・・
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余りの暑さに、水分補給しても汗が出なく為ったし・・クラクラ感も・・・
舎利坂下の最後のブッシュ帯で、小一時間大休憩、水分と甘い物を摂る。
後40分程で七高山頂だが、ここで撤退と決めシールを剥がす・・・
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24日夜に鉾立山荘で飲んだ、
彼と同行した仲間の様に県警ヘリで運ばれたくはないし・・・
自分の事は自分で決めねば。十分休んで・・・
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祓川ヒュッテが見える処まで滑って来ました・・・
3年ほど前に、この沢のクレバスに逆さに落ちたボーダーが死亡してます・・
最後は慎重に小屋へ・・・
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腐れ雪が重いものの、まだ雨に寄る縦溝も少なく、満足な滑りが出来ました。

駐車場の蛇口はまだ雪の中で、
側溝を流れる雪解け水でビールを冷やして、一人乾杯。
シートを敷き、道具を乾かしながら・・・

夕方、隣の駐車スペースに単独若者登場、去年もここさ居た人だしなっ と。
彼も一人宴会を・・・高清水・大吟醸を振舞う。
お返しが何と、オールドパー・・・何十年振りに口にする・・・
故田中角栄が愛飲した酒だが、美味い物は美味い~
聞けば矢○山岳会員と言う・・・秋田でも精鋭の会だ。
色々話して、楽しい時を過ごさせて貰った・・・若者は先が有っていい~
明日朝会の仲間が上がって来ると言う・・・

酒の力で夜中に目覚める事無く、朝日が昇るまで熟睡・・・


4月29日

目覚めると、朝日が・・・
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雪が朝日で薄っすらピンクに染まって
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朝飯を食って・・・矢○山岳会の会長にご挨拶、
多忙故サッと登ってサッと降りると言う・・・

旗日なので、能代市の梅○氏や塚○氏が必ず来るはず・・・
彼らはスキーが上手だ、お互い俺が上手いと言ってる。
待ってると9時に梅○氏、納車一週間の新車で登場。(仔細割愛)
この暑味にマンモス印・ゴア製・裏付・上下・新品を着ると言う・・・
10万だすよー・・・・10万でも涼しくない説得して仕舞わせる。

登り始めて直ぐに汗ダク…昨日より暑い!!!!!
昨日シールで登ったが、すぐに水を含み重い・・・
今日は、ウロコを選択~ スースーいい感じだったが・・・・
急斜面は登れず、斜登を繰り返すが、
雪が腐り過ぎてて谷足がズリズリ擦り落ちる・・・これが結構筋肉に来るのだ。

梅○氏に、戻る事を宣言。
戻って来ると、ヒュッテ裏で塚○氏と遭遇、梅○氏のルートを教える。
彼のパワーならすぐ追い着くだろー。

車に戻り、今から帰る旨連絡、1時半自宅着。長~い6日間だった・・・・

5月24日(日)

今年の春山スキーは、ブナ花粉で板がベトベトに為ったり・雪が少なく、
GWで終わりと思ってましたが、
先週祓川で滑った方から花粉なし・雪繋がってるとの情報です。

又、雪面の花粉も、雪中バクテリァが食い尽くせば前の状態に戻る話も有りました。

鳥海西面も考えましたが、雪量が少なく・藪こぎも有るので、迷わず祓川へ。
23日(土)昼に出発、約20キロ走った時点で、シールを忘れた事に気付くも、
ウロコ板積んでるから・・・と安易に・・・

祓川 夕方の画像

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この日は、晴れてるものの下界も山も風が強く、祓川は山から吹き降りる風。
風当たりの少ない山側の隅を確保、定位置で車中泊・水場も目の前です。

山から降りて来た方に聞くと、下で一部雪が切れてるが、
山頂まで繋がってるし、板のべト付き無しとの事。
見た感じもいいので、能代のU氏とT氏に明日来るように連絡。

早めの一人宴会、暑かったので雪で冷やしたビールが美味い!!
夜中に一度目を覚ましたが星空が凄く綺麗、風で埃が流れたのか?
横手盆地の夜景もハッキリと・・・

翌朝 鳥形雪渓もはっきり 快晴・無風です。
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朝飯を済ませ、準備も完了。
8時にU氏・T氏到着、8時半スタート。
ヒュッテ裏の残雪が続いてる様に見えたが、神社まで板を背負って往く事に。
直ぐに雪の急斜面が現れますが、上の緩斜面までキックで直登。

雪渓上進み、少し行くと夏道が右に現れました。
そのまま進むルートも取れるが、藪こぎの懸念があり、
夏道を越え右手の雪渓に移動、板を抱え10mほど歩く。

ここまでは二人のペースに着いて登れたが、シールとウロコの差・・・
どんどん離されて往きます・・・・
相手シールで直登、こっちはジグ切って・・・3倍歩く位の差・・・
焦ると谷足がズルし、バックして仕舞う様・・・疲れ倍加です。
U氏に、七ッ釜避難小屋迄で、飯し喰って帰ると弱気発言・・・
板背負って登って来いと・・・キツイお言葉・・・
さて、下の画像七ッ釜直下の急斜面下で一息入れて、
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大塚製薬製OS-1 ゼリーを一パック吸うと・・・不思議と元気が・・・
発汗による脱水状態に最適です、500mlも有るが高いのが難点。
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七ッ釜直下の急斜面にジグ切って、板を叩き着ける様に登ると、
不思議にズリやバックが無く、楽に避難小屋上の斜面通過です~

避難小屋裏の雪渓を一人で登る方が・・・
何となく見覚えのある姿、声掛けて見るべきでした・・・
帰ってからFBで矢留のH先生だったのが判明。

広大な雪原を夏道から離れ、左へ左へ・・・氷の薬師からの急登を避ける為。
早くも、下山して来た人が・・・
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赤線 今回の登りルート  緑線 今回の滑走ルート 
途中一箇所狭い処でウロコで直登出来ず、3mほど板を背負う。
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2人は先に行ってるし、山頂直下の急斜面はウロコでは大変と・・・
最後の草付きで板を外し昼飯&缶B。

ここまでで祓川から3時間半も掛りました・・・
山頂に向かってるU氏に電話して見ると・・・
休んでるのが見えるとの事、今からそこに滑ると。
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降りて来て休んでると、T氏が舎利坂下を滑走中・・・
大声で呼び止め合流。
天気が良いし雪もいいので、2人はもう一回登って滑ると言う・・・
結局登り返し2本滑走です。

草付きからの東斜面
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舎利坂下の斜面 
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祓川方向 右下に雪に囲まれた駐車場 左上に鳥海高原の菜の花畑が見えます。
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この後、3人で夏道伝いに大滑走でした~ 縦溝もそれほど気に為らず快適。
週末天気が良ければ再会を期して解散。

今回の大反省
〔山道具あれこれ〕の中に、山スキー・シール代替法 が有ります。
日記の中で、上記の如くシールが無い時の応急術を記してたし、
細引き紐も常時携行してたが、全く頭に無かった・・・・ボケ症状か???

6月7日、鳥海山 矢島口の祓川から、夏スキー登山をして来ました。
前日の土曜日、3時に家を出発。
山まで4時間もの運転は疲れるし、時間は有り余ってるので、遠距離は前日発。
夜のローソク点てた一人宴会も魅力かも・・

祓川に着いて、残照の鳥海を撮ろうとしたら、デジカメの電池切れ・・・
そろそろと思い、途中のコンビニで買う積もりが忘れました(>_<)
なので、今回は画像なしです・・・・

駐車場は、5月の人気は無く、ガラガラですでした・・・
雪の状況を、T氏に伝えると明日来るとのこと。
今日登ったであろう方は、帰ってしまい状況を聴けず・・・
眺めて見た感じでは、舎利下・氷の薬師からの左上ルート・七ッ釜小屋付近は、
雪が切れてます。
5月24日の時には、何とか繋がってたので当然ですが、
雪解けが進んでます・・・

翌朝、T氏と9時出発。
吸血ブヨ対策は、来る途中のドラッグストアで聞くと、
子供用で服に張る虫除けシールが使い勝手が良いとの事で、24枚入り338円。

右・アース製薬 虫よけパッチ 
左・富山 五洲薬品 水分、電解質補給水 脱水に寄る、攣り、痙攣予防。
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手袋はしてるので、首の後ろと顎下の襟に各一枚を張りました・・・
雪渓上に出ると、ブヨが寄って来ましたが、目の前50cm辺りを飛ぶだけで、
刺される事なしでした。
絶大な効果です、スプレーや線香やネットも過去試しましたが、
孫が夏に張ってた クマのプーさんシール が、こんなに効くとは・・・

板を背負って神社裏の急斜面の雪渓を登り、夏道伝いに賽の河原へ。
兼用靴では、雪渓も階段状の夏道も歩き難いし、板が枝に引っ掛かり仰け反る。

賽の河原からは、シール登行・・・T氏のスピードに引張られ、
七ッ釜小屋まで1時間、雪が切れてましたが小屋上の斜面5mを板のまま突破。
薄いガスが流れ、日が陰ると気持ちが良いが、カンカン照りに辟易・・・
T氏に先行する様伝え、マイペースで・・・

氷の薬師の岩下で、ザックを降ろして休憩。
OS-1ゼリー を摂取してると、由利工業高・野球部の団体がスニーカーで(@_@;)
50人位の部員が、正対して チワ・チワ と挨拶されるのには参ったが、
若者は元気でいいなぁ~と思った・・・
「野球部が何で山へ?」 と聞くと、「訓練です」との返事。
今と秋に毎年恒例だとか・・・
「メッチャ面白レー」とか「練習よりキッェー」等ワイワイ・ガヤガヤである。
この辺りの高校の校歌には、霊峰・鳥海とか秀峰・鳥海で謳われてるはず・・・

一団が通過して、舎利坂下に向かう登山道は、雪が切れ板を背負わねば・・・
時間は11時半、早朝登った方が降りて来る。
ロボット歩きが嫌なので、山頂は中止にし、正面の沢の雪渓を詰める・・・
ここだけ縦溝が無く、幅15mほどの急斜面です。
100mほど登ると3 mの小滝にが現れ行き止まり、
滝の上にも七高尾根(康新道)方向に雪渓が続いていて、
早い時期ならダイレクトに滑れるかも・・・

3回滑って、T氏の帰りを待つ間に昼飯、雲が沸いては消え、まるで夏山風情。
T氏も板を曳き登り滑走、いい処を見つけた・・・

帰りは、登ったルートを辿る、縦溝ガタガタで跳ねながら滑ってる感じ・・・
膝で調子を取るので太腿パンパン、疲れ果てて祓川へ。

これで今季のスキー登山が終わりました・・・
11月中旬、八幡平ブナ森スキー場に降雪が有るまで・・・

春スキー登山の総括として
一番いい時期のGWに、滑走面に付着するブナ花粉が大量に飛び、
よく往く各山々で悲惨な目に合いました。
20年に一度の大量飛散、と言う話も有るくらいでした・・・
秋にブナの実が豊作で、熊が増えるのが心配です・・・







今日(11月1日)、象潟鉾立口から鳥海新雪散歩です。

鳥海山の象潟鉾立口へ上がる道路の閉鎖日は、例年文化の日です。
今の時季は夜間凍結の恐れがあり、夕方5時から朝8時の間はゲートが閉鎖です。
登山口の鉾立Pは標高1150mですから、今の時季平地に雨が降ると、
上は雪か凍結でゲート閉鎖です。

天気予報を見ながら、山行の機会を伺ってましたが、1日は晴れ予報でした。
昨日の朝(10月31日)は、平地でも雨が降ったり晴れたりの天気でしたが、
確認の為に9時頃に鉾立口のビジターセンターに電話してみたが誰も出ず・・
職員が上がって来てない・・・
隣の鉾立山荘に電話したら、泊まり勤務の佐○君が電話に出て、
7時の点検で一部凍結が有りゲート閉鎖中、10時の点検で解けてれば開放すると。
今年も駄目かと半ば諦めてたら、12時に佐○君から電話が来て、
今からゲート開けるとのこと・・・判った! 今からそっちに向かうと告げ、
12時15分に出発です。

山道具やスキー道具は、年中車に積んでるので即出発。
途中、コンビニでデジカメの電池購入以外は寄道せず、3時半には鉾立に到着。
薄っすらと雪が・・・
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鉾立山荘の佐○君は開通後に下に降り、交代の須○さんが居ました。
車中泊のつもりでしたが、誰も居ないから泊まれと言う事で・・・
長イスをベット代わりに・・・(ナイショですが只)
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晩飯代わりに、缶詰肴に日本酒4合瓶飲んで、8時就寝です・・・
石油ストーブ弱にして、贅沢過ぎますが・・・

翌朝(11月1日) 5時起きして、軽く朝飯食うも、ガスが濃く・・・
7時に往ける処までと出発。
左に滝の音が聴こえる場所ですが、水が涸れてて音無しの世界。
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賽の河原手前・・・相変わらすのガス
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他人の足跡が無いのは、気持ちがいいものです・・・視界は相変わらす不良・・
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石積みが有るので、正規ルートか?
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小枝もバリバリに・・・
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笹もバリバリに凍結・・・
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大平口との合流点に到達です。手袋の影が・・・
視界は無いが、風も無く気分は良好・・・
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途中、抜かりながらも御浜小屋の鳥居に到着・・・
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冬戸を開け中に進入、ここまで2時間・・・
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フラッシュ撮影。相変らず視界が悪く休んでると、一名到着。
何と、夏山格好で・・・足跡有ったから登って来たと・・・ここで帰ると・・
その後、若者2人到着。
見ると、一応冬山格好だが、1人軽アイゼンが逆履き・・バンドの末端処理もせず、
30cmも引き摺ってる始末・・・
上に行かないのかと訊ねられ、天気待ちしてると言ったが、
上に行きたいのでどーか?と言われ、なら、行ける処まで・・・と出発。

八丁坂下のコル 彼等の姿
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写して貰った小生の姿。 見通しが効かないので、この先進んでも・・・と、
説得し御浜小屋に戻ることに。 
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御浜小屋に戻ると、一瞬ガスが晴れ、鳥の海(旧噴火口)が眼下に。
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鍋森も・・・
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御浜小屋で昼飯を喰い、一路下山です。

眼下に賽の河原が見えて・・・ガスが取れ始めました・・・
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賽の河原に降りると、青空が・・・
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振り返ると・・・
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鉾立に降りると、この様です・・・
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帰路 鳥海ブルーライン途中からの日本海。
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今回は、其れなりの積雪量も有り、山頂までは登れなかったものの、
6月以来の山登りで、新雪の上を歩けた事に満足。
発掘土方で鍛えられたのか? 以外に歩けた・・・

今月の20日頃からは、八幡平でスキーが出来る・・・待ち遠しい限り!!!


天候が安定しないが、GWの山計画を立てました。(4月30日時点)

5月1日(曇り・雨予報) 
鳥海山・矢島祓川   午後から出発し、祓川P泊。

5月2日(曇り・晴れ予報)
ノーマルルートで、七高山に登り、スキー滑走。

5月3日(晴れ・曇り予報)
新山北面を登り、滑走は雪の状況を見て、北面か? 七高山からか?決定。

5月4日(雨・曇り予報)
祓川から、月山・姥沢Pに移動。

5月5日.6日(晴れ・曇り予報)
ノーマルルートで月山往復、姥ヶ岳→湯殿山→南西尾根→姥沢P

気象庁・気象協会・ウェザーニュースの予報からの計画。
風の状況が判らないものの、当日状況を見て判断します。

5月7日  予備日
5月8日  孫の運動会

以上がGW中の予定でしたが・・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

5月1日
予報通りの雨模様ですが、今日は鳥海・矢島祓川登山口の駐車場まで上がる予定。
昼に出発、道中断続的に雨が降ってますが、由利高原に上がると、
雨雲の中で濃いガス、対向車もライト点灯、カーブが多いのでユックリ運転。

祓川への林道は更に濃いガス・・・車窓からはボンヤリと残雪が・・・

3時に祓川駐車場へ到着、雨は降ってません。天気が悪いので車も少な目。
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下界は雲の中、上空は別な雨雲・・・
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まずは飲み水の確保ですが、駐車場内の蛇口が折れて使えません・・・
百m先に在る祓川ヒュッテに貰い水・・・グサグサの雪道でスニーカーびしょ濡れ。
長靴を持って来るべきと後悔・・・
ヒュッテは昨年改修され、広い調理場スペースは食堂兼休憩に。調理場は縮小です。
蛇口は除雪の際に壊したと、小屋番の話。

4Lの水を確保し車に戻る。携帯のバッテリーが少なめ・・・予備に入れ替えるも、
起動して・・・ダウン・・・エンジンを掛けてバッテリー2個充電。



5月2日
朝焼け・・・異常な赤さで、嫌な感じですが・・・
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8合目辺りから上はガスの中ですが、予報では序々に晴れるとか・・
ヒュッテから竜ヶ原湿原を横断して、赤線が今日の予定ルートです。
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七つ釜避難小屋下の急斜面を避け、尾根の裏から小屋に周ります。
竹竿標識は直登ですが、見てると裏周り派と直登派は半々程度。
年々裏周りが増えてる感じです、潅木が出てしまうまでの限定ルートです。
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避難小屋辺りまでは、黄砂で汚れてますが、上は28・29日の新雪です。
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相変わらす山頂は視界不良。
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3時間で、9合目の〝島〟に着きました・・・正面に七高山が見えるはずが・・・
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舎利坂に挑むツワモノ・・・
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〝島〟例年はハイ松が露出してて、休むのには絶好の場ですが・・・
風が出て来て・たまに小雨が顔に当たります。
アウターを着込み様子見をしますが、ここで撤退する事に・・・
シールを外して、極上ザラメ満喫です~~
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降りて来たら、薄っすらと山頂が見えました・・・
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3時頃に為ると、駐車場の車も減ります。
9割が県外、今年は何処も雪が少なく、皆さん鳥海祓川集合の様です。

塚○氏から電話で、これから上がると・・・
松○氏も夜までには到着予定です。空いた両脇のスペースを確保。

夜は3人で大宴会・・・10時頃まで呑んだらしいが・・・記憶に無い・・・



5月3日
6時起床、しっかりと寝袋に入ってました・・・強烈な二日酔いです・・・
何年振りかの酔い様です・・・
隣を見ると、松○氏は起きてましたが、塚○氏は寝袋の中。

今日は、梅○氏も合流して、鳥海・新山北面を登り滑る予定。
気持ちが悪いが、ラーメンで腹ごしらえ・・・・水もガブガブ・・・

梅○氏が到着して、いざ北面へ・・・天気は上々。

竜ヶ原湿原を横断し、
最初の藪(潅木帯)コギ板・ストックを投げてやり何とか脱出・・・
何と目の前に大きな雪壁が・・・・
例年は、トラバース気味に登れる斜面ですが、これでは無理 沢上から迂回。
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雪壁の上に周り込んで、又も藪・・・藪下に滑り込み切れ目から雪原へ。
絶不調でドンドン離されて、待って貰い合流。汗ダグ・・・
熊が、これから往く方に走って行った・・・との話です。
(帰りに足跡を確認しました)           
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3回藪コギをして、北面の大斜面が眺められる処へ・・・
最後の藪を越えれば、新山北面が見えます。    稲倉岳1554m↓
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最後の藪(ブッシュ)を抜けた処で水音がします。
ここまで1Lの殆んどを飲んだので補充・・・
ここまで2時間、北面基部にトラバース。赤線が予定のルート
2年前に登って以来の北面です、前の記録↓
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北面基部にやっとの思いで到着。
梅○氏は、ここから七五三掛・千蛇谷経由で荒神ヶ岳に向かい、
滑走するのでここで一端別れです。

3人で登り始めるが、ドンドン離される・・・
通称〝ポコン〟の手前で、ジグり切り替えしをしようと板を捻ってら、
ザラメ雪がズレでバランスを崩して、転倒・・・
板履いたまま・頭を下にし背中で滑落・・・・急斜面で止まらない・・・・
20mほど流されて、ブッシュに引っ掛かり止る!!!!
ブッシュを過ぎれば又滑落が始まるので、
慎重に板とザックを外し、ステップを切って起き上がる。
この時は露岩が無くて幸い・・・ヘルの大事さを知る・・・・
(知人から、GWの山の事故多いからのメール・・・事故寸前・・・)


シールでの上りは無理と判断、アイゼンを付け・板を背負って、ピッケル刺して。
松○氏が見えたのでコールするが、山頂からの吹き降ろし風で聞こえない様子。
下を指して・降りる意思を伝え、基部に戻りオレンジ色のツエルトを張る。
上から見えるはずだ・・・



画面左が七高山 右が新山。基部からの標高差800m 4時間の登り。
中央斜面に塚○氏 大ジグ切って登ってます。
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吹き降ろす風が強くなり、ツェルトがバタバタ言う・・・
体調は相変わらずで・・・先に戻ることに・・・

車に戻って、小1時間すると3人が戻って来た・・・
風が強くて大変だった様子、来年又 チャレンジしよう・・・(ヘルも忘れずに・・)

雑談中に、GW後半の予報が変わったとの話が・・・
翌日4日は、雨天で月山・姥沢に移動し、5.6日で月山・湯殿山のつもり。
松○氏に確認して貰うと・・・雨予報に変わってる・・・
月山には往かず、帰宅を決断・・・途中から帰宅する旨を連絡。

不摂生も有り、消化不良のGWでした・・・・

反省
①酒は程々に・・・
②シール登行の限界を知る・・・
③兼用靴でのアイゼン装着は、歩き難いことを再認識・・・
④ヘルメット装着の重要さ・・・

5月17日(火)

週間天気予報が、珍しく明日から日曜日まで、連続の晴れ予報です。
1時に家を出て、途中のスーパーで食料買出しして・・・
五合目・祓川駐車場に5時着。

山は霞んでるが、明日からは晴れ!!!
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徐々に靄が取れて・・・                パノラマ画像
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下界を見ると、標高1100~1200m辺りに雲海の層が・・・
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一人宴会をして、7時 車中泊。厳冬期用の寝袋は暑くて、腿までイン・・・




5月18日(水)

4時に起床、4時半頃が日の出です・・・
下界は雲海、残雪に朝日が反射して・・・
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振り返ると・・・こんなに焼ける日には、中々逢えません~
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暫しの日の出鑑賞後、洗顔・・・雪解け水で一瞬に覚醒です。
まずは、湯を沸かしコーヒーを・・・外で今日の予定ルートを目で追いながら・・・
車に戻り朝飯の段取り、味噌汁一杯分+αの水でレトルト卵丼を温める。
沸騰したら、卵丼パックを取り出し、真空パックのご飯を温める・・・
パック飯を温めるのに、そのまま煮ても時間も・ガスも食うし・湯気が・・・

小さいコッフェルに湯を移し、鍋底3.4mmの湯にパックから取り出した飯を入れ、
スプーンで粗く砕きます。弱火で4.5分も温めれば、軟らかめのご飯完成です。

メンツ(食器)に飯を移し・卵丼掛ければ飯は完成。
小さいコッフェルを沸かしメンツで味噌汁、残った湯は食後のコーヒー用・・・
武器(スプーン)を使い、ゆっくり食べます~
食後のコーヒー後は、水場で食器洗い・・・都度洗う方が得策です。

さて、山仕度です・・・
靴下を履き替え、ザックの中身点検・OS1 500mlと水500mlは必須・・・
OS1は疲れた時(特に夏山)に2口も飲むと、不思議と元気が出ますのでお勧め。

シール登りだと、今の時期は水を吸い重くなるし、糊面縁にゴミが付着・・・
なのでウロコ板を選択、
板165cm・1250g+ジルブレッタ404・1050g+兼用靴1120gが片足重量です。
ウロコ板なので、日が当たり、雪が腐るまで待ち7時出発。
今日の予定のルートです。・・が、後半変更しました。
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歩き始めて最初の亀裂、急な沢筋で斜面全体がズリ落ちてます、ここは毎年。
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七合目・七っ釜避難小屋の裏手を登ります。          パノラマ画像
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大斜面に出ました。いつもは、氷の薬師から舎利坂下の急斜面を避け、
左にルートを取るのですが・・・                                       パノラマ画像
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夏道の、氷の薬師 方向を見ると、雪の付き方も良いので、予定変更。
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八合目 氷の薬師 に着きました。
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氷の薬師を左に曲がると、
九合目の舎利坂下までの雪が多いのにビックリ。       パノラマ画像
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九合目の 島 に到着。板を外して大休憩です。
ここに来て北西風が強くなり、カッターシャツでは寒くヤッケを着込む。
この先、七高山への直登と、左のスカイラインに見えるブッシュ帯の下部に斜登し、
ブッシュ沿いに登るルートが取れます。(直登する赤ヤッケの単独者・後で登場)
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島 からの大斜面、帰りにこれを滑ります。        パノラマ画像         
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ブッシュ帯を目指して斜登したが、追い風が強く、
ストックを突っ張ってバランス取る始末・・おまけに氷化してる部分が随所に有り、
ウロコ板では登れずに・・・エッジを打ち付けて横移動で通過・・・
風を背に受け、山形県側に回り込み、11時10分縦走路に到着です。
この場所は、風が当たらず快適です。

(赤ヤッケ氏も、強風で四苦八苦してたので、風裏に回るように声掛けをする。
もう一方は、佐賀県から来たテレマーカー・・東面の唐獅子避難小屋に滑り、
登り返すとの事、同じ日に入山し今日も向かった・・脅威)

赤ヤッケ氏に、ウロコ板でよく登って来たと言われた・・(言わなかったが根性だ!!)
往年の名機ジルブレッタ404を見て、テレマークかと聞いた・・・
こっちは、はあっ? である。
赤ヤッケ氏は、最新TLTラディカルSTだ、年恰好は同じだが山スキー入門と見た・・
シールにアイゼン付けても、風と氷に容易でなかったと。
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新山降り口の標柱
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新山と山頂神社小屋。新山にも登りたかったが、風が強く諦める。 パノラマ画像
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12時、滑走開始。標高差1000mの大滑走~~
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ここを滑って、左に回り込みます。              パノラマ画像
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舎利坂下まで滑って、山頂を見る。              パノラマ画像
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赤線の様に滑って来ました。山頂が遠くなる・・・       パノラマ画像
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七合目・七っ釜避難小屋下の急斜面。
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標高差1000mを滑り、1時15分に下山。
日向ぼっこをしながら、午後のビール~~
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この後、北海道から来たと言う方が・・・
大雪山が在るのに何故?と聞くと、今の時期に山頂から車まで、
滑って来れる山は、ここだけだと。5年振りに来たとか・・・

2日目につづく・・・

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