4月2日
ポカルデBCで起床、いつものお茶サービスを受け、朝飯前に荷を纏める。
昨日の山頂アタックで使った、アイゼン・登山靴・アウターウェア等は、
100Lザックに収納。
今日の行程は、ビブレまで降って下道をチュクンに向かう予定を変更して、
直接チュクンに向かうことになった。(三角形の2辺を止め、1辺を選択)
朝食後、ガレたブッシュ帯を左斜めに降りてゆく・・・
チュクンの標高は4730mなので、約500mの下りです。
暫く進むと眼下にチュクンが見えて来ます。
約5時間の行程なので、昼飯はチュクンに着いてから・・・
ドンドン高度が下るので、呼吸が楽になるのが判ります~~
ポーターやキッチンボーイが、テント設営や昼飯準備のため、
脱兎のごとく下っていきます・・・早い早い・・・流石、シェルパ族です。
眼下に、ローッエ氷河の末端が見えます、谷幅一杯に広がってます。
Ombigaichan峰6340mのヒマラヤ襞と懸垂氷河。
ヒマラヤでも指折りの美しい 襞 だそうです、見とれてしまいます~~
ビブレに着いて、ロッジの食堂で昼飯です。テントはロッジ向かいの広場・・・
このロッジの主はまだ若く、奥さんと子供をつれて登って来てます。
オルゴール時計が壁に掛けてあり、なんと定時に童謡が流れます~~
冬場、客足が遠退く時期は、日本へ出稼ぎに来るそうです。
なので、日本語達者・・・
このロッジは外壁が石組み・屋根トタンで立派、
処がトイレ(厠と言った方がいい)は、
外の板張り・掘っ立て小屋で中が透けてみえる・・・
中に入ると板2枚渡してあり、板の間で用を足すスタイル。
1mほど下には、堆積物と小川が流れてまーーす、原始水洗でしょうか????
風も下から吹き上げます・・・落ち着かない・・・
ポカルデアタックの予備日が2日あり、日程に余裕が有るので、
明日はここで休養を兼ね停滞に決まりました~~
ローッエ峰8051mの夕焼け、ロッジの裏にドーンと見えます。
3000mの南壁は大迫力!!!!!