海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

カテゴリ: Mera中央峰 6654m 登頂記

紅葉が盛りです。
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来た時も放牧されていた、ヤク達 毛並みが色々です。
傍を通るのが怖いですが、荷物を積んでない時はおとなしいとか・・・・
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コテ村に着きました、川原の石にコケが付いてるが、谷沿いで霧の多い処とか・・・
手前の2階建てが、国立公園の管理事務所
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ここで、一日休養を取ります~~

10月13日
コテ村で休養日です。やる事も無く、靴下の洗濯などし、テントの外で日向ぼっこです。
 
10月14日
今日は、谷沿いに1時間ほど下り、
4200mのトゥリカルカまでの急登です。
約900m、約7時間の歩行。
太い針葉樹の林にジグザグ道がついてます・・・
林を抜けると、潅木帯さらに石楠花林に入ります。
春なら綺麗な花が観られるでしょう。
岩稜を何回も巻いて行くと、トゥリカルカのロッジが見えて来ます。
ロッジ前で幕営。
 
10月15日
トゥリカルカ(4200m)から峠を2ヶ所越えて、
チュタンガまで約6時間・・・
往路復路ともに最大の難関です・・・
来るときは、高度障害で大変な目に合いました。
高度順応が出来ているので、来た時ほどではないでしょう~
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最初の、チュトラ峠(4615m)の手前にある、お茶屋です。
この子は、朝に出たドゥリカルカのロッジの娘で、
標高差400mをあっと言う間に登って・・・
同時に出発したのに・・・・店番です。
夕方にはまたロッジに戻るらしい・・・
カメラを向けると逃げられました・・・
色は黒いが、黒木○○サ似の美形・・・・
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チュトラ峠から、次のザトルワラ峠(4543m)を見た画像です。
正面の凹部が峠です。 
後方は Shorong Himal の山々(6500~7000m)
 
 
峠と峠の鞍部に有った 綿毛トウヒレン 
ヒマラヤでも数が減り、ブルーポピーより希少な高山植物とか・・・
綿毛で寒さから身を守ってるらしい。付近に10株ほど・・・
この綿毛が血止めの薬になるので、乱獲されたとか・・・
ソフトボール位で、触ると中はスカスカ。
来た時に見ていたが、写真に撮る余裕が無かった~~
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峠から急斜面を1000m下ると、チュタンガのお茶屋です。
そこで幕営です、来た時もここで幕営しました・・・

10月16日
チュタンガからルクラまで、約2時間ほど~ 低い処にに降りたので体調よし。
ルクラ泊なので、遅めの出発・・・1時間ほど歩くと雨です・・・合羽着用。
途中に有った民家で、雨宿りさせて貰いました~
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婆さんが、ドブロクを作っていました・・・
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1時間ほど休んで、小雨になったのでルクラへ。
今夜はロッジ泊です~
廊下に共同のシャワー(沢水)とトイレ(ドアなし・下を水が流れてる水洗)が、
有りました。
明日 昼にはカトマンズなので、シャワーはパス。
夜は、ガイド・ポーター・キッチンボーイ達とお別れの宴。
 
10月17日
朝の便で、ルクラからカトマンズ→ホテルへ。
昼前にホテルに入る、風呂に湯を入れてる間に(チョロチョロ)、
ホテル脇のネパール・コンビニで、
ミネラル水・ウイスキー・ヤクジャーキー・たばこ等調達~
風呂上りに、堪能でーーす。
 
10月18日~20日
この間、飛行機の便待ちでカトマンズ滞在、
ゴミゴミと喧騒で居たくない街です。

ガイドが、ネパール山岳協会発行の登頂証明書を、届けてくれました。
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10月21日
昼の便で、カトマンズから中継のタイへ。
夕方にタイ発の便で、22日朝に帰国しました。
栃木の友人宅に泊り、23日に帰宅。
長い長い山行でした・・・
次は、出来れば パキスタン・カラコルム山脈へ~~
 
この遠征記録は、当時の【山日記】を参考に記しました。
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