海彦・山彦の白秋日記

ヒマラヤに在る仏塔に描かれた、真実の目。

カテゴリ: ◆◆山彦のヒマラヤ・他雑談◆◆

3月13日

ネパール政府、エベレスト入山を事実上禁止…テント共に寝泊まりで感染の危険

3/13(金) 20:13配信

読売新聞オンライン

【ニューデリー=小峰翔】世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ネパール政府は13日から5月末まで、中国との国境にそびえる世界最高峰エベレスト(8848メートル)の入山を事実上、禁止することを決めた。AFP通信によると中国も同様に入山を禁止しており、比較的気候が良い4~5月に集中するエベレスト登山は困難になった。
ネパール政府は発行済みの許可証を一時無効にし、新たな発行も見送る。エベレスト以外の山も対象にした。政府高官は13日、本紙に「感染拡大が広がっている国からの登山者が例年多く、寒冷な場所で何日も過ごす登山は感染が広がる恐れがある」と説明した。
エベレスト登山は一般的にシェルパらと複数で登り、テントで共に寝泊まりすることからも、感染の危険性があると判断したという。春は山頂やベースキャンプ近くで渋滞が発生するほどの人気で、昨春はネパール側からは644人が登頂した。ネパールは入山手数料だけで年数億円を得ている。

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影響はエベレスト登山にも ネパール 必要なビザ発給停止へ
2020年3月13日 16時02分NHN NEWS WEB

5月1日又は6月1日からの発給では、モンスーン(雨季)に入り、
トレッキングでの高山植物見物より出来ず、登山は無理ですね・・・

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エベレストにはネパール側とともに中国側からも登ることができますが、
地元のメディアによりますと、中国側ではすでに実質的に入山を禁じているとのとで、今回のネパール政府の措置で、当面の間、エベレストの登山はできなくなります。
エベレストはこれから春の登山シーズンを迎えるとあって、観光を主要産業とするネパール経済には大きな打撃になるとみられます。

エベレト登山に限らず、全ての外国人の入国を阻止する様です。
医療が充実してない現状では、仕方の無い事ですが、1人の旅行者が落とす金で、
10人が喰えると言われてるのだが・・・
登山隊(客)の荷を背負って、5~600円の日銭を稼ぐポーター達は大変だ・・・



感染者1人のネパールがコロナ対策でエベレスト登山を停止した理由

3/19(木) 17:51配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

ネパール経済に大きな打撃

 高山に挑む登山家は、世界で最も健康で丈夫な部類に属する人々だ。その目的地は、たいてい文明から遠く離れている。それでも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)により、世界中で移動制限や隔離が行われている影響からは逃れられないらしい。

 チベット高原全域のあらゆる旅行・登山許可の発行を担う中国チベット登山協会(CTMA)は3月11日、中国が管理する山の北側からのエベレスト登山について、この春は一切許可を出さないと発表した。

 中国の発表に続き、ネパールもエベレストを含む今春の登山をすべて中止することを決定したと、地元紙カトマンズ・ポストは報じている。政府はすでに観光ビザの発給を一時的に停止しており、この措置は4月30日まで続くという。

 山岳観光は、ネパール経済を支える主力産業の1つ。エベレスト登山者だけで年間3億ドル以上の経済効果があるという。一切の登山を停止するという今回の決定は、山岳観光を生活の糧にしている地域社会にとって大きな痛手となるだろう。

「旅行者1人が、ネパールの11世帯を支えている計算です」と、カトマンズに本拠を置くツアー会社「シャングリラ・ネパール・トレック」のジバン・ギミレ氏は話す。「かなり厳しい状況になるでしょう。すぐには現れないでしょうが、大変な影響があるはずです」

 ギミレ氏によると、登山シーズンの度に旅行者でにぎわうロッジや商店が直撃を受けるという。

「もちろん、政府にも数百万ドルの収入となりますが、お金の90%は現地の人々に直接渡ります」とギミレ氏。「登山が家族を養い、学費や生活費になるのです。エベレスト登山がなくなれば、失業者があふれるでしょう」

 ネパールは実際、登山産業による大きな利益を優先してきた。例えば、2019年には外国人登山者に発行された登山許可証が381通に上り、危険なほどの混雑が報じられた。ネパール政府は2020年のエベレスト登山者数を減らすため、新たな規制を設けると発表。しかし最近になって方針を撤回し、結局その規制は実施しないことを決めた。

感染が広がりやすい山の環境

 ネパール政府が発表しているコロナウイルス感染数は、今のところ1件だけだ。だが、ネパールの医療専門家は、「ウイルスがネパールにも入ってくるかどうか」ではなく「いつ入ってくるか」を問うべきだと指摘している。ネパールの医師の割合は1000人あたり0.7人と比較的低く、感染に対処できるのか危惧される(米国では1000人当たり2.6人の医師がいる)。

「あまり健康状態が良くない、資金や物資が十分にない人々の間にCOVID-19が広がれば、大きな被害が出るでしょう」。エベレスト登山12回、ヒマラヤ地域への遠征20回以上の経験がある登山医師、モニカ・ピリス氏はこう話す。「こうした集団を守る責任があります」

 経済的な心配だけでなく、パンデミックが抑えられていない中でこの地域に旅行することの倫理的問題もある。これまでも、季節性インフルエンザはネパールにとって大きな問題だった。昨年、インフルエンザがクーンブ地方で猛威を振るい、多くの村がダメージを受けた。登山者も多く感染したが、主に影響を受けたのは現地の人々だった。

 ギミレ氏もこれに同意し、ほとんどのネパール人が3世代同居だと指摘する。コロナウイルスの場合、高齢者が重症化しやすいとされており、「インフラが不十分なこの国では、病気が流行すると大惨事になりかねません」

 通常の年でも、2週間のトレッキングを経てベースキャンプにたどり着くまでに病気にかかる登山者は少なくない。登山者もハイカーも、みな同じロッジに滞在する。こうした施設は小さく、グループで食事を取るうえ、水道水は多くの地域で限られているため、手洗いすらできないこともある。

「感染を広げる条件が揃っているのです」とピリス氏。「おびただしい数の人々が、それぞれ独自に変異したウイルスを世界各地から持ち込み、同じロッジに集まり、同じ狭いテーブルで食事をするのです。基本的な衛生対策すら限られています。感染症に極めて弱い状態です」

人の姿が消えるエベレスト

 この10年のエベレストは成功と悲劇を経験してきた。登頂数が記録的な数に達し、観光業がうるおった年もあれば、登山者も地域社会も大きな打撃を受けた苦しい年もあった。2014年には大規模な雪崩があり、クーンブ・アイスフォールで作業中だったネパール人ガイド16人が死亡。登山シーズンは中止された。

 翌2015年は、1974年以来初めてエベレスト登山者がゼロとなった。4月25日にマグニチュード7.8の地震が発生し、ネパール全体で約9000人が死亡、2万2000人が負傷し、重要なインフラが大きな被害を受けたためだ。一部の登山者は、地震の被害には遭わなかったものの、クーンブ・アイスフォールの上で「身動きが取れなくなり」、ヘリコプターによる救助を要請。被災地に出動していればもっと多くの人を助けられたであろう救援の手段を、別のことに使わせたと批判を呼んだ。

 過去2年間で際立つのは、混雑の激化だ。登頂数は2018年に807、2019年に891と、新記録を更新している。春の登山シーズンに、わずかな好天を逃さず山頂を目指そうという登山者が押し寄せる。結果、1本のロープにつながった登山者の列が無限に続くかのような写真が大きな注目を集めた。2019年、この山で命を落とした登山者は11人。人が多すぎるのが要因の1つだという指摘も出た。

 そして2020年シーズンは、重大な災厄により、5年間で2回目の登山者ゼロの年になりそうだ。

「コロナウイルスによる他の影響に比べれば、エベレストに登れないのは間違いなく軽い方です」。エベレストの立ち入り不可で影響を受ける山岳ガイド企業の1つ、アルペングロー・エクスペディションズ社のエイドリアン・バリンジャー氏はこう話す。「しかし、我々の顧客の多くが登山のために何年も準備し、多大な時間と費用をつぎ込んできました。残念ではありますが、慎重なアプローチは当然だと思います。決定に賛成です」

 バリンジャー氏の企業ではネパール人スタッフ22人とガイド10人を雇う計画だった。その全員に「少なくとも何らかの額」を支払うことを約束し、同時に、顧客にも可能な限り返金するよう努めている。「どのガイド会社も、ネパールにいる自社のスタッフを支援できるよう願っています」とバリンジャー氏は語る。

 近年のエベレストの混雑を考えると、この山への挑戦とそこでの生活が「一休み」するのはいいことかもしれない。環境への影響も小さくなる。「今は家族が集まる時なのかもしれません」とギミレ氏は話す。「欧米の人々は、家族とのつながりが薄れてしまっています。この時間を使って、家でみんなで過ごすのがいいのかもしれません」


凄い男が現れました~ 単独・無酸素でなかったのは残念だが・・・
精鋭部隊の元兵士なら体力・根性は抜群でしょう。
地の利は有ったにしても、登山隊編成資金の出処が気に為るが、快挙に違い有りませんね~

【10月30日 AFP】ネパール人登山家ニルマル・プルジャ氏(36)が29日、世界に14座ある「8000メートル峰」の全てを189日間(6か月と6日)で登頂する世界最速記録を達成した。

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同氏が自身のソーシャルメディアアカウントへの投稿で明らかにした。
これまでの最速記録は8年弱だった。
同氏はフェイスブックへの投稿で、中国のシシャパンマへの登頂を報告し、「ミッション達成!」と宣言した。
 
8000メートル峰14座の無酸素完全制覇は1986年、イタリアの著名登山家ラインホルト・メスナー氏が世界で初めて達成。翌87年にはポーランド人登山家のイェジ・ククチカ氏が7年11か月14日で同じ偉業を達成。その後、金昌浩氏がこれより1か月速い新記録を達成していた。ただ、金氏はククチカ氏やプルジャ氏とは異なり、14座全てを無酸素で登頂していた。
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5月22日 エベレスト

英軍のネパール人部隊「グルカ旅団」や精鋭部隊「特殊舟艇隊」の元隊員であるプルジャ氏は、4月に「プロジェクト・ポッシブル」と題した挑戦を開始。第1段階として、わずか1か月でアンナプルナダウラギリカンチェンジュンガエベレストローツェマカルーの6座に登頂した。

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7月3日 ナンガパルバット

その1か月後にはパキスタンで第2段階をスタートし、まず標高8125メートルの難関ナンガパルバットに登った。その後は、自身の目標に間に合わせるために睡眠不足と闘いながら、
ガッシャーブルム1峰ガッシャーブルム2峰、世界第2位のK2を含むパキスタン高峰5座をほぼ駆け足で登っては下りたと同氏は説明している。

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7月18日 ガッシャーブルム2

23日後には第2段階で最後の山となるブロードピークに登頂。9月に最終段階を開始し、
1週間のうちに
チョーオユーマナスルを踏破していた。
今年のK2やマナスルは天候が悪く、登頂を諦めた隊が多かったのだが・・・見事です。

この春、一人でデナリ(6190m)に挑み、成功率50%という環境下で見事に登頂。
スキー降下中に一夜をビバークして明かし、凍傷を負うも生還・・・

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この度、動画を公開したので、ご覧下さい。 

❈デナリ登頂の難しさ
①緯度が北極圏に近く、ヒマラヤに比べ常時低温で有り、気象条件も悪い。
  地球の自転の関係で、赤道付近よりも大気層が薄い。(酸素量が少ない)
  なので、6190mの標高だが、ヒマラヤの7000m級の自然条件と言われてる。
②登山開始地点の標高が2200mで、山頂まで約4000mも有る。
  エベレストは、登山開始地点から山頂までは、約3300m。(酸素を吸いながら登頂) 
③エベレストは、一般的にシェルパが荷揚げ等の、段取りをしてくれるが、
  デナリはBCからの山頂往復は全て自力での登山。
以上の条件から、登頂成功率は毎年50%前後と言われている。

10月6日
'19年のポストモンスーン期のヒマラヤは、悪天候で降雪続きの日々だった様子。
ざっと調べたところ、マナスルには日本から3隊が挑んた模様。

マナスル(8163m)ノーマルルート
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今期のマナスルBC全貌、エベレストBC並みのテント数だ・・・
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プレモンスーン(春季)は、エベレストに商業登山客が集中する。
ポストモンスーン(秋季)は、これから冬に向かうエベレストよりは比較的楽に登れる、
マナスルに商業登山客が集中する傾向に有る。エベレスト700万~800万、マナスル300万。
有力なエージェントは、エベレストで活躍したシェルパ達を集め、
山頂直下迄のルート工作をさせて、各隊から“ルート工作された道”の使用料を徴収。
ここ数年エベレストに続き、マナスルでもこんな図式が出来ているのだ・・・
お陰で各隊は、ルート工作用の長大なFIX持参と張る手間(期間・人工)が省けるのだ。


昨年の同期に4名を登頂させた、平岡隊(国際ガイド)は、
9月4日から40日間の日程を組んだが、9月21日撤退宣言。何処まで登れたかの発表は無し。

AG隊は、9月4日から35日間の日程を組み、9月27日にC3(7450m)より登頂。

野口健隊は、9月27日にC3からC4(7600m)達するも、10月2日に撤退宣言。
(AG隊は同日C3からロングアタックで登頂、隊員・シェルパの実力の差か?)
登山期間が2週間では無理だったと言う、工作済ルートを使えば簡単に登れると考えたか?

彼は、ネパールの子供達にランドセルを贈るプロジェクトを実施してるが、
今回も700個近くのランドセルを集め、途中の集落に配布しながらの登山。
ひと月半もの日程を取りながら、登山期間が実質2週間では所詮、無理が有ったのだ。
相手は8000m峰で有る、登りたいのか? 慈善活動なのか? を、ハッキリさせないと・・・

彼の被災地支援・清掃活動・マナスル基金・ヒマラヤ植樹等の社会貢献は評価するが、
登山活動は、登山家→アルピニスト→山屋と、肩書の変遷?

今回の添付画像を見ると、隊員の中にシスパーレで名を馳せた、平出和也が居た様な?
強力な助っ人を用意してたので、登る気が有ったのかもだが・・・二兎は追えないのだ。

手前は野口隊のBC
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C4(7600m)への途中で酸素を吸う野口。
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7000m台で、酸素を吸うのは構わないが、ツイッターでBCでの添付動画を見て驚いた。
テントに積もった雪の排雪を、アルミ製の角スコップで遣ってるではないか・・・
自称登山家でも山屋でもいいが、何処で“山”を習ったかと問いたい、亜大山岳部?
小生が習った頃は、ザイルを踏んだり・メットを裸で持ち歩いたり・
こんな事したら 鉄拳+回し蹴り をゴチに為ったものだ・・・

規制が序々に厳しくなる様です。

【8月21日 AFP】配信
ネパールのエベレスト周辺地域で、登山者やハイカーなどが出すごみを減らすために、
使い捨てプラスチック製品が禁止される。同国当局が15日発表した。

世界最高峰エベレストや他の雪山を擁するクーンブ地区に導入される新しい禁止令は、
厚さ30ミクロン以下のすべてのプラスチック製品や飲料用プラスチック製ボトルなどが対象で、
来年1月から施行される。ただし、違反した場合の罰則などはまだ決まっていない。

地域一帯には登山者やハイカーを含む年間5万人の観光客が訪れる。
今年の登山シーズンは史上最多となる885人がエベレストに登頂。
登山者数全体も史上最多を記録すると同時に、
政府主導の清掃プロジェクトで10トン以上のゴミが回収された。

政府の委員会は先週、エベレストへの登山許可を、
ネパール国内にある標高6500メートル以上の山の登頂経験がある登山者に限定する方針を提案した。
また現在1万1000ドル(約120万円)となっているエベレストの入山料を3万5000ドル(約370万円)に、
標高8000メートル以上の山については2万ドル(約210万円)にすることを提案している。

しかし、プラ製品やペットボトル等を規制しても(規制無しよりは良いが)、
その他の瓶缶類・酸素ボンベ容器・放棄テント・糞尿等々を、
総合的に規制しないと意味が無いですね・・・

エベレストの登山料を3倍にしても、効果は望めませんね、1000万なら減るでしょうが・・・
商業登山会社に登山料込みで2000万支払うなら、諦める奴が居るかも知れません。
政府は、その登山料1000万の中から、ゴミ処理費用を捻出する。
罰則を強化しても、それ程効果が有るとは思えません・・・

 参照

8月7日
お盆も近いので、妻方の墓掃除に・・・日中は暑いので、早朝に済ませる。
(秋田の墓は寺の境内にあり、管理料を払ってるので、手間要らずだが・・・)
地区の墓地だが、奥の方で誰かの話し声がする・・・
見ると・・・爺さんが、墓に話し掛けながら掃除をしてた・・・話し相手は亡き婆さんか?


《もう一つの墓参り》
この夏に、3回目の挑戦をするOBの事を、前に書いたが・・・
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32年前、8300mから3000mも滑落した、仲間の慰霊もしてくれた様だ・・・
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1週間後に、南壁下でバラバラの遺体を発見、拾い集めて、BC傍の丘で荼毘に付したのだ・・・
墓碑は、給仕盆にハーケンとハンマーで刻み、彼のピッケルと共に埋め込みボルトで固定。
ボルトとピッケルの錆の差から、ピッケルが火に晒された事が判る、仲間の手造り感が・・・
親とて、ここを訪ねられる処で無し・・・ここは、山の無常さが溢れてる処だ・・・合掌
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今年の夏は、5000m付近でも降雪の日が続き、アプローチに苦労したと、
コンコルディアからすぐのBCまで2日掛かったとか・・・
雪崩も頻発し、7000mまでのFIX・途中のデポも流され撤退したと・・・BCまで流れた雪崩画像。
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バルトロ氷河を遡行したいと長年思ってたが、地勢的な政情不安・身体的不安で満たされず・・・
彼の今回の報で、少し荷が下りた気持ちがする・・・(当時、参加の打診が有ったのだが、休暇が取れず諦め)



今日の甲子園第4試合は、県勢が何処まで戦えるか・・・
昨夏の金足農の様に上手くは往かぬだろうが・・・

6月24日
安田氏が、昨日(23日)に東京警察病院を退院した様子で、ホッとしました~
黒字は、安田氏のブログより。


昨日退院した。
入院中、病院の病室から見えていて、ずっと気になっていた近くに公園に行ってみた。
心地よい初夏の風..バーベキューしている幸せしそうな家族...仲良くベンチに腰掛けるカップル...
楽しそうに話しながら歩く若者達...
そんな光景を眺めていると不思議と生きる幸せみたいなものをとても感じた。
そして、死の匂い漂う、凍てつくような極寒の6000m地点のたった一人のノーギアビバークから、
無事に生きて戻れたという実感が突然わきその安堵感からか
、自然と涙が止めどなく溢れ出てきてなかなか止まらなかった。
髭も生え放題で杖もつきビッコをひいていたので、
公園にいた子供達が何か不思議ものをみるように僕をみていた。
デナリに助けてもらった命...今度は、もっと大切に使いたいと思う。

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帰国当初の画像を見て、足は3度の凍傷か?と思ってたが、
体液が抜けた状態を見ると、2度の凍傷だった様で皮が剥げれば完治です。

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10日間の入院治療で済んだとは・・・流石に専門医です。
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これで僕のデナリスキー遠征は終了です。
ご支援応援、ご心配してくださった方々、本当にありがとうございました。
こんなに多くの方々から応援して頂き、僕は、本当に幸せものです。
この幸せを噛みしめ、明日からは、来年も遠征に向けて準備していきたいと思います。
三浦さんの無念を晴らしたい気持ち、
ヒマラヤでボード滑降したいっていう気持ちでゆれ動いてます😁頑張りますよー。

一時は、最悪足指2本の切断かと思ったが・・・早くも来年の目標が決った様です。(>_<)
〝拾った命・貰った命〟大事にして欲しいと・・・

6月21日
6月5日、アラスカ最高峰・マッキンリー(デナリ)6190mに登頂後、
スキー滑降中に6000m付近で、ビバークの為に受傷(凍傷)した安田氏。

6月12日に帰国し、6月14日から凍傷の専門医から治療を受けてます。

今日(21日)に、ブログの更新をしました。(以下黒字)

100%確定ではないのですが、何とか切断は免れれそうです。
切断せずに済みそうな事に、一安心です。

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凍傷の治療は、壊死した箇所がミイラ化して、剥がせるまでは感染症予防が中心。
形成手術は、その後の治療です。

沢山のご心配コメント並びに奨励コメント本当にありがとーございました。
嬉しく感謝しています。私の頭は、もう来期の挑戦で一杯です。
(おそらく6000m級峰ソロスノーボード滑降をやろうかと、
来期はスノーボードで6000m級の山頂から滑降したいなって....)
退院したら来期に向けて動き出そうと思っています。引き続き応援頂けると嬉しいです。

今年のマッキンリー登頂・滑降の為に、昨年・一昨年にイラン最高峰ダマバンド(5671m)へ登頂。
一昨年はスノーボード・昨年はスキーで滑降する訓練をしてました・・・
凍傷が治れば、来年また6000m級を遣ると言う・・・気丈過ぎる・・・

安田氏に関する直近の記事です。



安田氏が帰国し、ブログの更新をしました。
全文を転記します。


ただいま~👍アラスカから帰国しました~。
2019/6/12(水) 午後 7:20
みんな~たった今アラスカから日本に帰国した。
(エクストラチャージ払って便を変更しての帰国。)

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北極圏6000mのビバークの体への影響は甚大で、
足の指は、カマキリの卵のように腫れ上がり、
手の指は土星の環のようになっている。
(明日凍傷の専門医に行って切断or非切断の相談に行ってくる。)

                      素人見解だが、足は3度?で壊死・・・
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手は2度だろう・・・(酷いしもやけは1度)
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もちろん痛み止めを飲んでいるのだけど、歩くのも痛いので辛く体はしんどいが、
なぜだか心は晴れやかで誇らしい。
例え指を切断することになったとしても、一切の後悔はなく、
デナリへの感謝や畏敬の念は変わらない。
嘘偽りなく本当に、指を切断してもデナリをやって良かった。
やらずに後悔するより百倍いや千倍まし。無事に志を遂げる事が出来き、もう何も言うことはない。
赤穂浪士の47志士の最後の気持ちが、今ならよくわかる。

貧乏以外何の取り柄のない、何でもないイチおっさんが、
皆様の支えでデナリ山頂から単身スキー滑降した。
その事実が皆様を勇気づけ、元気づけ今度は、皆様の背中を押すことができれば、
どんなに嬉しいことか....犠牲を払い遂行した僕自身がどんなに救われることか....

アメリカの詩人がこういったそうだ。
 「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、
こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる」
【サミュエル・ウルマンの「青春の詩」】

僕は、今年46歳だ。白髪が増え、風貌はすっかりおっさんになり、体力の衰えを感じはじめている。
ただ情熱は年々衰えるどころか、20代のように燃え上がるばかりだ。
今も青春真っ只中、僕の青春はこれからもまだまだずっと続く。
明日からは次の目標に向かって頑張るぞ⤴お~⤵😁

皆様からのコメント、凄く嬉しかったです。リコメしよう思ったのですが、
時間がなくそのままにしてしまいすみませんでした。
家に帰りじっくり読ませて頂き、リコメさせて頂きます。
応援コメント本当にありがとうございました。


成功の代償として・・・大き過ぎる・・・
凍傷治療には時間が掛かる、体液が抜けて、壊死した部分が判明してからだ・・・
それまでは、感染症予防が優先される。
先ずはユックリ休んで・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

登頂の報をブログに記したが・・・→ 
凍傷の程度が気に為ってた・・・本人からの詳細はまだ無いが、何故???の疑問が・・・

手に付いては。

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登頂時は、赤のオーバー手袋装着。

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オーバー手袋の下には、ウール手袋をしてる。
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最高級のダウンミトンも、持参してたはず・・・
アタック時に予備として、ザックに入れて無かったのか???


足に付いては、
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この兼用靴に
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保温材入りのオーバーシューズを履いて登った・・・

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ダウン・テントシューズ

帰路ビバークを予想したら、ダウンのテントシューズを持参したのだろうが・・・
滑走体勢に入ってからのビバークなので、
もしかしたらオーバーシューズを履いてなかったのかも・・・
足が絞められてる兼用靴のシェルを脱ぎ、インナーにテントシューズを履き、
オーバーシューズを重ね履きしたら防げたかもだ・・・
ツエルトを被らなかったのか・・・悔いが残る・・・

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6月15日 追記
田中幹也氏(登山家・冒険家)から、
凍傷の専門医を紹介して貰い、昨日(14日)入院したそうです。




デナリ(アラスカ・マッキンリー)での、快挙の報が届きました。

詳細はこれからですが、無事で何よりでした。

多分、デナリ登山基地の町、タルキートナからの書き込みと思います。

安田氏のブログから全文を添付しました。




デナリ山頂滑降報告

2019/6/8(土) 午後 5:32

6月5日僕はデナリ山頂にたった。

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2転3転する天候にふりまわされ、誰もいない山頂にたったのは、夜の12時。

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山頂からスキー滑降をするも、ズルズルと滑降して違うルートに迷いこみそうになりビバークを決意、
6000m地点での低酸素でのビバーク..ノーテントにノースリーピングバックに-30度と風、
正常な思考を保つことが困難な事になり、発狂しそうになる自分を必死に押さえた。

その結果、指の切断の可能性が多いにあると今日ドクターに言われた。
端から見れば、貯金通帳から大金を下ろし高い装備を買いアラスカまで行き指も切断までする。
あいつは馬鹿かと人は言うかもしれない。
でも、僕は馬鹿だとは思わないし、貯金通帳に富みを築こうとは全く考えていない。
その代わり心の貯金通帳に心の財産を沢山築きたい。
お陰様でデナリでは沢山の心の財産を築けた。
その代償が指の切断なら安いもの...もし生まれ変わり、
指切断の危険が迫った同じ条件でも山頂に向かう

それが人が志を持つという事だと思う。

この度僕を支援応援してくださった、すべての方に感謝致します。本当にありがとうございました。


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これからも心に財産を沢山築ければ...次は何をやろうかと検討中だ。

それから国旗に応援メッセージ書いてくださった子供達...この度は応援メッセージありがとーねー❗

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君たちの未来はきっと明るいし、可能性は無限大だ。
でも、君たちが大人になって万が一社会でつまずいた時に、
「そういえばあの時のオッサンは、45才の時にデナリの山頂からスキー滑降したんだよな。
僕も私も負けないで頑張ろう」って一人でも思って頂ければ、
労力やお金をかけてデナリ遠征をやった価値や僕の存在意義もあるかなとも思う。
今回は僕が君たちを応援する番だよ~。
では長くなりましたが、以上は報告でした。また落ち着いたらアップします。
また個別にご報告させて頂きます。


多少関わりを持った者として、快挙の報に接し、こんな嬉しい事はない。
5月13日に出国し、こんなに早く登頂して降りるとは。
凍傷の具合も気には為るが・・・


出国時の記事       

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凄い行列


6月1日 AFP】フランス当局は欧州最高峰モンブラン(標高4810メートル)での混雑による危険に対処するため、今月1日から、山小屋に宿泊予約をせずに登山することを禁止する措置を取った。規制は、登山シーズンが終わる9月まで行われる。

アルプス山脈のモンブランには、毎年2万5000人近くの登山者が訪れるが、
連日の混雑により、場所の奪い合いで登山チームは殺気立ち、
違法キャンプも横行している。
これを受けて当局は1日から、「ロイヤルルート」として知られる標準ルートで山頂を目指す登山者を対象に、登山中に1泊する場合には山腹にある宿泊施設3か所のいずれかへの予約を義務付けた。登山者の大半は多くの場合、登頂までに1泊する。
地元政府当局によると、標準ルートの途中でキャンプ泊をした登山者には、禁錮2年と罰金30万ユーロ(約3600万円)が科される可能性がある。

フランス当局の対策の早さと、対応策には驚きです。禁固刑と罰金(>_<)
しかし、登山の醍醐味であるテント泊を規制するとは・・・
環境保護と事故防止が優先なのは判る気もするが・・・

夏の富士山は、何年経ても改善されませんねぇ・・・
更に鉄道を走らせ、5合目へ大量輸送する話も出る始末です・・・

先月31日には、スロバキア人登山者(25)が標高約250メートルの標準ルートのスタート地点から転落死した。(250mは、2500mの間違いでは?)
昨年の登山シーズンには15人が死亡し、当局は7月、混雑と落石を懸念して最も人気のある標準ルートの登山制限に乗り出した。

昨年の記事はMont Blanc 入山規制始まる 
昨年発表された今年からの規制では、一日の登山者を214人(箇所の宿泊予約者)に
限定で、刑罰なしでしたが・・今年は強化されました。



頂上にこの行列… エベレストでさらに4人死亡、混み合う「死のゾーン」

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AFP=時事】世界最高峰エベレスト24日、新たに4人の死亡が報告された。このうち2人は、標高8000メートル以上の通称「死のゾーン」が登山者で混雑していることが原因で命を落としたとされ、安全より利益が優先されているとの懸念が強まっている。

前日23日午後に亡くなったのは、登頂を果たしたものの下山途中に死亡したインド人のカルパナ・ダス(Kalpana Das)さん(52)。当時、エベレストの山頂付近には大勢の登山者らが列を成していた。

同じくインド人の別の登山者(27)も、山頂からの下山中に命を落とした。登山会社の話では、この男性は「12時間以上混雑に巻き込まれ、極度に疲労していた」という。
24日に報告された4人の死亡により、混雑する頂上付近でこの1週間に亡くなった人は計8人となった。

夏の槍ヶ岳でも、肩から山頂まで2.3時間待ちが起こるが、
8千mで渋滞待ちに遭遇し、下手したら手足の凍傷・・最悪は酸素切れで錯乱死。

1953年にエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイがエベレスト初登頂に成功して以来、ネパールでは登山が収益性の高いビジネスとなっている。

ネパール政府は今春の登山期間に、過去最多となる381人に登山許可証を発給。発給手数料は1人当たり約120万円で、貧しい同国にとっては大きな収入源となっている。

登山が認められている期間はもともと短い上、悪天候で登山可能日が減り、山頂までのルートで混雑が発生した。

〔登山が認められている期間はもともと短い〕は間違い。
モンスーン(雨期)入りする前の4.5月(春季)と、
雨期が明ける9.10月(秋季)が登山にベストなだけで、
申請したらいつでも登山許可は下りる。

雨期と冬季は、気象条件が厳しく入山者が殆んど居ないだけ。

頂上を目指す人の大半にネパール人ガイドが同行するため、今季だけで750人以上が山頂まで同じルートを通行することが予想されている。

登山会社によると、チベット側からも140人以上に対して登山許可証が発給されており、今年の総登頂者数は過去最多だった昨年の計807人を上回る可能性もある。


山頂まで張られたFixザイル1本に、これだけの人がブラ下がる・・・
登り降りの交差も間々為らない状態です・・・
槍ヶ岳の様に〝登り・降り〟の専用路を造れる可能性は無し・・・

サウスコル(7900m)の最終Cから、1人3本の酸素ボンベを吸って往復するが、
これでは4本無いと途中で酸素切れに為るかも・・・
シェルパが客の荷を背負う負担が益々増える。

登山料120万を10倍に値上げするか? 入山規制をしないと大事故が発生します。
しかし入山規制をして登山客が減れば・・・
シェルパやポーター(荷役)の仕事が激減、通過する村人の生活が成り立たない。

にこれだけの人が上部Cに上がり、空ボンベ・ゴミ・糞尿の投棄に寄る環境破壊。
これら投棄の賦課金制度(一隊3000ドル)は有るが、(持ち帰れば払い戻される)
罰金を払っても荷下ろしするよりは楽・・・
ネパール政府も悩ましい処でしょうねぇ・・・



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エヴェレストを1週間に2回登頂 ネパール人ガイド、最多24回目

5/23(木) 11:06 BBC配信
ネパールのシェルパ(山岳ガイド)が21日、世界最高峰エヴェレストの24回目の登頂に成功し、世界記録を更新した。直近の2回は1週間以内に上り下りを繰り返した。

カミ・リタ・シェルパ氏(49)は、今月15日に23回目となるエヴェレスト登頂に成功。そのわずか6日後の21日朝に、世界記録を樹立した。

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エヴェレスト登頂記録としては、3人が21回成功している。うち2人はすでに引退しており、もう1人のシェルパ(39)は今季、中国側から22回目の登頂を狙っている。

カミ・リタ氏はもうすぐ50歳だが、まだ引退する気はなく、今後もエヴェレストに登り続けたいと話す。23回目の登頂を前に、BBCの取材に「まだ数年は登れる」と宣言し、こう話していた。

「私は健康だ。60歳までは行ける。酸素を持っていけば、たいしたことじゃない」
カミ・リタ氏がガイドとしてエヴェレストに初登頂したのは1994年だった。
「記録を作ろうなどと思ったことはなかった。登山で記録が作れるなんて知らなかった。知っていたら、もっと早く登り始めていた」

「シェルパの貢献、忘れられる」エヴェレスト山頂を目指す外国人登山者たちは、経験豊富なシェルパと登るのが一般的だ。シェルパは道を整え、ロープを張り、必要な物資や酸素を運ぶ。

カミ・リタ氏は言う。

「シェルパが頂上までロープを張る。外国人はインタビューを受け、エヴェレストは簡単だとか、自分たちは勇気があるとか話す。彼らはシェルパの貢献を忘れてしまう。シェルパは登頂を成功させようと苦労する。シェルパは苦しい思いをする」

「すべての山に女神がいる。女神を幸せなままにしておくのが私たちの務めだ。登山を始める何カ月も前から祈り始め、女神の体に足を乗せることに対して許しを請う」


凄い記録だと思う・・・彼はセブンサミット・トレック(商業登山会社)に所属し、
1シーズン(春・秋の2回が有るが)の収入が6000$だとか・・・
優秀なシェルパは、契約収入の他に同行した登頂者からボーナスが得られるのです。
ネパールでは、医師の月収が5万・上級公務員で4万・一般3~1万程度です。
破格の収入です、登山客は道楽でエベレストに登るが・・・
彼等シェルパは、家族を養う為に命懸けで山登りをしてるのです。



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エベレスト登頂で今季11人目の死者、登山者の渋滞に懸念増大

5/28(火) 10:41CNN配信 (抜粋)   
世界最高峰のエベレスト(標高8848メートル)に挑んだ登山家が、また1人死亡した。これで今シーズンの死者は11人になった。
ネパール観光局によると、27日に死亡した米国人のクリストファー・ジョン・クリッシュさん(62)はネパール側から入山して頂上に到達。下山を始めてこの日夕刻、サウスコル(標高約7900メートル)に到着した後に急死した。

ベテラン登山家のデービッド・モートンさんはチベット側のベースキャンプでCNNの取材に応じ、「登山家の経験不足だけでなく、登山家を支える側の経験不足にも大きな問題がある」「特にネパール政府は入山者の数を制限していないことから、そうした状況を招く条件はそろっている」と指摘する。

「好天だった24日、我々がいた頂上から100メートルほどの地点では、チベット側から頂上を目指す人が30~40人くらいいた」とモートンさんは証言。エベレスト登山ツアーを運営する業者を認可制にすべき潮時だと述べ、そうした業者に登山者の審査を担わせるべきだと訴えている。

登山家の経験不足?
商業登山でエベレストに来るのは、登山客です。登山家と呼ばれるレベルの者は、
渋滞するこの時期にエベレストは目指しません。

支える側の経験不足?
登山客1人に、シェルパ1人が付き添い登るが、彼等の力量は客以上です。

運営する業者を認可制にすべき? 業者に登山者の審査を担わせるべき?
中国・ネパール共に、登山申請をすれば全て許可されます。
外貨が稼げるから・・・
商業登山業者の認可制は、利権絡みで難しいでしょうねぇ・・・
登山者の審査を業者任せでは、全て合格でしょう・・・
客からは一括前金で徴収、登れなくても返金なしのシステムです。

当面の解決策として春季エベレストに限り、
登山申請料を現行の10倍にしたら、
登山客の出費が2倍の2千万近くに為るので、混雑が緩和されるでしょう。
他の8千m峰はガラ空き状態なので、其方に登山客の目が向き、
山麓の寒村も潤い・シェルパの稼ぎも減らずに済むのでは???



参考資料 最新版
クンブ(エベレスト)地域への入域に関する費用(外人用)
費目トレッキングライト登山メジャー登山
1.登山料不要別表参照別表参照
2.TIMSUSD15不要不要
3.国立公園入域Rs.3,000Rs.3,000不要
4.キャンプ代Rs.1,500Rs.1,500Rs.1,500
TIMS(Tourist Information Management System)トレッカーの安全を確保する為の書類でトレッキング許可証は不要。
別表の登山料はライト、メジャーの両登山を含む
キャンプ代も政府関係への支払いとなる。
上記は一人分の料金である。

登山料(US$)
山のカテゴリー春季秋季夏・冬季
1)Everest Normal Route11,0005,5002,750  
2)Everest Other Route10,0005,0002,500
3)Other 8000m peak 1,800900450
4)7501~7999m peak 600300150
5)7000~7500m peak 500250125
6)6501~6999m peak 400200100
7)Mt. Aamadablam (6821m)400400200
8)Less than 6500m peak 25012570

春季(3月~5月)、夏季6月~8月)、秋季(9月~11月)、冬季(12月~2月)
金額は外人メンバー1人分の金額。



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エベレスト渋滞で死者続出、背後にある大きな問題とは

6/1(土) 9:33配信
ナショナル ジオグラフィック日本版


〔現場にいたガイドたちが口を開いた〕
5月27日、米コロラド州のクリストファー・クリシュ氏(62歳)が、エベレスト登頂後の下山中に、標高7900メートルのキャンプ4で亡くなった。クリシュ氏の兄弟によると、死因は高山病ではなく心臓まひだという。

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これで、エベレストでの今シーズンの死者は11人になり、ヒマラヤの8000メートル峰における今春の死者数は計21人にのぼった。登山シーズンはあと数日残っているため、この数はさらに増える可能性もある。

ネパールの登山家ニルマル・プルジャ氏が5月22日に撮影したエベレスト渋滞の写真は、瞬く間に拡散した。頂上付近の尾根で何百人もの登山者が渋滞し、ほぼ途切れのない列を作っている写真だ。そして、多くの犠牲者が出たことと渋滞を結びつける議論に一気に火が付いた。

現地にいたガイドや登山者はどう考えているのか。下山後、ベースキャンプを離れた彼らは、何が起きたのかを今語り始めたところだ。意見はバラバラで、まったく一致は見られない。

カナダの撮影監督エリア・サイカリー氏は、インスタグラムにこう投稿した。
「そこで目にしたものが信じられませんでした。そこには死、死体、混沌、行列がありました。登山ルートやテントの中の遺体、引き返そうとして亡くなった人、抱えられて下山する人、遺体の上を歩く人。あなたたちがセンセーショナルな見出しの記事で読んだことは、すべて私たちが登頂した夜に起きたことなのです」。この投稿はその後、削除された。

もっと日常的なものに例えた人もいた。「混雑する週末にスキー場の列に並んでいるかのようでした」と米ワイオミング州に拠点を置く映画製作者で、ナショナル ジオグラフィック協会に協力する、ダーク・コリンズ氏は話す。「エベレストで並ばなければならないというのは、予想とは異なり、いらいらするし、とても退屈なことでした」。ナショナル ジオグラフィック協会が率いる登山隊は、登頂を計画していたが、混雑のため引き返した。

賢明な判断です。

しかし、一部のベテランガイドは、順番待ちの行列が人々を殺しているという意見に異を唱える。行列が直接の原因なのではなく、背後にあるもっと大きな問題が「行列」というかたちで表面化しているのだと言う。
「そのストーリーは誤解です。私の知る限り、順番待ちが原因で死亡した人は1人もいません。これは主に決断の問題なのです」と、登山ツアー会社「アルパイン・アセンツ・インターナショナル」の米国人ガイド、ベン・ジョンズ氏は話す。

〔標高8500メートルでの順番待ちとは〕
問題は、写真が撮影された22日だけのことではなかった。翌日である5月23日、ジョンズ氏は登山ツアー隊の登頂を手伝っていた。「2人の登山者の後ろに50人の列ができていましたそれが、私たちが出くわした唯一の問題でした」と同氏は話す。「その2人は、進むことも後ろの人を通すこともしなかったのです」。ジョンズ氏の推定では、約2時間も待っていたという。

長年エベレストについてのブログを書いてきたアラン・アーネット氏は最近、エベレストでの今シーズンの死者11人のうち5人が混雑によるものかもしれないと投稿した。

「下山するまでの十分な酸素がないにもかかわらず山頂を目指し続けるというのは、お粗末な決断です」とジョンズ氏の同僚ガイド、エリック・マーフィー氏は話す。「順番待ちをしている時には酸素の流量を少し下げ、使い果たすことのないようにしています」と同氏は、エベレスト山頂付近で必要な酸素を確保する方法を説明する。

通常酸素の流量を毎分3L程度で吸入するが、こんな時は2Lに絞って節約すべき。
酸素ボンベは4L・300気圧(1200L相当)、毎分3Lで6時間持つ。1本約5万円也。

同氏によると、行列の動きが遅いのは、何よりもリーダーシップの問題だという。「遅い登山者にシェルパが付いているなら、本当はそのシェルパが『人が通れるように脇に寄って少し休みましょう』と言うべきなのです。しかし、それは多くのシェルパにとっては、責任が重すぎるのです」と同氏は話す。

付き添いのシェルパは、客が参加した商業登山会社に雇われている。
客を登頂させないと成功報酬が貰えないのだ・・・
後ろから来る奴には構ってられないのだ。

登山技術の微妙な差も移動速度を遅くしていると、マーフィー氏は指摘する。「平らな地形であっても、すべてのロープに登高器を取り付ける人もいるのです」と同氏は話す。登高器とは、固定ロープに取り付け、登山者の滑落を防ぐ道具だ。地形が平らな場合、通常のカラビナの方が速く、比較的安全でもある。登高器の付け外しには10~15秒かかる。「カラビナよりも、遅い方法なのです」

この発想は間違い
カラビナ使用は確かに早いが、滑落・転落・スリップしたら下の支点まで落ちる。
次支点までの間に、人が居たら確実に巻き込む。
登高器を使ってれば、ロープから手を離しても、その位置から下に落ちる事は無い。

「混雑がニュースになりましたが、問題は登山者の経験不足なのです」と経験豊富なガイドで、ナショナル ジオグラフィック協会が率いる科学チームの一員でもあるマーク・フィッシャー氏は話す。「自己管理や効率的な登山技術、環境への適切な準備などを知らないようでした」

山頂付近の登山者数に影響を与えたもう1つの問題は、天候だ。例年、エベレストでは、登山者が登頂を目指せる比較的穏やかな天候の日が、5月に10~15日間ほどある。しかし、今シーズンはサイクロンの余波を受け、シェルパ隊が登山者のためにあらかじめ設置する固定ロープの完成が数日遅れた。5月14日に登山ルートが山頂まで開通した後も、天候が安定せず、登頂に適した期間がさらに短くなった。

シェルパ達に、全てのルート工作・キャンプ設営をさせて、
その間欧米企業人はBCで贅沢三昧・・・急ぐならお前等も現場で動け!

5月19日ごろには、天気予報が完全に変わった。それまで最高の条件だと考えられていた5月24日が、最悪の条件に突如変わったのだ。風速が30メートルに達するとも予想されたため、多くの登山隊は5月22日か23日までに登頂に挑戦するよう日程を変更した。 

当然どの隊も、条件の良い日を選ぶ。

〔ラッシュアワーを避けるという新たな戦略〕
2019年シーズンの最終的な公式のエベレスト登山者数はまだ発表されていないが、登頂者数の点では、今年は記録的なシーズンになるだろう。最新の報告によれば、今シーズン、ネパール政府が最多記録となる381通の許可証を発行したほか、許可を受けた登山者およそ140人がチベットから登頂を目指した(山で働くプロのシェルパは、この集計には含まれていない)。アラン・アーネット氏の報告によると、シェルパを含めた今年の登頂者の非公式記録は700人を超えるという。最多記録は802人で、2018年に樹立された。

中国は、許可証の発行数をはるかに少なくすることで、中国側のエベレスト混雑の問題を最小限に抑えている。

ジョンズ氏は、一部のガイドサービスの質にも言及する。「エベレストについて概観したとき、私が最大の問題と考えるのは、経験の浅い人や実力のない人を引き受けて登山させる地元企業です。関係者は耳を塞ぎたいでしょうけれど」

地元企業とは・・ネパール資本の商業登山会社を指す。
欧米の商業登山会社がそれ程立派か? シェルパと客から搾取して、今が有るのだ。
それに気付いたシェルパ達が起した会社だ・・・

今年8000メートル峰で亡くなった21人の登山者のうち15人は、国際ガイドサービスの顧客ではなく、ネパール人が主催した登山隊の顧客だった。

6人は、欧米の商業登山会社で死んでるし、過去にも大事故を起してるではないか?

「私たちは、どうやって混雑を避けるか、常に戦略を立てています」と同氏は説明する。「キャンプを発つ時間を数時間早くまたは遅くすると、まったく違う一日にできるのです。これがエベレストに関する決断のもう1つの面です。欧米のガイドサービスは互いに連絡を取り合っていますが、その他の事業者は違います」

キャンプを発つ時間調整等は、混雑時は当然の事で、戦略等と言うもので無し。

これはデリケートな問題だ。ネパールの登山産業は儲かるため、
欧米のガイドが長く独占してきた。
ネパール人オーナーの企業が大きく進出し始めたのは、
わずか過去10年ほどのこと。
主に外資系企業よりも料金をはるかに低くすることで、
顧客の望みに応えたのだ。

混雑が直接の死因ではないとしても、登頂に要する日数が長くなりリスクが増す原因であることに疑問の余地はない。エベレスト登山の力学を完全に変えてしまったのだ。

今シーズン、ネパール側からエベレストに挑んだドイツの登山家デイビッド・ゲトラー氏は、無酸素登頂を試みたが、結局、山頂まで200メートルの所で引き返さざるを得なかった。混雑によるリスクを許容できないと同氏は判断したのだ。
「たとえ今すぐ下山したいと言ったとしても、ほかのすべての下山中の人の列に並ばなければならないのです。体を暖かく保つのに十分な速さで動くこともできません」と同氏は説明する。「それは取るつもりがなかったリスクであり、大惨事につながる可能性が非常に高いものだったのです」
ゲトラー氏はこう続ける。「期待していたのは体験です。エベレストに行って、混雑や技術に不平を言うのは本意ではありません。私たちプロが、こうした場所の探索がいかに素晴らしいかということを、世界に伝えているのです。当然、混雑するでしょう」

ベン・ジョンズ氏もエリック・マーフィー氏も、10年以上もの間、顧客と共にエベレストに登ってきたことに触れ、否定的な報道が続いていることを嘆く。「人間関係を築けば、その目標を達成するうえで培った友情は特別なものになります」とマーフィー氏は語る。
家に帰ると、友人や家族から、現地で何が起きているのかを聞かれます。彼らが耳にするのは、毎年報道されるこうした否定的な内容ばかりだからです。しかし、それは真実ではないと私は思います。とジョンズ氏。「登山で悪い結果を招くのは、1つの決断ではなく、判断ミスを重ねることなのです」


この記事を読んでの感想
エヘレスト登山を、欧米の商業登山会社が仕切ってる様に思える。
シェルパ達の支援無くしては、アイスフォールの通過も出来ないし、
商業登山が成立しない事を忘れてませんか?


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エベレストから4人の遺体を移送、プラごみや捨てられた登山具10トも  

6月2日 AFP】世界最高峰エベレストで春季の登山シーズンが終わるに当たって、ネパール当局は先月末、登山者4人の遺体を収容し、ごみ約10トンを回収したと明らかにした。

エベレストでは、地球温暖化で解けた氷河から遺体やごみが表出している。
ごみは、商業登山がブームになり、大金を払って登山に参加し、自分が残して行くものにほとんど注意を払わない人々が増えたこの数十年の間に蓄積したものだ。

報道によると、先週、4人の遺体がヘリコプターで山から搬送された。
ネパール観光局のダンドゥ・ラジ・ギミレ局長はAFPに対し、この4人の身元の特定が進められていると話した。

ネパール政府が派遣した総勢14人の部隊は、約6週間にわたり、ベースキャンプと標高8000メートル近い地点にある第4キャンプで、空き缶や瓶、プラスチックごみ、捨てられた登山用具を回収。軍のヘリコプター数機とシェルパらの協力で、エベレストのルートで最後に位置する大きな村ナムチェバザールにごみを移送した。
利用率の高い登山ルートには、蛍光色のテントや捨てられた登山用品、空のガスボンベ、さらには人の排せつ物が散乱している。
清掃部隊のリーダーは、「エベレストをきれいにするため、この事業をあと数年、
特に高地のキャンプ地で続ける必要がある」とコメントした。

ゴミ問題に関しては、投棄を防ぐ為に既に登山隊1隊に付き、
3000$のデポジット料を徴収してる。持ち帰れば返金される仕組みだが・・・
商業登山会社の多くの隊は、荷下ろしする手間よりは、楽な道を選ぶのが現実。
この春政府は36隊に登山許可を出してるので、36隊×3千$の仮収入が有ったはず。
自力で一部のゴミを下ろした隊に、幾ら返金されたかは判らないが・・・
商業登山の一人当たりの料金(7百~1千万円)には、既にこの分も含まれてるのだ。

空に為った酸素ボンベ(約1キロ)も、大量に捨てられてる・・・
持ち帰れば、詰め替え用として約100$で売れるらしいのだが、
そんな余裕が無いのが8千mの環境・・・

デポジット料を更に値上げし、持ち帰らないと損だと思う様な設定にしないと、
投棄は減らないのでは・・・


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この春にチベット側から登頂した、平岡ガイドの見解です。

RYUSEKI EXPEDITIONS

昨日までに全隊員が帰国し、全てのスタッフが家に帰りました。
「エベレスト登山隊2019チベット」無事終了しました。
今回は、全員登頂とはなりませんでしたが、状況の悪い中、5月23日に、Mさん、
ニマ・カンチャ・シェルパ、平岡竜石の3名が頂上に立つことができました。
そして、何よりも全員が無事下山できたことが、嬉しいです。
ニュースで報道されているように、今シーズンのエベレストの死者数は11人となりました。
ネパール側が9人、私達が登った中国チベット側が2人です。
例年ネパール側と中国チベット側を併せても、5~6人程度なので、
非常に厳しいシーズンだったと言えます。

今年のエベレストは、冬季の積雪が少なく岩の露出が多く、ルート状況が厳しかったのに加えて、
シーズン前半にサイクロンの襲来などもあり、天気が不安定だったので、
登頂が例年より1週間程度遅くなって、登頂のチャンスが少なくり、
ある特定の登頂日に登山者が集中しました。 報道されているように、
私達が登頂した5月23日は、天気予報も良く、登山者が集中して、渋滞が発生し、
私達も非常に時間がかかりました。

しかし、中国チベット側は、既に今年から入山制限をしており、ネパール側に比べると、
まだましだったようです。
ネパール側で9名もの死亡者が出た要因として、今シーズンの登山許可数が381人と、
過去最高を記録していた事が挙げられるます。
報道されているような死亡事故などは、本人の体力や、技術や、経験の不足が、
最大の要因になっていると思います。 それに加えて、
登山隊や現地エージェントの質の問題があります。

近年、シェルパがガイドとして自立して働くようになってきました。
それはとても良いことなのですが、未だ玉石混交なのが実情です。
それに伴い、ネパールのエージェントも独自でエベレストの登山隊を募集するようになったのですが、
その中で安い価格を売りにするエージェントも多く見受けられます。
安い価格のエージェントの中には、粗末な装備を使用して、
あまり経験が無いシェルパをガイドとして雇用することにより、
経費を節約して価格を安くしているケースが多々あります。
山の状況も良く、天気も良く、混雑もしていない状況で、順調に登山すれば、
特に問題無く登頂もできるでしょうが、今年のように状況が厳しく、天気もあまり良くなく、
混雑して時間がかかると、各人各隊の悪い所が露呈して、最悪の場合、死に至っているようです。
その反面、同じ状況であっても、多くの人は無事登頂し、下山しているのも事実です。
死亡した方の多くは、ある特定のエージェントに集中していて、それらのエージェントでは、
死亡者だけでなく凍傷者やその他のケガ人も多く出しています。
これからエベレストを目指される方は、是非、ちゃんとしているエージェントを選んでください。
毎年のように死亡者を出しているエージェントには、潜在的な問題があり、近寄らない方が無難です。
料金が安くても、1回で登れなくて2回3回と回数を重ねるのでは、トータルで高くつきますし、
死んでしまっては元も子もありません。
ちゃんと準備をして、ちゃんとトレーニングを積んで、
経験豊富な良いシェルパと一緒に登山すれば、
安全に楽しくエベレストに登ることができるでしょう。

写真は、2019年5月23日のエベレスト頂上の、ニマ・カンチャ・シェルパと私です。
ニマ・カンチャ・シェルパとエベレスト頂上に立つのは、これで3回目です。
http://ryusekiexpeditions.com/post-2203/


◆◆山彦のヒマラヤ・他雑談◆◆の中で、安田氏の事を何度か取り上げましたが、
愈々一人でマッキンリーに登頂し、そしてスキー滑降する計画の実施です。

マッキンリー(6190m)は、北極圏に近い位置に有り、
気温が常時低い為に、ヒマラヤの7000m級の難度で、
登頂の成否は、50%とも言われてます。

登頂するだけでも大変なのに、その後スキーで滑降する計画です。

普段は都内のDgS(ドラッグストア)で登録販売者(元薬種商販売業)として勤務し、
休日は港湾で日雇い労働をして、遠征資金を稼ぐと言う日々の生活スタイル。
誰もが真似の出来る事では有りません・・・



安田氏のスケジュール
5月13日東京発→アンカレッジ着(アンカレッジ泊)
5月14日アンカレッジにて食料等の買い出し
5月15日アンカレッジ→タルキートナ着(タルキートナ泊)
5月16日タルキートナにて登山準備
5月17日タルキートナ→(セスナ)→BC(2227m )

5月18日~6月16日(登山期間30日間)

第1日目 BC →(荷揚げ)C1→BC
第2日目 BC →C1(2410m)
第3日目 C1 →(荷揚げ)C2→C1
第4日目 C 1→C2(3050m)
第5日目 C 2→(荷揚げ)C3→C2
第6日目 C2→C3(3506m)
第7日目 C3 →(荷揚げ)→C4→C3
第8日目 C3 →C4(4331m)
第9日目 C 4にて静養
第10日目 C 4→(荷揚げ)C5→C 4、
第11日目 C 4にて静養
第12日目 C 4→C5(5246m)
第13日目 C 5にて静養
第14日目 C 5→山頂(6190m)→C5
第15日目 C 5→C4
第16日目 C 4→C2
第17日目 C 2→BC

 ※余剰日はフライト予備日または登山調整日

6月17日BC発→(セスナ)→タルキートナ着(タルキートナ泊)
6月18日タルキートナ発→アンカレッジ着(アンカレッジ泊)
6月19日アンカレッジ発→東京


登頂、そしてスキー滑走の成否も気に為る処ですが、
無事の帰国を願ってます。


出国に当たり安田氏のブログ   ではデナリ遠征に行ってきます。


安田氏の関する記載




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5月17日
登山基地タルキートナの町より更新有り

今季の登頂者は、今だに0との事。
HC(5200m)より上の、最高気温は-23℃・最低気温は-29℃だと。
低気圧が居座ってるのか???
登山期間は1ヶ月有り、焦らずジックリで。


花谷隊

自らヒマラヤキャンプを主催し、若者にヒマラヤ登山を伝授してる、
登山家の花谷康広氏が、今年は母校の信州大学創立70周年記念事業で、
山岳会の後輩4人を引き連れて、ヒマラヤで登山中です。

ヒムルン(7126m)に登頂し、その後にヒムジュン(7092m)から、
ヒムルンに縦走すると言う壮大な計画で、氏の10年来の夢だそうです。
中一泊の7千m縦走ですが、成功するでしょうか・・・

                   ↓ヒムルン(7126m)             ↓ヒムジュン(7092m)
イメージ 1
行動の詳細はFBで。

こんなOBが居るとは、羨ましい限りですね。


追記 
28日3名がヒムルンに登頂。奇跡的な出来事も・・・
   詳細は↑FBで。

5/1
今回の登山の一番の目標は、ヒムルンヒマールの隣にあるヒムジュンです。
ヒムルンヒマールの登山は、ヒムジュンのための高所順応と偵察が主な目的でした。平成のうちにその準備を整えることが最初の課題でしたが
まずはそれをクリアすることができました。



5/10
5月8日にヒムジュンの前衛峰6500mを越えましたが、これより先のルートの困難さが我々の力量では突破は厳しいと判断して、9日に撤退を決断し下山しました。とても素晴らしい山で登りたかったのですが、今は無事に下山ができてほっとしています。
なお、ヒムルンヒマールに再チャレンジしていた土田夫妻ペアは、9日に登頂に成功しました。ヒムルンヒマールにはメンバー全員が登頂できました。

縦走は出来なかったが、全員初期目標は達成、おめでとう~


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平岡隊

例年の如く、エベレスト北稜からの登頂を目指す、商業登山の平岡竜石隊。
登山客2人に対して、集めたシェルパの登頂歴は43回とか・・氏も4回登頂。
平岡氏は、高度順応のさせ方が上手く、客と一対で同行させるシェルパの技量も高く
定評の有るガイドです。

既に、ABC(6400m)の設置を完了、客も6000mでの順応を終えたとか・・・
行動の詳細は↓で。




ネパール側で今季初登頂を記録した、今季最初の好天期の3日間で、キャンプ2 7800mとキャンプ3 8300mの荷上げを完了して、シェルパ達がベース・キャンプに、降りてきました。これで登頂準備完了です。いつもありがとう。登頂準備完了と入れ替わりに、ジェット・ストリームがヒマラヤの真上を覆ってきました。久しぶりにエベレスト...北壁が、夕陽に照らされ輝いています。このジェット・ストリームが去った後のの好天期を狙って、明日ベース・キャンプ5150mを出発します。今季はこれが最初で最後の登頂のチャンスになるでしょう。一歩一歩確実に歩みを進め、世界最高峰エベレスト8848mの高みを目指します。僕らの願いが叶いますように。
https://ryusekiexpeditions.com/235143/


今季のチベット側は、例年に比べ雪の着き方が少ない・・・
イエローバンドが丸見え、アイゼンでの露岩歩きは、困難が予想されます。
イメージ 2


これからベース・キャンプ5150mを出発します。
23日か24日の登頂を目指します。では、行ってきま~す。


5月22日
8200m(C3)に到着。23日の登頂成るか!



2019年5月23日  10時53分
We are on Top of the world 8848m!   


5月24日
夜8時過ぎに、6400mのABCに全員無事帰還。


登頂 おめでとう~

発見が遅れてしまった・・・
往年の名クライマーである、ワァルテル・ボナッティが・・・

K2 初登頂の真実



2019年3月31日(日) 23:59 まで
無料で映画が見れます。

「非情の山」として畏怖の念を持たれエベレストにも増して登頂が困難な、世界第二の高峰―。1954年、イタリアでは野心家のデジオ教授が密かに最強のアルピニスト・チームを集めていた。厳しいトレーニングで中には肉体的、精神的な限界にぶつかる者もいた。だが、皆前へ進みたい。登頂したいのだ。強靭な精神力と足腰を持つ青年ボナッティはその代表格だ。最終的には12人が選ばれる。男たちが地球を半周し命知らずの登攀を始めると、それぞれの個性がぶつかり合い、結束したチームに嫉妬と不信が見え隠れし始める……。果たしてK2初登頂は成功するのだろうか。

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