
正月にこれを読んだ。
40年前の昭和54年に、当時難攻不落と言われた、
カラコルムの未踏峰ラトックⅠ峰7145mに、登攀隊員6名が全員登頂した記録。
隊員の日記を参考に・聴き取りをして、新聞記者が書いたもの。
当時 欧州アルプスの2千mクラスの岩壁登攀が一段落し、
ヒマラヤやカラコルムの大岩壁に、世界の目が向けられた頃の話し。
新聞記者が書いただけ有って、これは面白い。
今読んでるのは、これ!!
〝山こそ我が世界〟 ガストン・レビュファ著

フランス・マルセーユ出身のアルピニストで、名ガイド。
幼年時代から、クライマー全盛期・アンナプルナ遠征等を書き記し、
日本の岩壁登攀を志向する若者に、多大な影響を与えた登山家です。
〝困難な登攀は好き、危険な登攀は嫌い〟と各著書で繰り返し記してるが、
当時は、その意味が判らなかったが、今思えば技術の裏打ちが有っての事だろう。
来日時、共立講堂で講演を聴き、写真集にサインして貰ったが・・・
それがどのダンボール箱に入ったのか・・・50箱も有り探せず・・・
暖かく為ったら土蔵の中で探して見よう・・・