海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

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4月20日

奥羽山脈の八幡平を横断する山岳道路が、4月15日に開通予定でしたが・・・
15.16日は吹雪で閉鎖、17日に八甲田に向かう車の中で、今朝から開通と聞く・・・

八甲田の山岳道路は、十和田湖から来る定期バスが今日(20日)から走ります。
睡蓮沼や谷地温泉に滑り込んでも、バスで車に戻れます。
悩んだが・・・3月3日(八幡平・樹氷・山スキーで)以来の八幡平に・・・
歩いて登らずに、楽するコースを選択です。

山頂駅行きの定期バスが、今日(20日)から走ります。
一日2便のみですが、蒸ノ湯温泉に車を置いてバスに乗れば、360円で山頂駅です。
山頂から蒸ノ湯温泉までは直線で約4キロ、スキーで5キロは滑れます。

バス通過時間に合わせて、9時過ぎに家を出る・・・
天気予報では・・・晴れ後曇り・風強し、でしたが・・・、
蒸ノ湯に着くと、風は轟々・・・雲の流れ速しで、冬装備に着替える・・・

バスの乗客は4人のみ・・・車窓から見る積雪は平年並みか・・・
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山頂駅から、八幡平山頂までは登りで20分ほど・・・
ロッカー板に半シールで登り始めたが・・・雨後の凍結でガチガチです・・・
北西風が強く、帽子が飛ばされそう・・・フードを被る。


今日のメイン・・・鏡沼がどうなってるか? だだの窪地でした・・・残念!!!!!
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16年5月の鏡沼。最近ドラゴンアイと呼ばれてますが、目玉親爺です。
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奥羽山脈の南側、小モッコ岳以外は雲の中・・・岩手山も秋田駒ヶ岳も展望なし。
                                
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山頂展望台と、スキーツァー用の300番標識が見えました・・・
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八幡平山頂です。展望台左の山頂標識は、頭だけが露出・・・
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展望台の上の雪は融けたものの、山頂標識が前回より雪に埋まってます・・・

                           3月3日の画像
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山頂西側の籐助森。ここまでは、ほぼ平らなのでシールのまま向かう・・・
雲行きが怪しく・・・風裏でシールを外し、即滑走・・・
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青森トド松の間の、良さそうな処を選んで、ガリガリ鳴らして滑る・・・
実は昨日、エッジの掛が無く為った気がしたので、88°で研いだばかりでした、
流されずにいい具合・・・
日差しが当り、ザラメならウロコ板のつもりでした・・・


焼山山塊をズームで・・・
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トド松帯は、まだガリガリバーン・・・
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180番標識が有る、岳樺の混合林付近まで標高が下がると・・・
実にいいザラメ雪でした~
林の中は風も弱く、板を外して・・・テルモス珈琲タイムと決め込んだが・・・
突然の突風で、雪に刺してた板の1本が転倒・・・
ストッパーが付いて無いTLT金具なので、アッと言う間に流れて行く・・・
20mほど流れて、運良く岳樺の立ち木に衝突し・・・引っ繰り返って止まった・・・
格好付けて板を刺しては駄目だ・・・セオリー通り、板を返して置かないと。


予定では、蒸ノ湯から2便目のバスで、もう一回滑るつもりだったが・・・
余りの寒さと向かい風で・・意気消沈・・後生掛温泉に漬かり、生き返って帰宅。

4月17日

実は、昨日も晴れ予報だったが、風が強いとの事で一日見送った。
やはり八甲田ロープウェイが、強風の為に昼過ぎ迄運休だった・・・

今朝の予報は風表示が無く、天気もいい・・・迷わず八甲田に向かう。

黒石インターからの岩木山(津軽富士)
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道中 ロープを使って北八甲田の稜線に登るか? 酸ヶ湯から登るか?
考えながら走ったが、城ヶ倉に来た時点で酸ヶ湯ゲートが開く9時に間に合う感じ。
酸ヶ湯と谷地温泉のゲートが開いてからでは、睡蓮沼が直ぐに満車になるのだ・・・
酸ヶ湯ゲートに着くと、開いた瞬間で待ちの車列が動きだす。

運良く 睡蓮沼の縦列スペースに止めれた・・・
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南八甲田と決めて準備をする・・・殆んど睡蓮沼から北八甲田に登る様で、
南八甲田の登り口のカーブに向かうのは3人ほど・・・

日焼け止めを探すのに手間取り・・・出発は最後・・・

奥に見える稜線を目指して、シール登行。先行者1名が・・     
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振り返ると・・・北八甲田連峰が・・・              
                    石倉岳↓ 硫黄岳↓       ↓八甲田大岳↓小岳   高田大岳↓ 
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青森トド松に〝櫛ヶ峯〟の標識板が・・・ツァースキー用の標識です。
ここには夏の登山道は無し・・・
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支尾根の裾を巻いて・・・
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日差しが強く・・・雪が腐りドフドフに、幅広板なの沈みは少ないが・・・
冬用の衣類で来たので、汗ダグ・・・ツナギの上を脱ぎ腰に縛る・・・

標識のある岳樺越に、小岳と高田大岳。
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八甲田大岳と小岳
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                          八甲田大岳↓     小岳↓        高田大岳↓   
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直登して、ニセ駒ヶ峯へのルートと、ニセ駒を巻いて駒ヶ峯方面への分岐点マーク。
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北八甲田と違い、南八甲田はノッペリとした登り・・・
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ニセ駒ヶ峯に上がりました・・・
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側に見える、乗鞍岳。                     
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西側には、駒ヶ峯と櫛ヶ峯が重なって見えて・・・        
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ここまでの登りは、腐れ雪と水を吸ったシールで、2時間も掛かった・・・
おまけに汗ダグ・・・熊皮に座って早いが昼飯タイム。

ここからの北八甲田。                      
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天気がいいし、風も穏やか・・・1時間休んで滑走です~
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2時間も掛けて登ったのに・・・滑れば15分でした・・・〝泪〟
もう少し表面の柔らかい雪が融けて、絞まれば最高のザラメに為るのだが・・・
GW頃かなぁ~ 今年は3・4月積雪が多かったので、連休明けも可能かも。


帰路 笠松峠の雪壁、石倉岳と硫黄岳。
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大川原温泉に寄り、一汗流すも・・・今日は湯が熱過ぎる・・・
全身タコと化して、窓全開で帰路に・・・春風が気持ちいい~~


4月12日

予報では〝晴れ〟でしたので、迷わず八甲田に向かいました。
前回 北八甲田の稜線をスキー縦走したのは、
3月20日 北八甲田主稜線スキー縦走 です。

8時半にローブ駅に着くと、Pはガラ空きでしたが、
準備をしてるとロープが出発・・・上駅の社員便でした・・・
放送で始発が定時の9時だと・・・100人乗りが、5割位の混みでした。

晴れてるので、迷わず稜線縦走する事に・・・
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酸ヶ湯ルート沿いに、タモヤチ湿原に滑り込み、赤倉岳基部でシール装着。
ロープ乗客の殆んどは、3班のガイドツァー客、後続で登って来る者なし・・・

                            赤倉岳↓  井戸岳双耳峰↓     八甲田大岳↓
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赤倉岳に登り始めると、樹氷がまだ生き残ってました・・・奥は、赤倉山頂。
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上に登るほど、樹氷は残ってます・・・              
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振り返ると・・・陸奥湾・下北半島が・・・           
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赤倉山頂が近付いて・・・この辺は新雪でシールが効きます。
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赤倉山頂近くになると・・・ガリガリのバーンでシールが滑る・・・

何とか稜線に上がりました・・・                 
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これから向かう、井戸岳・八甲田大岳。雲が出てきました・・・
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露出を変えて・・・ハイ松に着いたエビのシッポ。
バリバリ踏んで、井戸岳との鞍部へ・・・
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鞍部に来ると・・・高田大岳が顔を出す。
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井戸岳に着きました・・・雪雲が流れて来て、小雪が・・・     
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井戸岳噴火口と八甲田大岳。火口壁に表層雪崩跡が2ヶ所・・・
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いっもは、板を外さずに井戸岳稜線の東斜面を巻いて、
大岳避難小屋に滑り込むのですが、見ると雪が消えててハイ松が露出・・・
エッジで間違いなくハイ松に傷が付く、可哀想なので板を背負う事に・・・
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噴火口縁の夏道を歩く・・・エビのシッポまみれの、転落防止の柵とロープ。
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噴火口の縁、八甲田唯一のアルペンチックな処・・・ここから真下に降りると・・・
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井戸岳と八甲田大岳の鞍部に有る、避難小屋。バックは、越えて来た井戸岳。
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避難小屋から八甲田大岳の裾を巻いて、酸ヶ湯温泉に滑り込むが・・・
急激なターンをすると・・・左板の爪先のTLTビンが開放して板が外れる・・・
嵌め直して滑るも・・・また外れる・・・3回も転倒。
ビンのトゥピースが逝かれたと思ったが、
何の事はない兼用靴の先の穴に雪が入り凍結してたのだ・・・
それで噛みが甘かったのが原因・・・小型ドライバーで氷をホジホジして完治。
こんな事も有ろうと、ストックにドラバーをテープで巻いて携行、正解でした~


八甲田大岳北斜面
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酸ヶ湯が近くなるに従がって、腐れ雪に・・・沈まず幅広板で正解でした~
                                
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酸ヶ湯に着いて、30分後の定期バスでロープ駅に戻り、車回収。

この時期に樹氷が残ってるのは珍しい・・・今年の稜線近くは、まだ冬だ!!!
今日も、いっばい遊ばせて貰った、八甲田に感謝!!!!

帰路 弘前のディナフィットテストセンターに寄り、
ポモカシール糊を格安でゲット、暇な日に乗せ替えるとしよう~

4月8日

3月下旬から天気予報を見てても、これだと言う日が無い・・・
雪マークや強風の日が多く、林の中を登ったり・滑ったりでは面白味に欠ける。
雪山は景色が見えて、なんぼの世界・・・

昨夕5時発表の予報で、青森は午後までは持ちそうな感じで・・・その気になる。
3月20日の 北八甲田主稜線スキー縦走 以来だ。

起床して直ぐに、岩木山のライブカメラを見ると・・・ドーン山頂まで丸見え。
山道具は常に車載してるので、朝飯後に即出発です。
   
黒石インターを降りると、西側にいつもの岩木山が・・・
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しかし・・・東側に見えるはずの八甲田連峰は雲の中です。
八甲田に上がる山道を走りながら、今日の作戦を考える・・・
山頂部は雲の中だし・・・稜線は諦めて、4月1日開通した山岳道路から登ろうと。

酸ヶ湯を過ぎて、8時半に地獄沼脇でゲートが開くのを待つ・・・
道路は開通してるが、夕6時~朝9時までは、地獄沼と谷地温泉間の約10キロが、
夜間凍結の為に通行止めになってるのだ・・・

9時ゲートが開く・・・久し振りの圧雪道路だ・・・カーブが多いので慎重に。

ほぼ中間点の〝睡蓮沼〟から、登る予定で準備したが・・・
約5mの雪壁には、例年の様な階段が刻まれてない、しかも余りに急斜面過ぎる。
これでは兼用靴で、板持って登るには不安がある。
例年ならトラロープが下がってるのだが・・・
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足場が崩れて落ちたら、下は硬い道路だ・・・スリ傷では済まない・・・
車に戻り、3本の中からストレートシャフトのマウンテン・テクノロジーを選択、
板を〝小次郎背負い〟にし、シャフトを深刺して、キック連発で何とか登った・・・
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雪壁上からは、北八甲田の山々が・・・              
                       石倉岳↓  硫黄岳↓       ↓八甲田大岳 小岳↓  高田大岳↓
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板を履き登り始める・・・4月に入ると黄砂の汚れ雪か?雨後のガリガリバーンか?
ズボッと割れる最中雪を予想してたが、積もりたての新雪です~

今日の装備 167cm・センター105mmに、半シール貼り流し(過去画)
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睡蓮沼ルートの竹竿が立ってます。                
                              石倉岳↓  硫黄岳↓   八甲田大岳↓       ↓小岳
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                   硫黄岳↓  八甲田大岳↓    小岳↓       高田大岳↓ 
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硫黄岳東斜面の青森トド松、融けた雪がツララに・・・後方は南八甲田
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シールに雪団子も着かず快適です、仙人岱が近付いて・・・
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ガラスの青森トド松
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仙人岱避難小屋の頭が見える・・・ここからは急登です
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ヒールサポートを、最大の8cmUPにして登る・・・
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岳には、辛うじて樹氷が生き残ってる様に見えるが・・・
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西方向から黒い雲が流れて来ます・・・小雪もパラパラと・・・
予報では、午後から崩れると・・・少し早過ぎる。
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登りながら考える・・・睡蓮沼に滑るか・・・雪壁の下りをどうする?
板背負って、後ろ向きで降りるか? 空身なら楽な壁だが・・・

安全重視で、硫黄ルートで酸ヶ湯に滑り、1時間歩いて車を取りに往く事に。

仙人岱の避難小屋で昼飯の予定で居たが・・・長居は無用だ、天気が崩れる前に。
小屋を目の前にして、シールを外し滑走です・・・
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八甲田大岳の西側にも、厚い雲が掛かり始めた・・・
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東側の小岳や高田大岳には、まだ雲が掛かって無いが・・・時間の問題だ・・・
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硫黄ルートを滑って、地獄湯ノ沢との合流点に来て、少し遅い昼飯喰う。
ここまで降りれば、後はブナ林の中の緩斜面・・・

酸ヶ湯温泉に着いて・・・板とザックをお願いして、歩いて睡蓮沼に向かう。

雪の回廊を兼用靴で只管歩く、歩行モードと言っても、所詮ロボット歩き・・
雪の上と違い、舗装のショックが足裏全体に来る・・・
股関節がダルくなり、時計を見るとまだ30分より歩いてない。もう30分・・・
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笠松峠までの4/5は、緩い登り坂・・・ここまで来れば、睡蓮沼までは下り坂。
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今日の行程・・・雪の回廊散歩に往った様なものだ・・・
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1時間と5分歩いて、車を回収し酸ヶ湯に戻り・・・下山のメールを流す。
帰路 大川原温泉で一汗流したが・・・
足裏を洗って〝目が点〟左薬指の腹に巨大血豆が!!!
今までに無かった事・・・スマートウールの毛が減って駄目に為ったのか・・・

色々有った一日、でも面白かった~

春山スキーシーズン到来です。

4月4日から北八甲田の東斜面、箒場岱・八甲田温泉・銅像への、
ツァールートが開放と為ったが、滑り降りても帰って来る術が有りません・・・

八甲田での山スキー客を回収する、シャトルバスの運行日が昨日発表。

昨年までは、4月の毎週土日も運行してたが、今年はGW限定だ。
土日も結構利用者が居たので残念だが、千円は変わらず・・・

27日からは東斜面を滑って、箒場岱・八甲田温泉に降りても車に戻れる。
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谷地温泉・猿倉温泉・睡蓮沼・酸ヶ湯温泉方向に滑ったら、
十和田湖から来るJR定期バスが使えるJRバスは、4月20日から運行。
(十和田湖観光帰りの、中・朝民族が多く、車内は煩くて閉口するが・・・)


谷地温泉  14:25  16:10  17:10
睡蓮沼   14:32  16:17  17:17
酸ヶ湯温泉 14:53  16:38  17:38
ロープ駅  15:03  16:48  17:48


今日4月1日は、新元号発表の日
       それに、新年度の始まりの日


今朝も起きると、〝春の淡雪〟が、庭の木々を飾ってた・・・
日が昇ると、消えて無くなるのだが・・・
3月末から、連日冬に逆戻りした様な降雪、肌寒い日々が続いてる。
桜が満開の便りをテレビで観ながら、ここでは当分の間暖房が離せないのだ・・・
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新元号が発表された・・・
連日の過熱報道を見て、何をそんなに騒ぐのか? 
天皇の御世(御代)の時代の区別が付けば、何でも良いのでは・・と思ってたが・・・

〔令和〕に決ったそうだ。和は判るが・・・令は・・・
思い浮かぶのは、指令・命令・発令・律令・辞令、等々・・堅い感じの漢字ですね。
少し斜に構えて、漢文流に読むと、〔令〕と為るのだが・・・


調べて見ました・・・
〔令〕の意味は・・・

①「命ずる」、「いいつける」
②「法令などを世の中に広く知らせる」
③「みことのり(天皇の命令)」、「君主(国を治める
)の命令」
④「のり(法律、規範、おきて)」(例:律令) 日本最古の大宝律令がある。

⑤「布告書(広く国民に知らせる書類)」
⑥「いましめ(前もって注意する
)」、「教訓(教え)」
⑦「おさ」、「長官」(例:県令)  県令とは、廃藩置県で置かれた知事の旧名。

⑧「よい」、「立派な」、「
優れた」 (例:令名)
⑨「他人の親族に対する敬称」(例:令兄) 古くは御令嬢・令夫人などと使われる。

⑩「皇后、太子、諸侯などの命令文」
⑪「しむ(~させる)」
⑫「しめば(~だとしたら)」
⑬「もし」、「たとい(たとえ)」(例:仮令、縦令)
⑭「とし(年)」(例:年令)



令〕の成り立ちは・・・
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会意文字です(亼+卩)。
「頭上に頂く冠の象形」と「ひざまずく人」の
象形から、人がひざまずいて神意を
聞く事を意味し、そこから、
「命ずる・いいつける」を意味する「令」という漢字が成り立ちました。
会意文字とは、2文字以上の漢字の形・意味を組み合わせて作られた漢字の事を言います。

〔令〕については、ざっとこんな漢字(感じ)です。
5月1日から新元号として、まさに発令(発布)されるのですね・・・

平成は、二回の大震災や災害の多かった時代、
令和は穏やかな時代で有れば善いのだが・・・

発見が遅れてしまった・・・
往年の名クライマーである、ワァルテル・ボナッティが・・・

K2 初登頂の真実



2019年3月31日(日) 23:59 まで
無料で映画が見れます。

「非情の山」として畏怖の念を持たれエベレストにも増して登頂が困難な、世界第二の高峰―。1954年、イタリアでは野心家のデジオ教授が密かに最強のアルピニスト・チームを集めていた。厳しいトレーニングで中には肉体的、精神的な限界にぶつかる者もいた。だが、皆前へ進みたい。登頂したいのだ。強靭な精神力と足腰を持つ青年ボナッティはその代表格だ。最終的には12人が選ばれる。男たちが地球を半周し命知らずの登攀を始めると、それぞれの個性がぶつかり合い、結束したチームに嫉妬と不信が見え隠れし始める……。果たしてK2初登頂は成功するのだろうか。

今日27日は、那須 雪崩遭難事故が発生してから丸2年・・・


栃木県主催(県教委)の追悼式が有ったそうです。
報道によると、参加者は関係者約170人とか・・・
今日の追悼式には、業務上過失致死傷の疑いで書類送検された教師3人は出席せず、
多くの遺族も「十分な説明がされていない」などとして、
去年に引き続き出席しなかったそうです。

一方遺族側は、県教委から参加の打診を受けたが、
「原因がしっかり究明されない中、事故の関係者と一緒に追悼する気持ちにはなれない」との声もあり、遺族会として初めて前日の26日に追悼式を催したそうです。
8人のうち5人の遺族をはじめ、8人とともに雪崩に巻き込まれた同校生徒とその家族、遺族側弁護団の弁護士ら計25人が参加したとか・・・
これにも、当然県教委関係者や当該教師3人の出席は無かったとの事。


何故に、分断された追悼式だったのでしょうか・・・
故人の思いは?????


今 思っても、責任者の猪瀬修一が、なぜ雪上訓練の現場に行かずに、
登山本部の温泉旅館に居たのか・・・不思議でしたが、答えが推測出来ました・・・
推測の域ですが、ネットの書き込みに
〔猪瀬は、当日選抜甲子園を見て居たのては?〕と有りました・・・

2017年春の甲子園選抜カード、3月27日分を調べて見ると・・・
当日の2回戦第一試合が、秀岳館(熊本) 対 地元の作新学院でした。
ズバリ、これを観てたのかも知れませんねぇ・・・


栃木県警は、当時の県高校体育連盟登山専門部の専門委員長ら、
引率教諭3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検したそうですから、
検察が不起訴にしない限りは、裁判が始まります。

法廷で、猪瀬修一が、雪上訓練現場に往かず温泉旅館に居た理由を問われて、
何と答えるか!!!!!! 事故発生時の記者会見で言ってた、残務整理で通るのか・・・



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雪崩遭難事故を検証する為に、県教委が設置した〔検証委員会〕の、
最終報告書(公開)の中に、今回送検された3人の登山経歴が添付されてます。
元データが薄く、見難いですが・・・


栃木県高体連・登山専門部委員長 猪瀬修一
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殆んど雪山経験が有りませんね・・・


登山専門部副委員長 菅又久雄
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登山専門部・計画立案者 渡辺浩典
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彼等の登山経歴を見て、指導者としてどうなのか?は、各自ご判断下さい。


新聞を見て、驚いてる・・・
秋田県内での出店地が、〝明るい農村の国道沿い道の駅〟だとか?
地域農産品物販と飲食だけの、田園地帯の小規模な道の駅↓です
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しかも・・・町が誘致し、1億円の資金を補助するらしい・・・

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アウトドア用品等の嗜好性の高い商品は、広域商圏でないと成立が難しい・・・
都市部の商業集積地や、郊外の大型モールへの出店が一般的なのだが・・・
商圏人口を50万~100万人程度に設定するのが普通です。

その証拠にモンベルは、FC(フランチャイズ)を除き、直営店舗が全国で130店。
大都市部は別として、近県では青森市と弘前市・岩手県の盛岡市により直営店なし、
山形県内に小規模なFCが1店と直営店のみです。
登山用品のICI等と比べれば、衣料としてのmont・bell印を好む方も居て、
山用具以外でも商機は有ると思うのだが・・・

岩手や山形からの購買客の流入は見込めない(標準型既存店有り)し、
秋田市から高速で1時間掛けて、買いに行く客が居るのか?
店舗面積も標準店の半分程度・・・当然商品選択の余地も限られる・・・
モンベル製品は定価販売で、ネット購入も送料無料なのでサイズさえ知ってたら、
宅配を選らんだ方が良さそうだが・・・

秋田市に出店せずに、町村合併で町に為る以前は、仙南村と言われた過疎地へ・・・
往年の名クライマー辰野さん、1億円に惹かれたのか???

この美郷町は、〝龍角散〟で有名な(株)龍角散の創業者が誕生した地。
江戸時代に藩主の主治医として、この地で生薬を育て献上したとの逸話がある。
今でも、(株)龍角散が生薬にする薬草栽培や、
将来の生薬の実験をしてる地でも有るのだが・・・それも関係してるのか・・・

令和2年8月1日 追記
上記 毎日新聞記事(平成31年3月20日付け)に、今年7月に着工予定と書かれてました・・・
予定通り着工し、開店したものと思ってましたが・・・
積雪対策等の見直しで着工が遅れ・・・8月28日に開店するそうです。
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8月26日 魁新報記事より
秋田県美郷町に直営店をオープンするアウトドア用品大手モンベル(大阪市)と県は26日、県民のアウトドア活動の推進を目的とした包括連携協定を結んだ。今後、キャンプや登山といった自然を体験するイベントを企画し、健康増進や生きがいづくりなどに取り組んでいく。
協定は▽地域の魅力発信やエコツーリズムによる地域経済の活性化▽自然体験による健康増進▽農林水産業の活性化―などでの連携を盛り込んでいる。モンベルは協定に基づき、美郷町の直営店に県の真木真昼県立自然公園ガイドブックを置くほか、通信販売で県産品を取り扱うことも計画している。

3月20日

久し振りの〝一日晴れマーク〟予報です。
就寝前に、「明日は八甲田へ行く」と宣言。

朝5時発表の気象予報をチェック、3社中の2社が青森県内終日晴れ予報です。
6時半に出発したが・・・途中で携帯を忘れて、家に戻り30分のロス・・・

峠越えして青森に入ると、快晴ではないが春霞が掛かってます。
山道は凍結もなく、8時半にロープ駅に到着。平日なので駐車場も空いてる・・・

急いで準備し、9時の始発に乗り込み、10分で山頂駅へ・・・

                            赤倉岳↓ 井戸岳↓      ↓八甲田大岳    
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タモヤチ湿原に滑り込み、赤倉岳の基部でシール装着・・・
画像は3枚をパノラマ処理したが、
手前のツァールート標識の竹竿の下半分が消えてる???

今日は、3峰の稜線を辿り、酸ヶ湯温泉に滑り込み、定期バスで戻る予定です。


赤倉岳の基部、樹氷はまだ生きてる様に見えるが・・・ 
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北斜面なので・・・それらしい形を保ってるが・・・        
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日差しの当る南側は融けてます・・・               
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樹氷帯が過ぎ・・・ハイ松に着いた海老のシッポやシュカブラ帯をジグ切って登る。
山頂へ続く夏道跡が見えます・・・
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板で踏まれ・・・バリバリと崩れます・・・まもなく赤倉岳
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赤倉岳 少し風が強く・・・休まず先に進む            
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行く手の2峰
                                   井戸岳の双耳峰↓       ↓八甲田大岳
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赤倉岳と井戸岳の鞍部を目指して・・・鞍部に高田大岳の頭が見えます。
                       高田大岳↓                八甲田大岳↓   
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鞍部に到着・・・
                              雛岳↓           高田大岳↓      
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振り返って・・・赤倉岳
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井戸岳双耳峰の、北峰に着きました・・・ここで板を外して1本点てる・・・
井戸岳噴火口の縁に廻された柵も、海老のシッポで極太に。
                                 八甲田大岳↓           井戸岳南峰↓    
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井戸岳の稜線はガタガタなので、東側のハイ松帯を巻く・・・
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                         雛岳↓    高田大岳↓           小岳↓     
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高田大岳をズーム 
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南八甲田連峰が霞んでます・・・
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井戸岳と八甲田大岳の鞍部にある、大岳避難小屋。
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避難小屋から、八甲田大岳の北斜面を大きくジグ切って登り始めるが・・・
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シールに雪団子が・・・井戸岳の巻きで、腐れ雪が有り・・・
水分を吸ったのが、原因だ・・・団子を引き摺っての登りは疲れる・・・
板を外して、シールにワックスを塗る。
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ワックスを塗り終えて、振り返る・・・
井戸岳との鞍部に有る、大岳避難小屋。              
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八甲田大岳・1585mに到着、山頂標識がクタビレテ、雪が融けたら倒れそう・・
ここで風裏を探して昼飯を喰う。
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頂からの景色・・・手前に八甲田大岳の噴火口。奥に南八甲田の山々・・・
                 雛岳↓      高田大岳↓     小岳↓            
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南八甲田連峰の雄、櫛ヶ峯・1517m。
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飯後、八甲田大岳山頂でシールを外して、ガタガタの斜面の良さそうな処を選び、
酸ヶ湯温泉に降りる事に・・・
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行く手の左側に、南八甲田連峰の横岳が・・・
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眼下に毛無帯の大湿原が・・・これを越えれば酸ヶ湯温泉です。   
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左に櫛ヶ峯を眺めながら・・・
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八甲田大岳が遠くなります・・・
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毛無岱は日差しに照らされて、腐れ雪でドフドフ状態・・・
ここに来て幅広板を履いて来れば良かった・・・と後悔・・・

何とか酸ヶ湯温泉が真下に見える、湯坂に到着です・・・
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大岳が遠くになりました・・・
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酸ヶ湯に降りると・・・帰りの定期バスが30分前に出たと・・・
板背負って歩けば、バスが来る前にロープ駅に着くのだが・・・
この歳に為ると、昔の元気は無しだ・・・
日差しも気持ち良いし、熊の皮に座り 残ったテルモス珈琲と非常食を喰って、
1時間半待って390円で車回収。

今季初の主稜線縦走が出来て、満足・満足の一日でした~~


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