【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は18日、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の追加競技として山岳スキーの採用を7月の総会(東京)に諮ると発表した。スキーと登山を融合した欧州発祥の競技で岩壁を登ったり、雪面をスキーで滑ったりして着順を競う。開催国イタリアで人気で、大会組織委員会が提案していた。
IOCは20年冬季ユース五輪での成功や競技人口の拡大も要因に挙げた。男女各2種目と混合の計5種目で、48人を予定する出場枠は全競技の上限2900人に収める。
岸壁を登ったり?はチョット誇張だが、アイゼンを着けて岩稜や雪稜を駆け上がる事は、欧州の大会では既に行われている。
この様な山岳地帯での滑ったり・登ったりのスタイルは、スイス軍の国境警備隊が、
巡回パトロールで走破してたのが始まり。
スイスでは2年毎に、軍主催の3山を巡る55kmの耐久レースも開催されてる。
この大会は3人1組で、最速7時間半の記録も有る。
これが一般に普及したのが、“SKIMO”と称し、国内大会も開催されてる。
一流処は、標高差1000mを40分で駆け上がり、シールを剥がして最速で滑り戻ると言う。
競技は、自然の地形を利用して、シール登行・滑降・アイゼン登行・滑降等を交互に行い、各ポイントに審査員を配置し、コースは標識旗で誘導する。
アルペン競技は上から下へ競争、ノルディック競技は上下混合競技、
これに高さを加えた新しい競技となる。
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