海彦・山彦の白秋日記

八幡平の樹氷(2025.2.2)

2025年05月

5月30日
ノーザン系Blueberryの鉢栽培をしている。
酸性用土にする為に、ピートモスと鹿沼土を1:1の配合で使っている。
NetやYou Tubeの栽培法を見ても、この配合が一般的ですが・・・
水捌けを良くする為の鹿沼土だが、ここ2.3年で感じた事が有る。

それは・・・当地が寒冷地で有る為に、冬場に鉢内の用土が凍結する。
用土に使ってる鹿沼土だが、水分が凍って膨張・春には粉々に・・・
これを繰り返すと・・・ただの黄色い土に為り、
鹿沼土を使う意味が無くなる・・・
そこで、ココヤシの殻を砕いた、ココチップを使い始める。
水分が好きなBlueberryだが、長時間の湿り気を嫌う。
ココチップの吸水性・通気性・保湿性が良い根を育てるのです。

挿し木から3寸ポット迄の間は、ピートモス・鹿沼土1:1で育てる。
背丈が20cm位に為ると、5寸ポットに鉢上げをする。
その時2寸分の隙間に、ピートモス・ココチップ1:1を埋める。
背丈が4~50cmに為ると、尺鉢に鉢上げ。この時も
ピートモス・ココチップ1:1で埋める。
更に育ち背丈が1mを超えると、風で倒れるのでコンテナに植替え。この時は杉皮も混入。

この様に手間が掛かるが、美味い実を採るには、致し方無い。

ピートモス・ココチップもホームセンターで売ってるが、小袋で超割高です。
大量に使うので、Net販売で輸入サイズの200L物を購入している。

今回、このココチップ2Sサイズ200Lが、送料無料5500円で目に止まる。
同パッケージで、高値は
送料無料8500円の処も有り、価格差に愕然。
各社が売ってるが、3S.4Sの細かいのが多い、通気性を考えると粗い2Sがベスト。
九州福岡の園芸資材企業。Net販売では、用心に商品代引きで購入している。
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中身は、こんな粗い粒状。水捌けには最適。
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早速注文・・・3日後に届いた(下図)・・・袋を触って見る・・・違和感が・・・
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中身は、こんな細かい粒状。幼苗の根には適しているが・・・
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ココチップなら、ゴツゴツした中身が感じられる筈・・・袋の姿も違う・・・

楽天に問い合わせると・・・Shopからの返答が、楽天経由で直ぐに来た。
間違って“ココピート200L”を送ったと。直ぐに、注文のココチップ2S 200Lを、6月1日着で送ったとの事でした。
先に送った、ココピートを使って貰えないか?  不要なら着払いで返送して欲しいと・・・

“ココピート”は、ココチップ2S(10~15mm角)を更に細かく粉砕した培養土。
ダイソーが100均で売り出して、水を吸って増えると、話題に為った培養土。

200L分も有れば、色んな鉢植えの水捌け剤として使えるし、挿し木用土としても使える。
この際 、お言葉に甘えてありがたく使わせて貰います。m(_ _)m

Shopと直取引で無く、中に楽天が入った事で、迅速な対応に通販の凄さを感じた一日。

八幡平のドラゴンアイが気に為ってたが、降雨に因る急な増水で、雪面が押し上げられて、
亀裂が入り、3つに割れた様子。(26日の様子 観光協会HPより)
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27日には、4つに・・・
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5月28日
松の新芽が15㎝程に伸びた。
このままにして置くと、これが枝に為り、ひと回り大きくなる。
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新芽の拡大
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これを、伸ばしたい部分を残して、折る。3.4cmの残った芽から、新葉が出て枝に為る。
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秋に、新しく生えた松葉を残して、今ある去年の松葉を、扱き落とす。

1ヶ処から数本の新芽が出てる時は、元から折り2本をV字に為る様に・・・
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残す2本の長さは、枝を伸ばしたい方を長くしたら良い。
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松の選定を始めて3年位に為るが・・・これが中々難しい。
下枝から始めると、折り口から出る松脂が衣服に着く。必ず上から下へだ・・・
それに折った新芽が下枝に乗ってるので払いながら出来る。逆だと作業が増える・・・
能舞台のバック絵の様な選定法も有るが、雪が積り・枝折れするので“透かし選定”。
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毎年これを繰り返して居ると、枝が次々とY字に仕上がり、格好良く為るのだが・・・
素人には難しいが、植木職人のYou Tubeを見て、真似している。
この松で2時間掛かった。赤松がまだ残ってるが、日差しが暑いので、曇りの日の作業。

5月19日
18日 朝の出来事。
蒸ノ湯登山口から、単独で“ドラゴンアイ”を見る為に登った40代男性が、
1時間半登った標高1500mの
田代沼付近(赤印)で、子連れの熊に遭遇。
頭と腿を噛まれたが、自力下山して救助を求めたと言う。
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当日の朝は、ガスで視界が30m程度・風が強かったらしい・・・
ドラゴンアイ見物は、見返り峠に車を置き、2~30分登って見るの普通だが、
彼は正統派か?3時間コースを選択。

これが、今頃の田代沼。地形図で判る通り、秋田から岩手への県道脇である。
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雪消と同時に県道脇に生える、バッケ(蕗の塔)でも喰いに来た熊か・・・
それ以外、この辺には喰い物は無い。

この登山道は、冬季は樹氷原を眺めながらだが、今は視界の無い青森トド松の林の中を、
3時間歩いて山頂に至る道。
ガスが濃い日の朝夕は、熊が活動すると言うが・・・命に別状が無く、幸いであった。

今年度県内の熊に因る初の人身事故、これからが“根曲がり竹子”採取の最盛期に入る。
昨年秋は、山毛欅の実が豊作で、熊の生存・出生率が高い、これからもっと熊は出る!!!

昨年、県内の熊の生息数は4400頭位と言われてたが、半数が駆除された・・・
2200頭の半分が雌として、繁殖能力の有るのが半分としても、山毛欅の実が豊作な事から、
2頭産んだ熊も居るだろう~ 現在2700頭位の熊がウロツイて居る事になる。


因みに観光協会HPより、事故当日のドラゴンアイの様子。
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晴れてれば、この様に見える。(16日)
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完成形は、この姿。この様に綺麗な“龍眼”に為る年は、滅多に無し。
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今年は積雪が多く、開眼は6月上旬の見込みです。月末の土日は、大混雑が予想される。

5月17日
菜園の野菜類の植え付けも終えて、俄百姓業も一段落。
この春は、80坪の菜園に、馬鈴薯2種約40玉・オクラ1列・胡瓜とピーマン各2株・
トマト各2株・食用菊(もってのほか)を定植。プリンスメロン・カボチャの種も蒔く。
スナックエンドウ・ササギ・トウモロコシは、種の1/3を蒔く。一気に収穫が重なるので、
残りの種は2週遅らせて、収穫時期がズレる様に蒔く。

さて 3月12日に、Blueberryの接ぎ木に挑戦したが、その後の様子を!!!
あれから2ヶ月が過ぎた、接ぎ木が成功したのか?
3月12日、スパルタン3本、パトリオット3本(テープ)を接ぎ木。
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その後、4月6日にスパルタンの接ぎ木を2本追加。(ガムテープ)
今日現在、スパルタンの2本が発芽してなく、枝も枯れ始めている。接ぎ木失敗?か・・・

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それ以外は発芽したので、今の処は成功したのか?
挿し木と同じで、穂木に有る養分で、発芽したのかも・・・2ヶ月程度では成否不明。
新芽の1次伸長が止まり、2次伸長が始まれば、形成層同士が接合・活着して、
下の台木からの養分が繋がった事に為る。

接ぎ木をするに当たり、接ぎ木用のテープが必要だが、最適なのが“メデール”だが、
当地では市販して無くて、ビニールテープで代用した。これでも可と言うが・・・
通販のモノタロウで25mm×5m巻が送料込みで1700円。早速購入デス。
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この利点は、①伸びるので密着が可能②自然に朽ちる③防水。次は、これを使って~

他のBlueberry達の現況は、
春に購入した“ダロー2年苗。

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ピートモス100%に植えられていたが、管理が難しいので、ビート・鹿沼・ココチップに植替えをして、新芽が吹いた~
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ダローは、芽欠きをせずにこのまま育て、新梢が伸びた6月には、不要枝で“緑枝挿し”に。

春に2号ポットで購入の6種。
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5号ポットで、枝を矯正中。
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雪の中で冬越しさせた、この春で2年苗。3年目が始まります。
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芽吹いて、この姿。
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春先、裸だった親木・・・
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開花が始まり、何故か? 蜜蜂では無く、熊蜂が蜜を求めてブンブンです。
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今年は親木も育ったので、それなりの量の収穫が出来ると期待、防鳥対策も考えないと~

5月16日
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3時過ぎに、ピン~ポーン 地区の派出所のお巡り、昔で言う“駐在”だ・・・
我家の人員を台帳を見て確認し、固定電話を今でも使っているか? との問。
使ってないが一応有ると答えると、最近、海外からの“トクリュウ”に因る詐欺が多発中。
“察”が一括して手続きして、海外からの電話を遮断出来るので、書類に署名捺印を! と。
後に必要で有れば、復活出来ると・・・

海外に知り合いも無し、使う事も無い・・・三文印を押し・住所氏名を記して、渡す。

“察”が帰り、妻曰く「誰?」「駐在」「何?」「斯々然々・・・」
妻が笑って言った「お父さんの性格からして、信じられない~」と。
「本物の警察官なら、ピストル撃って見せてョ」と、言うかと思ったと・・・

今の“察”は、それほど信用が無いのです。
“覗き・盗撮”は日常、火事場から“金をクスネル” でも、ここの駐在は、真面目です。

5月9日
今日は、藪医竹庵に・・・
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1ヶ月分の、狭心症と血圧の“薬”を貰う次いでに、6ヶ月点検を・・・
尿検査・心電図・肺腹部CT・血液検査だ。血液は外部委託なので、結果は来月。
採血時の事・・・昔から、腕の血管が見えづらいのだ。

前に居た、看護婦は、見えないと自信無さそう・・・
「なら、手の甲から採れば?」「痛いよ!」「仕方が無いだろう~」こんなレベルも居る。
帰って、「血、甲から採られた」と言ったら、妻が笑って、「花子だな!」
市立病院で看護婦長だったそうな・・・

今回は、鈴木保奈美似の美形「チクッとしますョ」と言ったので横を向いて・・・
まだ刺さないのか?と、視線をを戻すと・・・半分位抜かれていた。
全く刺された感覚無し。「何回も抜かれたけど、上手いネ」「ありがとうございます」
帰って妻に話たら、「誰だった?」「ここ何ヶ月前からの人」
最近は、名札が胸から上着の裾に移ったので、見え難いのだ・・・保奈美と呼ぼう!

さて、藪医竹庵先生の診察。
コロナ禍から、聴診器やトントンが無くなった・・・それでも料金下がらず(笑)
尿検査・心電図は、正常。
CTを見て・・・肺は正常。肝臓の“水”は半年前と比べて、増えてないので問題無し。
“肝嚢胞”と言う奴で、原因は不明と言う。年寄りの5人に1人の割で有ると。
水が溜まり過ぎると、症状が出るが、小さいので大丈夫だと・・・

新たに、左の腎臓に極小の結石が1つ有ると言う。半年前は無かったのに・・・
胡麻粒位な、白い点が映ってます。
今は定着してるが、動くと腰に痛みが出るので判るが、小さいので小便と一緒に出ると。
これも11人に1人の割で有ると・・・

胃が小さいと・・・「朝 食べましたか?」見ると、萎びた茄子を連想した・・・(笑)
実際は、朝7塒に軽く茶椀一杯の御飯とを食べてました・・・11塒、既に消化してたのか?

胴体の輪切りを見せられて、これが皮下脂肪・筋肉・心臓・肋骨等々説明される。
腎臓結石が有った事は以外、半年で出来てたとは、やはり検査は大事だと再認識です。

しかし・・・喜寿を過ぎると、アチコチにガタが来て、段々朽ちて往くのかナァ・・・

今日(土)は、朝から予想通り雨・・・
隣の小学校が運動会、毎日練習してたのに・・・順延の様です。

5月7日
GWに合わせて、4月25日に開通した、鳥海山・祓川へ・・・
予報では、
今日は曇り時々雨。明日の8日が晴れると・風も弱い・・・
昼飯を喰ってから家を出る。秋田市に入ると雨・・・
ガッタガタの自動車道を走る・・・無料だから文句を言えないが、一般国道より悪路。
税金で造って、メンテしないのなら、造る意味無し。土建屋の一時援助工事か?

由利本荘で降り、何時もの鳥海高原へ上がる道に入る。
踏切から急登、公園を過ぎて緩斜面を走ると・・・目の前に山が・・・道路が塞がれてる。

狭い山道、何とか車を廻して、麓の床屋で聞くと、去年7月の豪雨で山崩れしたと・・・
開通の時期を聞いたが、利用の少ない道なので、何時開通か?判らないと言う。
奥の矢島町迄行って、スキー場への道からより登れ無いと・・・

延々と遠廻りして・・・山道に入ると、雲の中・・・ライトを点けて走る。
祓川(標高1000m)の近くに為って雲から抜ける。下界は雲海です。
山頂は雲の中ですが・・・
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4時間以上掛かって祓川登山口着、車が10台ほど止まってます。明日の晴れを期待して。
早速、ウイスキーのお湯割りで一人宴会てす。

夜、例の右肩から上腕の中の筋か?神経か?が、ズキズキ痛く眠れない・・・
寝れずに酔って携帯を触った為か? 非ぬメールを2通発信、ご迷惑をお掛けしました。

5月8日
5塒起床、朝日が昇る・風も弱い、予報通りです。
駐車場は、雪解け水が凍結して居て、ツルッツルでした。余程、冷え込んたのでしょう。
朝飯を喰い、珈琲を飲みながら準備。

何時ものルートで登る。雪面がパリパリなので、シールの効きは良し。
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100_1043 パノラマ写真
何時もの沢筋に亀裂が・・・今年は雪が多かったので、2列に割れてる。
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七つ釜避難小屋が見える。
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雪が多く、避難小屋からの尾根に抜けれる処が3箇所有る。手前を選択する。
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急登を過ぎ、緩斜面。
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右手に避難小屋が見える。ここからまた急登が始まる。
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ブッシュの切れ目を目指して、斜登する。
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緩斜面に出て、板を外して大休止。
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その後、斜登するが・・・雪面が凍ってて、歩く度にバリバリ割れる・・・
氷の薬師と同じ位の標高を稼いだが、これ以上登ったら、滑りに自信が無い・・・

切の良い処でシールを外しで、大雪路に滑り込む。
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雨に因る縦溝も無く、雪面も腐ってなくて、快適に滑れた~
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今回思った・・・1人で黙々と登るのは、とても苦しい・・・
北八甲田の様に1400~1500mのピークが続く山は、次の目標が見えて、張合いが有るが、
2200mの独立峰は、先が見えてても、中々近付か無い・・・

車に戻り、中を整理して帰路に・・・途中、蕨を大量にケット。即 アク抜きをして貰う。

これを打ちながら・・・両手全部の指関節が痛い・・・原因を考える。
登行時、雪面がカリカリなので、ストックを握る時に、無意識に力が入ったのかも・・・
初めての体験だ。

5月4日
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今年のGWは、兎に角天候が安定しない・・・
北海道で雪が積もったり、当地の1000m以上の山は、新雪に覆われた。

原因は、偏西風の蛇行だと言うが、晴れ予報コロコロ変わる。
25℃の日も有れば、一日暖房がいる日も有る・・・

GW後半の予報もハッキリせず、ストレスマックス(T_T)です。
明日5日が珍しく“晴れ予報”、春山スキーと思ったが、1900m付近の風が20m予報・・・
これでは、楽しく無い。10日過ぎ辺りから、晴れ間が続く様だが、果たして・・・だ。

それでも、自然は刻々と変化している。アメリカ花水木が咲いた。(2Fの窓から)

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石楠花も五分咲き。
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ピンク・白・黄が並んた、春の3部作。
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晴れ間を見て、菜園に耕耘機を掛けたが、その後の雨で土が乾かず、畝立ても出来ず。
馬鈴薯の植え付けも出来ずにいる。若干 フレイル気味だが・・・

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