腎盂癌 闘病記【22】手術前編の続き

4月2日
9時に、主治医と看護師が様子を見に来る。
腹腔鏡手術の跡を点検。
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臍から横の背中に掛けて、5cm間隔で4箇所穴が空けられて、四角い絆創膏が貼られてる。
他に、下腹部(左足の付け根)から、膀胱に向けて斜めに12cmの切開跡に長い絆創膏。

鏡に映して見た感じでは、ドジな侍が切腹に失敗した様な傷だ・・・
後で看護師が言ってたが、12cmの切開は普通の倍だと・・・左足への動脈に瘤が有り、
膀胱への尿管と交差してる事はCTで判っていた。大きく開き、目視で施術した様だ。
ついでに、その開口部から腎臓を取り出した様だ。

そこには、内部に溜まった血を抜く管が刺さってて、小さいプラボトルに繋がってる。
ボトルの中は空状態だ・・・主治医は「出血も無いし、邪魔だから抜きましょう」と。
ゴム手を嵌めて・・・一気に抜き、絆創膏を貼って終わり・・・

午後からは、血中酸素飽和度も安定して来たので、酸素吸入の管も外される。

4月3日
2種類の点滴が終わり、腕が楽に為る。同時に心電図等のモニター類も外される。
残りは、チンポから伸びた管と尿袋だ・・・

4月4日
術後してた、朝夕の血糖値検査も今日で終わる。腹帯も外される。

4月5日
10時に術後初めて、シャワーが許可に為るが・・・尿袋をビニール袋で包んで・・・

4月6日
9時 主治医の診察。明日はチンポの管を抜くと言う・・・
30分後に、若い医者が2人来て、今抜くと・・・痛みも無くスポッと抜けた~
これで、体から絆創膏以外無く為る(^o^)。
昼に主治医が来て、10日に退院OKだと。\(^o^)/

看護師から体重を測る様に言われる。69.5kgだった。
入院の時よりも、2kg減。切除した腎臓と尿管で1kg位? 後は、不味い病院食で痩せたか?

食事制限が無いので、2時過ぎに1Fに有る院内食堂へ
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950円のカツカレーを喰う。薄味の病院食と比べ、何と美味い事か!!!

4月7日
主治医に呼ばれ、ナースステーションへ・・・
摘出した腎臓と尿管の細胞検査の結果を知らされる。
①腎盂と上部尿管に癌が認められた。
②予想通り、病期は、T3N0M0。T3は腎盂・尿管周囲に浸潤有り。
 N0は、リンパ節に転移無し。M0は、遠隔転移無し。
③思ったより、綺麗に取れて良かった。
④今後は、化学・放射線・投薬治療の必要は無い。
⑤但し、症例で膀胱への転移が20~40%有るので、定期的に検査は必要。
⑥T3の5年生存率は、70%位。
⑦大館市立病院には、書面で連絡しておくので、定期検査を受診する様に。

退院迄2日も有る。治療は、絆創膏の貼り替え位・・・傷口が綺麗に為るらしい・・・
昨日、院内図書館で、“剣岳 点の記”を借りる。
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明治時代に、剣岳(当時は越中剣岳と呼ばれてた)に三角点を設置する話。
新田次郎の山岳小説は、好きでは無いが、目に止まった・・・
発売当初はベストセラーにも、映画にも為ったが新田に興味にが無かったのだ・・・
剣岳には、山嶽部時代に八ツ峰・チンネの岩登りに4年通ったし、山頂も踏んだ。
山頂に特例の4等三角点が有るそうだが・・・そんな物には興味が無かった・・・
ただ・・登山路も装備も無い時代に、何処から登ったのか?だけ気に為ってた。
読み進むと・・・懐かしい尾根や地名が出て、アッとの間に読み終えて仕舞った。
予想通り、長次郎雪渓からの登頂。案内役の宇田長次郎の名を後に雪渓に冠した様だ。

4月8日
久々の晴れ。5Fの病棟から、八甲田連峰が輝いてた!!!  南八甲田連峰
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左の白い山塊が、北八甲田連峰。右は、南八甲田連峰。毎年GW前迄、山スキー。
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今シーズンは、1回も八甲田に行けなかった・・・GW前に行って、登って滑りたい!!!

4月9日
看護師が、大館市立病院泌尿器科と連絡を取り、4月13日9時の診察予約を取ってくれる。

4月10日
朝の診察開始前に、主治医が病室を訪ね、「◯◯さん、退院おめでとう」と・・・
病棟の看護師・ICUの看護師・哲平先生、皆さんに世話に為った~
後期高齢者、手術代他医療費が格安なのに驚く・・・
9時半に、妻が迎えに来てくれる。15日振の我が家、水仙が咲き始めてる。