この土日は、孫が泊まりに来る予定だったので、山は考えて無かったが・・・
土曜の午前中に来たが、母親が風邪気味で病院に・・・インフル的中で、
土曜日の夜勤は交代して貰い、2階で床に就いてた・・・夕方帰宅。
仕事柄、予防接種は受けてたらしいが・・・それでも罹患とは・・・
天気も良く、外遊び、ゴムを曳いて飛ばす飛行機に飽きて、近くの小山を散策。
ドングリの実が矢鱈落ちてて、中には根が2~3cm伸びてるものも・・・
少し拾って、家に帰って庭に植えると云う・・・リスが来るかもと。
日曜日の予定が、無くなってしまった・・・
今日(日曜日)は早く目覚めた、外は凄い朝靄と車の窓がバリバリに凍結。
山のライブカメラ画像を見ると、鳥海・秋田駒・森吉・岩木・八甲田がハッキリと。
秋田・青森全域が晴れです~ 急遽山へ・・・
用具他は常に車の中、コーヒーとメシが出来ればOK。
日帰り最短で往ける田代岳は、林道の雪が消え、ドロ道とのことで×
次の森吉山は、2月19日の遭難者がまだ発見されず×
結局、毎度の八甲田へ・・・
黒石ICからの岩木山、山頂部に薄雲が・・・

日曜日で久し振りの晴れなのに、意外と少ない人出です。
ツァーの団体、滑走地点に・・・樹氷は少し甦り・・・
前回の13日より新雪が30cmほど増えてます~

これから登る山のバノラマ ↓八甲田大岳の裏までの1人ツァー

南八甲田の山々も丸見えです。こんな天気は今シーズン初。

トレイル通り往くと、八甲田温泉に降りてしまいます。
ツァーは回収バスが有るが、一般は歩き以外無し・・・大変な事に・・・

最初の登る 赤倉岳パノラマ 夏道が山頂に伸びてるのが見える。
この辺は薄最中だけど、シールは効く。

風は冷たいが・・・太陽カーン~

赤倉岳の夏道が判る辺りまで登ると、ガリガリでシールが効きません・・・
前回13日と同様、板を背負い・ストックを1mに縮めキック・ステップで・・・
兼用靴は何回やっても登り難い、コバの確りした重登山靴なら1回の蹴り込みで、
ステップが決まるのだが・・・
でも、登山靴1.5キロ+板1.25キロ+金具1キロ=3.75キロ(片足)で重い!!
遊びで歩くには、軽量化されたものが楽チンです~
今日の道具は、兼用靴1.1キロ+板0.8キロ+金具0.55キロ=2.45キロ
赤倉岳山頂部は風が有りフードを冠る、風裏のいつもの場所で板を外して一休み。
一休みでも、ザック降ろして・板外して・座して一服しないと休んだ気に為らない。
最近はいつもそうだ・・・あぁ~田代岳初ルートの時は、余り休んだ記憶が無い。
あの時は偵察から完登まで、真剣に遣ってたなぁ~あんな緊張感が堪らない・・・
赤倉岳から井戸岳との鞍部にスキーでトラバースです。
ハイ松に雪が載ってて歩き易い。 井戸岳パノラマ

右手に南八甲田の山々も目線の高さに・・・ パノラマ

鞍部に着くと、高田大岳が姿を見せます。

井戸岳の噴火口 正面南側に八甲田大岳がデ~ン~と見えます。

井戸岳から八甲田大岳との鞍部に在る、大岳避難小屋へは、
夏道左下のハイ松帯をスキーでトラバース。
前回13日はハイ松帯に雪が無く通れないので、
板を背負い夏道を避難小屋まで歩きました。
大岳避難小屋からの八甲田大岳北斜面。

八甲田大岳のパノラマ

大岳避難小屋は誰も居なく、マドレーヌと饅頭でカロリー補給。
テルモスコーヒーを2杯。
いい気分で居ると男女混合ツァーがドカドカ15人ほど来た、
挨拶無し・板の間に靴で上がり込み、そこら一杯雪だらけ・・・
コンロを着けて飯を喰う様子。4人居たガイドも雪落して上がれの一言も無し。
ガイドは土間の椅子で飯・・・文句を言おうと思ったが・・・我慢・・・
北八甲田には大岳を挟んで、北にこの大岳避難小屋、南に仙人岱避難小屋が在る。
仙人岱小屋は、地元の山の会が常時使ってて管理が行き届いてるが、
ここは、冬戸も碌に閉めず中は雪だらけ・・・
客の質が悪いのか? ガイドが駄目なのか?
ガイドが確り言えは、客は従うはず。
文句言われて嫌なら、遠路八甲田に来なければいいのだ。
ガイドが駄目なのだろう・・・
雪崩れる斜面滑らせて、死者だしたレベルだから・・・
夏場百姓して、雪降ればナンチャッテガイド・・・関係者見てたらご免デ
そんな小屋を早々に退散して、八甲田大岳の東斜面を巻いて仙人岱へ・・・
大岳環状ルートの標識竹が林立してます。
今回は、最初から大岳に登る予定では有りません。
雪が良ければ、仙人岱から睡蓮沼に滑るつもりでした。
高田大岳に向かってスタートです。ここでシールを外して滑走です~

左手には、降りて来た井戸岳 パノラマ

高田大岳の北西斜面パノラマ
小岳と大岳の間を通って仙人に向かうが、大岳側の高い位置を滑らないと、
途中で登り返しに為ります。
雛岳↓ 高田大岳↓ 小岳↓

八甲田大岳の東斜面、昼になると雪が腐ってズシズシ・・・・
板に乗った雪が重い・・・

仙人岱避難小屋が見えます、後ろは硫黄岳。一面の雪原、雲が出始める。
小屋から睡蓮沼に向かっても、下部は斜度も無くグサグサに苦労するだろう・・・
観光道路の除雪は全部終わってると思うが、酸ヶ湯まで1時間の歩き・・・

4月1日から谷地温泉⇔酸ヶ湯温泉間が開通なのに、
睡蓮沼までの竹竿標識が未設置。今までに無く遅い・・・・
睡蓮沼を止め、ツァーコースの硫黄岳ルートを帰路と。
仙人岱避難小屋に寄らず、硫黄岳との鞍部に滑り込みます。
雪が重くて回すのが大変・・・
鞍部手前から振り返えってのパノラマ
小岳↓ ↓高田大岳の頭

コース標識が付いてます。竹竿も・・・
これに沿って滑り、地獄湯ノ沢で大岳環状ルートと合流です。

硫黄岳北斜面をワンペアが登ってます、東斜面を滑るのでしょう・・・

ここはまだ日差しが有るが、西から怪しい雲が・・・・

この辺で、バランス崩して横転倒・・・首がギクっと鳴った・・・今の所大丈夫そう
南八甲田の山並みパノラマ

岳樺(だけかんば)
この木の冬姿が好き、この色合いが好きだ。高い処の奇形よりも。
其々の木肌の色合いが微妙に違うのだ・・・
成長に従って樹皮が剥げるが、油分が有って濡れてても燃えるし、
以外に火力を得られる。遭難対策用か???

此処まで来ると、酸ヶ湯までは5分位。
板外して、おにぎり二個を喰う・・・時間は1時を回った、バスは酸ヶ湯発2時。
風も無く暖かいので、ゆっくり休んでると、外人ペアがシューで登って来た。
ザックの大きさと・時間からして仙人小屋泊か・・・
三沢市に米軍基地があるので、八甲田に来る外国人は多いし、日本語も達者。
子供で方言を喋るワラシも居る位だ・・・
「チワーー」「コン 二チ ワァ~」
バス時間も迫って来たので、酸ヶ湯に降りると駐車場の除雪をしていた。
4月1日に道路開通なので、駐車場の整備。

2時発のバスに乗り、390円で車回収。
帰る途中、城ヶ倉トンネル(登り勾配・直線で約50m)に入った途端、
車が180度回転した・・・
朝は道路が凍結してて4駆で通過したが、帰り解けてたので4駆を解除してた。
対向車が無く良かったが、あの狭いトンネルの壁が目の前に来た時は、
あぁー壁に衝突するー と、まだ車は90度より回転してなく、その後の90度は、
横転する錯覚に陥った・・・
反対車線に止まったので、一旦トンネルから走り出て方向転換、
4駆に切り替えて再突入・・・入り口10m位がブラックアイスバーンだった・・・
登り坂だったので、何気に加速したのが原因だべぇ~
冬場何回も通った場所だったから油断も有ったべなぁ~
気を付けなければ・・・
帰路 黒石の大河原温泉200円で一風呂。
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